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当アトリエの現場は、現在3件ありますが、建築現場は日曜日と盆、正月以外は
祭日であっても動いています。
22日に3件の現場
(市崎O PROJECT,笹丘Y PROJECT,茶山公園に向かって開け!PROJECT)
を全て回りましたが、どの現場も皆さん一生懸命働いておられ頭が下がる思いでした。

市崎O PROJECTは、敷地周囲のコンクリート外壁の塗装に入っており、
外周部が終わり次第、木造部分の茶色の吹付けに入る予定です。
内部は、ほぼボード下地が完了し現在、突き板合板の接着貼りを行なっています。
突き板が終われば、内部壁の吹付けに入る予定です。
突き板は、前田建具の前田さんのところであらかじめ塗装してもらったものを張っており、
以前、松山さんから教えて頂いた突き板ボードの張り方について
現場と前田さんと事前に協議し
接着剤とピンの併用では、後でピンホールができるため、前田さんの提案により
はけを使わず、接着材を下地にスプレーして接着し
仮止めのピンを使用しない方法で行なっています。

笹丘Y PROJECTは、1、2階の木枠の取り付け及び1階天井下地が完了し、
外部笠木、水切り等の板金工事が完了次第、サイディング張りに入る予定。
サイディングはライトグレーに塗装されたリブ状の板をタテに使用し、
タテラインを強調した壁と真っ白な庇の水平ラインの組み合わせになっています。
道路前面の二段になった庇が建物に深い陰影を作ります。

茶山公園に向かって開け!PROJECTは、いよいよ外壁サイディングの塗装に入ります。
2階は、ほぼボード下地が完了し、1階のボード張りに入る予定。
2階道路側サッシ前面に設置するたて格子の見本を一部原寸大で作製し
土曜日に施主に立ち会っていただき現場で決定する予定です。

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昨年まで5年ほど非常勤講師をさせていただいた九州産業大学建築学科の小泉教授より
先生が3年ほど前に1年間フィンランドに滞在され撮られた
北欧建築の写真を本にされたものを戴きました。
北欧での建築空間と光の関係が氏の美しい写真で収められており、
きっと建築関係者以外の方でも興味が湧く本になっています。
先生の簡潔な文章もわかりやすくとても読みやすい本になっています。

先生、もっと親交を深めさせて下さい!-----—と思ったのですが。
素敵な本を送っていただきありがとうございました。

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きのう、今日と二日間にわたり二人の若手建築家のオープンハウスを見せてもらいました。
一人は最近全国誌にも取り上げられている福岡のデザイニング展の仕掛け人である
井手健一郎さん。
もうひとりは、これから福岡を拠点にして活動していこうとしている
静岡出身の松本匡弘さん。
この二人は以前このブログで紹介した建築プロデュース会社主催の建築家コンペの
参加者であり、その公開コンペを見学したのち、ブログ上で井手さんの案を評価した
コメントを書いたことがありました。
コンペの結果、松本さんの案が採用され、その竣工物件を今日20日に見せて頂きました。
また、井手さんには今宿の教会のオープンハウスを昨日19日に見せて頂きました。
コンペ参加者の二人による、たまたま1日ずれて連続でのオープンハウス。
どちらの物件も、坪40万円台で完成した物件で非常に興味深く拝見しました。

二つの物件への感想については、ボク自身もまだ発展途上であり、
若手建築家の建物を評価するほどの人間でもありませんが、
取り合えず、自分のことは棚に上げ、年長者として少しばかり簡単な個人的感想を
書かせて頂くことをお許し下さい。

19日の井手さんの教会は、プロテスタントの教会で約85坪の木造3階建て。
かれは、表現豊かに、この教会に対する考え方を地域における解放された集会所とした
うえでの配置計画の意味から、構造上のアイデアまでコンセプチュアルに語っていました。

礼拝堂の上に住宅が乗っているプログラムとローコストという制約のなか
マンサード型の構造フレームや正面ファサードにおけるプロフィットガラス風の
特注ポリカボネートの採用など、非常に厳しいコストの中であきらめずに実現させようと
いう意欲を感じました。
ただ、もう一つ別な考え方をするならば
いっそ、付随する思いを思い切ってあきらめ、開かれた教会という一点に絞り、切り返せば
ローコストであることを逆手に取ったもっとシンプルで強い作品にもなったかと思います。
外に開かれた教会を前面の大きなファサードで示す以外に、もっと構成としての別な示し方も
あったのではと考えたり
外壁の材料なども既製の塗装されたサイディングではなく、無塗装の素の材料をビスも
見せて張るなどしたほうがプロテスタントのつつましさが出たのではないかなど
あれこれと考えさせられました。
逆にコンセプトを優先した結果、切り捨てた部分のなかにまだ切り返しする余地がある部分も
あったように感じられました。


一方、コンペにおいてプランもプレゼンテーションも一見、地味に見えた松本さんの住宅は、
ローコストであることから導き出されたミニマムなプランと形態が、緑多い敷地環境の中で
強い存在感を持って自然と対峙している建物で、住宅におけるあらゆる要望のなか、
ローコストという制約により潔くあきらめ、自然とのつながりという一点に絞り、
切り返した結果、観るものに素直に共感を与える建物になっていました。

非常にシンプルなプランにおける南側に一列に並ぶ、
デッキスペースとリビング・ダイニング・キッチンスペースは、対面の丘状の森に対して
対等な関係、等価で仕上られているため、どちらが外部で内部なのかわからなくなる
ような関係性が構築され、それが結果としてとても気持ちの良い空間になっていました。
また、洗練されたディテールとスパイスの効いたデザインが一つのコンセプトの下に融合し、
トータリティの高い住宅でした。

従来の建築的捉え方なら上記のような見方になりますが、それはある意味、
これまでと変わらない評価軸かもしれず、若手の建築家たちが目指す
社会性という評価軸では捉え方が違ってくるのかもしれません。
いわゆる建築の作品を作るのではない別の価値観が以前の集まりにおいても
あがっており、そこの部分に対する議論がこの二人のスタンスの違いを通して
起こることを期待したくなりました。

評価軸の問題はさておき、お二人とも、今後、福岡を代表する建築家として
是非、頑張って欲しいと思うと共に
ボク自身も「潔くあきらめ、そして切り返せ!」るのか?ということは自問自答しなければ
いけないと改めて思ったのでありました。

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先月、竣工しました西公園の司法書士オフィスの竣工写真が出来上がり
岡本さんより送ってこられましたのでホームページにアップしました。
興味のある方は、WORKSをクリックして下さい。
当アトリエは、住宅以外のオフィスや医療施設も手がけています。
お気軽にご相談下さい。
司法書士オフィスは以前このブログでもご紹介したと思いますが
敷地面積が15坪の土地に在来工法の木造3階建ての建物です。
コストもそんなにかからずに実現できました。

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2009.09.17

鳩山政権発足

昨日、国民の期待を一心に受け、鳩山政権が発足しました。
いつもなら、閣僚の記者会見など特別に見ないのですが、
夜遅く始まった昨夜の記者会見は、大変興味深く見させていただきました。
皆さん、ペーパーを読まずに堂々と会見されておられたことに
とても新鮮な印象を受けました。
特に、財務大臣になられた藤井さんは、高齢にもかかわらず、
歯切れよく、とても明快なスピーチで勢いがありました。
みなさん、官僚主導から政治主導への大転換を根幹として目指されており、
これは、単なる政党が変わっただけの変化というものではなく、
政策システムの革命という節目に我々は立ち会っているのだという気持ちになりました。
今後、転換を進めるためには、大臣が変わるだけでは難しく、官僚のトップを
全て入れ替えるようなことをして、官僚組織の体制を変えないと
思うような政治主導はとれない可能性があり、どのような方法で立ち向かっていくのか
これから具体的な方法の構築が必要だと思います。
などなど、夜中の1時を過ぎても終わらない会見を録画にして就寝。
早番の妻が出掛けた早朝、眠い目をこすりながら補習授業の次男を6時半に
起こしたため、きょうは眠たい一日となりました。

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