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2009.08.10

東京出張

先週は、金曜日に東京へ行ってきました。
千葉の住宅の実施設計が完了し、施工業者の方へ見積りのための図面を渡しました。
今週より盆休みに入るところが多く、見積りの提出は9月になりそうです。
これまで、コンクリート造での概算で何度も出してもらっていましたが
今度は鉄骨造での本番です。
施主との出会いの後、長い時間が経ち、やっとここまできました。
まだまだいくつかの山を乗り越えないといけませんが、絶対に頑張るつもりです!

その後、東京で働いている大学の同期2名と28年ぶりに新宿で飲みました。
外苑前より銀座線から丸の内線へ乗り換え新宿へ向かいましたが、
銀座線は古い地下鉄で独特の雰囲気があります。

新宿は当初、歌舞伎町の西洋酒場ギリシャデカメロンという何だかとてもいかがわしい
名前の場所でしたが、予約を忘れていたらしく満席で結局、思い出横丁という
昭和の雰囲気がいっぱいでカストリ酒が出てきそうな映画のセットのような
とおりに面する間口がきわめて狭く、火が出たら焼け死にそうな店の2階で飲みました。

先を行くこの二人のオジサンが同期です。背中に人生が出ています-----—-。
東京での夜は更けていきました-----—。

余談ですが、僕たちの学年は30名が定員で当時、芸工大というのは物珍しさもあり、
全国から来ていました。
福岡出身は7名のみで九州は沖縄1名、宮崎2名、長崎2名、大分1名、
中国では山口3名、岡山1名、広島2名、鳥取1名、
四国では、愛媛1名、高知1名、
近畿は三重1名、
中部では、愛知1名、岐阜1名、長野2名、
関東では、埼玉1名、栃木1名
東北は秋田1名

建築の設計に進んだのは、アトリエ系が5名、組織系が3名
ランドスケープが2名、コンサルタントが2名、施工が6名
公務員が3名、ハウジングが1名
店舗設計が2名、その他が6名

女性は2名しかいなくて、現在半数が女子学生という現状とは大きく異なります。

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2009.08.02

近況報告

突然のブログの休止に対し、みなさんにご心配をかけ大変申し分けないと思っています。
理由についてはみなさんが考えているほど深刻なものではありません。
また相手から抗議のメールを頂いた訳でもなく、あくまでアトリエ内での指摘によるものです。

しばらく、ブログを止めてみると、とても楽な気分になってしまい
ブログの再開をやろうという気持ちがだんだん萎えてきましたが
1ヶ月が経ち、現在のプロジェクトの状況をご報告したいと考えています。
このブログへいろいろと書き込んで頂いた方々にも対し改めてお礼を述べるとともに
今後、少しずつですが再開していくつもりですのでよろしくお願い致します。

現在進めている2つのプロジェクトについて
田川I PROJECTはお盆明けの24日のお引越しに向け、着実に工事が進んでいます。

足場も取れ大小二つのL字フレームによる建物が田園のなかに全貌を現しています。

二つの棟の単純な構成ですが、この広がりのある田園地帯ではそのことがむしろ
力強さにつながっていると思います。

内部は、2階の箱部分の壁、天井仕上に8ミリの無垢材を使用しているためか
とてもソリッド感があり、しっくいとの組み合わせも含め、とてもいい感じに仕上がっています。
リビングより外部デッキに出る開口部は木製建具で框をすべて隠し框にしていますので
建具を閉めるとハメ殺しのように見えるようになっています。
今後は、施主の方が選び抜かれたかっこいい外国製の衛生器具が
順次取り付けられる予定です。

福岡市、西公園の司法書士オフィスは今月の12日が引越しです。

予算をクリアするために木造の3階建てで造りましたが、
たぶん木造には全く見えないと思います。

うちのアトリエの設計らしくとても繊細にできたと思っています。
正面のスチールのカーテンウォールは、ビーワークスの馬場崎さんに頼みました。
建物を三層に貫くエンジの耐震壁が強調されたデザインになっています。
エンジの色は何度も見本を作り、施主と話し合って決めました。
オフィススペースはグレーの床に対し、エンジの壁以外はすべて真っ白な空間です。

建物奥の南側に取られた階段室を通し、明るい光が入ってきます。

小さな建物ですが、ディテールもばっちり決めうまくできたと思っています。

きょうは、日曜日ですが写真を編集し、このブログを書くのに2時間程かかりました。
今後は、まず最低、日曜日は更新していこうと思っています。

司法書士オフィスビルは、まもなく竣工を迎えます。

“近況報告” への2件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    先週うちの近くにある田川のIprojectの前を車で通りました。
    分かり難い場所にあるんですね。
    オープンハウスはないんですか?

  2. SECRET: 0
    PASS:
    お近くなんですね。できればアトリエのメールに一度アプローチ
    していただくと情報についてお知らせできるのですが-----–。

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2009.06.26

お詫び

ここ2、3日のブログにおいて不適切な表現があったことをお詫びします。
自分において相手を著しく傷つけているということが理解できていない
ということにボク自身大きな問題点を感じました。
これまですれすれで書いてきたつもりですが
やはり、公的に個人的思いを誰も傷つけずに書くことは難しいようで
しばらく休止することにしました。
今後は、プロジェクトの進行状況のみをご報告していきたいと思っています。

“お詫び” への6件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    そうですか・・・・
    そういう事情なら仕方ないかもしれませんが、
    毎回建築についての話や、スッタフさん達の面白い話など、
    楽しく見させて頂いた者としては少し寂しく感じます。
    ん~ブログ難しいですね。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    エーテルのような存在は死に出いる状態です。摩擦が生じるから前にも後ろにも進むし止まることも出来ますよ。大石さんブログ止めて澱まないで下さい。お金がないから家は頼みきらんけどブログの再開は今すぐ頼みます。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    この度は私が質問をしたことにより多大なるご迷惑をおかけして申し訳ありません。大きな責任を感じています。個人的な質問であったので大石さんのブログを通してお尋ねをするべきではなかったと反省しています。申し訳ありません。今回の件でブログを中止するとのことですが、私を含めたくさんの方が大石さんのブログを楽しみにしていることだと思います。是非、ブログを再開していただきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。初めまして。私、京都の設計事務所勤務のスタッフです。私の勤める事務所も地方で少数精鋭ということで、立場は違えど、いつもとても親近感を抱き拝見させていただいておりました。大石さんのブログは、建築のことはもちろん、所長さんの考え方やお気持ちが、おそらく人柄と共に楽しく表現されていてとても勉強になっていました。ありがとうございました。。。私事ですが、私の母は、私の事務所の設計する窓の少ない四角の箱型住宅に陰気で怪しいという理由で、外観を見るだけで少し不快感を持つようです。でも、若い御施主様の方々は、四角の箱型建築を望まれます。住宅の外観もある程度公共性を持ちうると思うのですが、全く誰にも不快感を与えないことは不可能ではなのかな?と思っております。もちろん、故意に不快感を与えたりでなく、あくまでも、本当にいいと思える、設計した建物について責任が持てるが前提ですが。。。スタッフという立場で若輩者ですが、今回のエントリーで少し思うところがあり、失礼かもしれませんがコメントさせていただきました。ご了承ください。
     内容は変われど、建築の楽しさに溢れたブログが再開されることを期待しております

  5. SECRET: 0
    PASS:
    お久しぶりです。むずかしい問題ですね。言葉というモノは非常に扱いのむずかしいモノです。最後は結局受け取る側がどう受け取るかになってしまうという事。僕も人と接する仕事をしていますので永遠のテーマですね、このような問題は。大石さんがどのような判断をされたにしろ、毎日更新されたかチェックする僕の毎日の日課は変わりません。

  6. SECRET: 0
    PASS:
    去年、授業でお世話になったものです。
    先生のブログはとても楽しみに拝見しています。
    言葉って、難しいですね。
    たった一言で相手を喜ばすこともできれば、
    不快な思いをさせてしまうこともできます。
    言葉の受け取り方って難しいですね。
    それでも、先生のブログは読みたいので、
    一日でも早いブログ更新を楽しみにしています。
    *長々とすみません。

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2009.06.25

神野氏来福

きのうは、東京より構造設計をお願いしている神野氏が来られ、
市崎 O PROJECTの上棟後の金物納まり等の確認を行っていただき
その後、アトリエで千葉の住宅と飯塚S PROJECTの構造打ち合わせ。

夜7時より、松山将勝さんの紹介を兼ね中洲のイタリア料理屋でスタッフのヒラノとフジヤマ
とともに懇親会を行いました。

松山くんは、ボクのブログを通し、神野さんの構造表現主義的でない構造家としての
姿勢に共感し、今後の方向性としてぴったりの神野氏を是非紹介して欲しいと
思われたようで、お二人にとってこれが何か大きなきっかけになれば幸いです。

神野さんのお話に聞き入る中、気が付くと午前1時半。
そこで取り合えずお開きとし、神野さんと松山くんと別れ
僕たち3人は、中洲にある近くの「王ちゃん餃子」へ。

もうそう言えば山笠の季節、少年ラグビーの草ケ江ヤングラガーズでお世話になった
知り合いの方がはっぴを着られて数名と来られていました。
遅い時間なのにこのお店は大勢の客で一杯で賑わっていました。
ここの餃子は有名ですが、お酒を飲んだ後の締めのしょうゆラーメンは絶品です!
ヒラノはもうのどのところまできてて食べれません!というのでフジヤマと
しょうゆラーメン2杯、餃子2人前、ビール大瓶1本を頼みましたが
小わんに少し取り分けヒラノにあげるとおいしそうに最後まで食べていました。
以前連れてきたことがあるフジヤマは前の店で、きょうここに行かないかなあと思っていた
ようで「おいしかったあ!!」と喜んでいました。

3人でタクシーに乗り、途中フジヤマを降ろしヒラノとともに
西新に帰ったのが午前2時半でした。

神野さん、松山くんお疲れ様でした!

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毎週、日曜日、福岡では1時半よりあっている大阪の討論番組「そこまで言って委員会」。
きのうは、そこに建築家の安藤忠雄が出演されていました。
並み居る文化人の論客たちも世界的建築家である安藤の風圧に
押され気味でさすがでした。

高卒で東大の名誉教授、元ボクサーであらゆる難題を闘志で戦い抜いてきている人は
常に説得力があり、鋭い眼光にみなさん威圧されていました。
実行力を伴った闘う建築家として世界的名声を勝ち得ている凄みには、
軟弱な文化人にとって論破できない存在であり、彼らのあらゆる質問に対し、
実にうまく切り返していました。
 
政治評論家の三宅さんが、地方に行くと丹下健三氏が手掛けた建物が数多くあるけれども
どれも使い勝手とか評判が悪く、東京都庁舎も雨漏れの修理など設備的な不備で
多額の修理費で物議をかもしている。建築における権威についてどう思いますか?と聞けば

  丹下さんは、国の威信を賭け、数多くの建物を手掛けられ日本の高い技術力と芸術性を
 世界に示された方で、少々雨が漏ろうと当時の国民の気持ちを奮い立たせた建築家です。
 日本人は権威に弱く、文句を言わない。
 権威ある人たちに発言する人がいなかったのがこの国の大きなまちがいです。

でも安藤さんもすでに権威があり住宅を建てる人に闘って住むことを押し付けているのでは?

 住宅を建てる人と、とことん話し合い、あくまで共同作業としてお互いの考えを
 ぶつけ合いながら住まい手に住むための責任を求めているだけです。

 自分は大学に行っていないぶん、人一倍勉強をしなければと覚悟を決め、
 京都大学や阪大の授業に使われている教科書を買って、一日15時間読み漁った。
 大学の4年間でやっていることを1年間でやろうと思った。
 学歴がなく自分みたいになりたいと相談に来る人がいるけれども、
 覚悟がないやつは全く駄目でなれる筈もない。
 覚悟は子供に教え込まなければならない。
 
 東京大学の教授に就任するに当たり、周りがみな反対するなか
 当時サントリーの会長である佐治さんに相談すると

 おまえは止めとけ! いじめられるだけやから
 おまえは建築しかできない、向こうは勉強しかできない、だから接点がない!
 と言われた。

 自分はあくまで学生と共に勉強したいと思い、なった。
 実際なってみると自分より学生の方が知識が豊富だった。
 そのかわり、勘が悪い、感性がない、行動力がない。
 かれらは、勉強をしてきた結果、忍耐力はありますが
 いつも一番できたから協調性はない。
 自分中心でこういう人が一杯集まって国をやっているのであぶなっかしい

などなど。
久しぶりに安藤節を聞きましたがお元気そうで是非、東京オリンピックを
成功させて欲しいと思いました。

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