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2009.01.22

掲載のご案内


スペインのロフト出版より「ATLAS FOR LIVING」という本が出され
その中に、当アトリエ設計の福岡市の住宅「R」と佐賀市の住宅「3×3」が掲載されました。

きのうアトリエに本が届きましたが、2物件の資料を送ったのが2007年の10月
だったので、出版まで随分時間がかかったことになります。
これまで、「CITY CUBE」、「SHIMA STYLE」、「FABRIC WALL」が
海外の本に掲載されましたが「R」と「3×3」は、今回初めてなので嬉しく思っています。
以前、アルゼンチンの出版社と中国からも依頼があったため
資料を送りましたが、そこからは掲載された本が送られてきませんでした。
意外といい加減なところもありますが、ロフトは必ず送ってくれます。
まあ、海外の本に掲載されたからと言って、日本の本屋さんで必ず見つかる訳でも
ないのですが、ありがたいことです。

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きょうの日本時間午前2時より、オバマ大統領の就任演説が行なわれ
朝のニュース番組と朝刊で少しばかり見ました。
かれは、リンカーン大統領が使用した聖書を使って宣誓したそうで
アメリカの知識人は暗殺された大統領の縁起の悪さを感じるとともに
オバマが暗殺を覚悟してもアメリカという国を変えていくという
強い意志の表れとして受け取めているというようなことをメディアが伝えていました。
いまだに差別が残るアメリカにおいて、今回の未曾有の危機は、
誰がやっても困難を極め、リスクが高いため
白人階級の人々は敢えて黒人を選んだとも言われているようですが
何事も大きく変換が必要な時というのは、勇気を持ってリスクを選ぶことが
最大のチャンスであり、
かれは、このリスクを解決していくことが
人種差別をなくす最大の使命であることを考えると
想像以上の重圧に耐えていかねばならず、
大変だろうなあとつい思ってしまいます。
それにしても、大統領としての言葉の持つ強さを感じる就任演説でした。
これまでの「we can」や「change」という言葉を安易に使わず、
国民に対する厳粛かつ誠実な語りかけだと思いました。
ボクは次のフレーズに胸が熱くなりました。
「この日に我々が集まったのは、恐れではなく、
希望を選んだためで
争いの代わりに団結を選んだからだ。
 この日、我々は実行されない約束や悲しみを終わらせ、
これまで使い果たされ、
そして政治を長いこと混乱させてきた教義などをやめる。
それを宣言するためにやって来た。」
この歴史的就任演説を聴くためにワシントンに集まった200万人近い聴衆を
我々として含めた語りに素晴らしさを感じました。
どこかの国の書いてあるものの棒読みだけの所信表明とはまったく違い、
聴衆に向かっての演説はさすがでした。
みなさんも是非、演説草稿を読まれてみて下さい!

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2009.01.20

アサヒビール

風邪が治ったら、無性にビールが飲みたくなりました。
実は、ボクはいけないことですが中学生の時からビールを飲んでいました。
我が家では、父がアサヒビールの社員で、社宅に住み
営業をしていたこともあり、ビールを飲むことが不自然でもなく
ときどき、少しもらっていたような感じでした。

当時、アサヒビールはどん底でキリンが50%近くシェアを占め
サッポロに続いて業界3位、昔は1位だったのが次第に売り上げが落ちてきて
まもなく、4位のサントリーに抜かれそうな状況でした。
(先日の新聞で、サッポロがサントリーに抜かれた記事が載っていました)

昔から、重たい味で受けていたのが、次第に世間の嗜好の変化に
対応できず、若い世代に飲まれなくなってきたのが原因です。
しかしながら、それまでの味を変えるということは、大変な冒険で
失敗すれば、これまでの愛飲者も失うことになりかねず、旭化成の管理下
におかれ、旭からの天下りの社長が来ても、売り上げは落ちるばかりでした。
そういう状況を社宅に住み、家族はいつも父から聞かされていました。

アサヒはその後、大幅な人員削減を断行し、本社も売り払って
ますます、規模が縮小していく中、当時経理をしていた私の父も会社に
見切りをつけ、経営コンサルタントとして転職しました。

その後、アサヒは社長に住友銀行から樋口廣太郎氏を迎えます。
樋口氏は、アサヒの工場を見て回り、落ちぶれても確かな技術力が残っている
ことを確信します。そして思い切って味を変えることを指示し、
企業のCI戦略のさきがけとなります。
そして、大変な勇気を持って味を変えラベルもブルーに変え世に出したのが
「アサヒ本生」というビールです。
このときのビールをどんな味だったのかもう一度飲んでみたいと思うのですが
残念ながら、アサヒ本生は主力商品だったにもかかわらず、次に出した
「スーパードライ」の大ヒットにより、いつの間にか消えていきました。

大衆の嗜好にタイミングよく合わせ、何杯飲んでも重くならないドライは
「コクがあるのにキレがある!」というキャッチフレーズによって売れまくります。
その結果、アサヒは手放した東京、浅草の吾妻橋の本社跡地をバブルにも
かかわらず、高値で買い取り、フランスのデザイナー、フイリップ・スタルクに頼み
金色の炎のオブジェが乗っかっているビアホールを伴った本社ビルを建てます。
アサヒビールの起死回生の復活物語は、企業間では語り草になっています。

だからそう思うと「スーパードライ」がきょうもまた飲みたくなるのです!

すると後で「アナター!飲むなら発泡酒にしてェー!」と妻に言われました。
ハァーイ!----------–。

“アサヒビール” への2件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    ちょっと立寄らせていただいたらこの話。「切れがあってコクもある」いい話しです。実は明日(今日かな)所用で吾妻橋のそこで打ち合わせ予定なのです。そういう風にでは視てまいります。へえーーー、そうだったんですか・・・!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    そうなんですよ!スタルクのビアホールで打ち合わせってかっこいい
    ですね。是非、トイレに行ってみてください!
    全面に水が流れ落ちるガラスに向かって
    小用を足せるようになっています。

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2009.01.19

新規の施主

休み明けのきょうは、先週電話でご相談を受けていました新規の施主ご夫婦が
急遽、アトリエに来られました。
佐賀市内に土地を購入されてのご相談です。
ハウスメーカーもいろいろご検討されたようですが、
デザインや金額面においてご納得できなかったようで
佐賀の物件を手掛けている福岡の設計事務所をホームページで
調べられ、当アトリエを知られたようです。
ホームページでの依頼は、最近とても多くなりました。
昨年の夏までは、抱えている物件が数多くあり
アトリエの許容範囲を越えていましたが、年末よりようやくペース配分が
できるようになり、落ち着いて仕事をすることができています。
特に、スタッフのカサギが桜坂プロジェクト(デベロッパーの都合により実施設計までを
終えた状態で延期)から解放されたことが一番大きく、彼女を1年間ずっと
桜坂に取られた状態のなかでの設計依頼の増加は、ありがたくも
対応が厳しく、四苦八苦していました。
これからは、フルメンバーで対応できますので頑張ります!

現在、新規物件、飯塚 S PROJECTの計画を進めています。
以前から思っていることですが、ガレージを車を置くスペースだけではなく
もっと、車を外に出してのリビングとのつながりを持たせたスペースとしての
有効活用もできないのかと考えています。

7時からは、筑羽工務店のハタさんがアトリエに来られ、豊浜 N PROJECT
の実施設計図面を渡しました。その後、実施設計中の茶山のK PROJECT
の木架構についてアリヨシとともにご相談。
帰り際にフジヤマの祖父母へ3箱もせんべいをいただきました!

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2009.01.17

独立第一作

きょうは、土曜日。
3時までに仕事を済ませ、スタッフ全員を車に乗せ
柳瀬さんのところから独立され、
第一作となる相良くんの糸島の住宅のオープンハウス
に行って来ました。

敷地は、唐津湾の避難港に面しており、こじんまりとした程よい大きさの港の景色と
松林を十分に取り込み、身体の障害をもたれた方の車椅子の生活を考慮した住宅で
とても好感が持てました。

車椅子での生活の場合、どうしても特殊な器具などが出過ぎて、住宅の雰囲気より
施設的なハードさが出がちになりそうに感じますが、この住宅では車椅子の動きを
十分に考慮に入れた空間の拡がりが豊かさとして感じられるとともに
ドアノブ、引き手、スイッチプレート、キッチンカウンターの手元燈、バーなど
細やかなデザイン的配慮によって北欧的な気持ちの良い空間が造られていました。
機能的に作ってあるのに
それが健常者ではわからなかった楽しさにつながっている住宅です。


また、何と言っても師匠から受け継いだキメの細かさを見せながら、
まったく柳瀬流を踏襲せず
自分らしさを出そうとしながらも高い完成度で造っているところが
素晴らしいと思いました。
かれはこれまで、いろんな人のオープンハウスに必ず見に来ていました。
見ること、LOOK!LOOK!LOOK!百聞は一見にしかず!
見なければ絶対に上達はしません!
僕達でも忙しさにかまけて見なければ裸の王様で終わりです。

最後に一つだけ指摘するとすれば
外観の形態上の問題として屋根の折れ方がこの案しか他になかったのか
もう少し、検討の余地があったかもしれません。

しかしながら、独立第一作として順調な滑り出しで次の住宅が楽しみです!

“独立第一作” への2件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    先日は遠い所までお越し頂き、ありがとうございました。
    先輩方に批評を頂ける滅多にないチャンスで、とても勉強になりました。
    大石さんのデザインを追及する姿勢等、見習わせて頂きながらがんばっていこうと思います!
    今後もどうぞ宜しくお願いします!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    住宅の場合、施主の方が住まわれると僕たちは絶対見れませんので
    こちらこそ、ご案内ありがとうございました。
    勉強になりました。

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