2011.01.16
STYLE FM
昨日、福岡市内のFM放送局の運営会社「夢大陸」の代表であった
女性社長が詐欺容疑で逮捕されたということを今日の毎日新聞の朝刊で知りました。
この地域型FM放送局は福岡市内の早良区百道にあり
当アトリエと同じ地域で、「STYLE FM」として知られており
音楽中心の番組構成であまりトークやCMが入らないため
アトリエでは3~4年前から時々、聴いていました。
放送の中で、「六本木の巫女」というコーナーがあり
この逮捕された女性が若い女性アナウンサーを相手に出演し
金融スペシャリストという立場から
日本が置かれている経済状況についての話をし、
近いうちに日本経済が破綻し、
通貨が紙くずになってしまうので海外に資金を逃していたほうがいいと度々、話をし、
これを知っている経済人はみな海外に金を預けているというようなことを話していました。
しかしながら、今にも破綻すると言いながら、
そうならず、常にそう言っているため
うちのアトリエでは、お騒がせオバサンと言っていたのですが
その後、このオバサンがこのFM放送局のオーナーであることを知り
民間の放送会社ではあるものの、公共の放送特権を利用した危機の煽り方に対し
問題があると思っていました。
まさか、この話しで多くの人々が投資詐欺にあっていたとは
毎日新聞による報道(この事件は、これまでは昨年よりなぜか毎日新聞だけが
取り上げていました。)があるまで知りませんでした。
こういう地域型ラジオ放送であっても、中味について問題がないのか
何らかのチェックが本来あると思うのですが
公共放送を利用した詐欺事件として
今後、類似の事件が起きないように行政は何らかの対応が必要ではないでしょうか。
または、こんな放送局を野放しにしていた行政にも
責任があるのでないかと思いますが。
2011.01.15
内閣改造
昨夜、菅内閣の改造人事が発表されました。
以前よりこのブログにおいて管さんについては、
厳しい意見を書かせてもらいましたが、
今回、与謝野さんを内閣に入れる人事においては、愕然としました。
おととしの秋、自由民主党から民主党へ政権交代され
国民が政治に変化を求めた大きな理由は、
官僚主導から国民の声を反映させた政治主導への変換であり、
政治主導による財政改革なくして消費税増税は無いという強い意向であった筈です。
始めに消費税増税ありきの与謝野さんを内閣に入れるのであれば
民主党というのは自由民主党のなかの民主党としての一派閥と
なんら変わらないのではないでしょうか。
管さんはマニュフェストの見直しや大きな政策の変更を行うのであれば
まず、国民に対し説明を行ない、衆議院の解散を行って
再度、信を問うべきです。
このまま、なんの説明もなく代わり映えしない改造人事で
消費税増税に進むのであれば、官僚主導による政策転換において
国民に対する裏切りであると思います。
また、仙石、馬渕氏に対する参議院の問責決議案においても
仙石氏はともかく、馬渕氏に対する決議は全く理解できません。
尖閣諸島への中国漁船による領海侵犯への対応においては
当時、前原さんが担当大臣であり
その後、交代された馬渕さんに責任を求めることは不条理です。
馬渕さんは建築基本法の制定に対し、
我々建築家協会の意見にも耳を傾け熱心な方でした。
また、評論家の間でも前内閣の大臣の中において認められた存在であったが故に、
何故、今回前任者の責任をとって
交代させられるのか極めて不条理であると思うのです。
民主党はもう二つに分かれた方がよく、
政治主導による財政改革を最優先するグループとみんなの党を含めた連立政権により
内閣を成立させ、小手先の財源確保ではなく
システムの改革を一刻も早く打ち出してほしいと思います。
消費税の増税は、その後です。
2011.01.14
トラウマ
明け方、目を覚ましました。
直前まで夢を見ていたようでよく思い返してみると
小学5年生の時に飼っていたタローという犬が夢の中に出ていました。
当時、父の小倉への転勤に伴い、
小学4年生だったボクは家族とともに小倉の北方というところに引っ越しました。
木造の平屋建ての社宅が5棟並ぶ敷地で、敷地の入り口に大きな門があり
敷地周囲が塀で囲まれていました。
敷地内には大きな空き地もあり、たぶん現在ではどこにもないような社宅で
それこそ昭和の香りがするような場所だったかもしれませんが
当時の感覚としては、何となく、香りという懐かしさのようなものではなく
昭和の暗い陰りのようなものを小学生ながら感じていました。
そこに、マルというメスの雑種犬を飼われていた方がおられました。
マルはとても器量のいい犬で、賢く、いつも前足をクロスさせて
凛とした感じで座っていました。
捨て犬だったマルは、拾われて育てられたためか
飼い主が用事で鎖につないで出かけると
また、捨てられると思ってか、
いつも悲しそうな鳴き声を出してついて行こうとしていました。
そんなマルから3匹の子犬が産まれ、そのうちの1匹をもらいタローと名付けました。
耳が垂れ下がった真っ白な毛のかわいい雑種の子犬でしたが
親の男犬に似たのかみるみる大きな犬になりました。
タローとは6年生までたくさんの思い出が出来ましたが
父の福岡への転勤に伴い、福岡の社宅はアパートで犬が飼えないため
連れていけないということになりました。
可哀そうなタロー------。
何とかしてほしいという願いに対し、会社の社宅の人たちがみんなで
面倒を見てくれるということになり、タローとお別れしたのでした。
ほんとに可哀そうなタロー-----–。
2年後、心配になってその社宅の知り合いの家に行ってみました。
あのいつも洗って真っ白だった毛が、薄汚れてしまったタローがいました。
力なくしっぽを振りながら寄ってきてくれたことを覚えています。
その後、高校生になった時に風の便りでタローがフィラリアで死んだことを知りました。
そこで今、はじめて気付いたことは、
ボクが犬を飼う責任に対し優柔不断なのは
実は、その時のトラウマが潜在意識の中に残っており
その結果、犬を飼えないのではないかということでした。
トラウマというものは、過去の心の痛みや出来事に対し
覚えているものだという認識がありましたが、
心の奥に沈み込んだ、気付かないトラウマがあるとするならば
これを認識しないと心の壁を乗り越えることができないということになります。
実は人間というのは、そういう気付かないトラウマを
みんないくつか大なり小なり抱えているのではないだろうかと思いました。
最近、犬を飼うようなことを話したことはなく
昨日、ペット関連のテレビを見た訳でもなく、どうしてタローが
夢の中に出てきたのかわかりませんが-----------。
ただ、せめてその犬のことをここに残しておいてあげたいと思いました。
2011.01.13
熊本 H PROJECT 家具セレクト打ち合わせ

正月明けの初めての現場である熊本 H PROJECTにフジヤマと行って来ました。
12時半にアトリエを出発し、2時より施主のご自宅で家具セレクトの打ち合わせ。
今回もミッションの是永くんと事前に打ち合わせを行ない
施主の好み、こちらのコンセプトなどを話した上でセレクトしてもらいました。
ソファは、飯塚のパラレルに使用したE&YのHOCKNEY SOFAで
シートハイが低く、浮いたデザインで
足がメタルフレームという施主の要望に沿うものです。
センターテーブルは同じくE&Yのマトリックステーブルで
以前から一度、使いたかったもので楽しみです。
ウォールナット材のフローリングより150ミリ沈んだリビングスペースの
床仕上げには、パープルのタイルカーペットを敷き込みます。
正面奥には、ダイニングテーブルと一体となった家具のように見える
キッチンハウスのシステムキッチンがセットされます。
背後の壁面収納は、大川の前田建具製作所の前田さんにお願いしています。
照明スタンドは、フィリップ・スタルクデザインの2重セードから洩れる光が
美しいK TRIBEです。
ダイニングチェアはYチェアがお好みのようですが、
ボクはフレームが白木より黒のタイプの方がいいと思っており、検討中です。
2時間ほどの打ち合わせの後、施主とともに現場へ行き、
スイッチ、コンセント位置の再確認。
一部屋ごとに空間を体感してもらいながら、最終的な位置の確認を行ないました。
その後、電気設備の方と位置についての打ち合わせ、
現場監督や大工の棟梁と枠回りのディテールの打ち合わせなどを行ない
20時半にアトリエに戻りました。
2011.01.10
金沢より打ち合わせ
きょう祭日は、石川県の金沢より施主が来られ新規の住宅の打ち合わせを行いました。
前日の夜、車で出られる予定を大雪のため、急遽、夜行列車に変更され
来福されました。
福岡も今日は大変寒く、冷たい雨が降る中、時々、雪が混じるような天候でした。
現在は、会社の都合で金沢に住んでおられますが、
ご夫婦とも福岡県のご出身で、
来年の3月までに前原の南風台に購入された土地に住宅を新築し、
奥様とお子さんたちは戻られる予定での設計依頼です。
今回は、ご要望の内容についての再確認といくつかのスタディー案を
見ていただいて方向性を絞り込む予定でいましたが
スタディー案の中の一つに興味を示され、
金沢に持ち帰り、その案で検討していただくことになりました。
土地が東西に長い約100坪の土地に、周囲の視線を気にしない
広い中庭があり、2階にパブリックスペースを持ってきたいとのご要望でしたが
それを実現させようとするとどうしても建築的壁で囲わなければならず
コスト的な問題が生じます。
お電話で再確認したところ、2階パブリックを最優先して欲しいとのことで
そのご要望に合わせた2案を作成しましたが
敷地状況やコスト、中庭を最大限に取ることなどを考慮した場合、
どうしても論理的回答として1階パブリック案が考えられるため
1階にパブリックを配置し建物によって囲った中庭のあるプランを
駄目もと承知で提案してみたところ、
了解を得られました。
毎回、思うことですが建築の提案というのは、先が読めない面白さがあります。
施主の方は、会社勤めの転勤族で4~5年ごとに全国を動いておられるそうで
そうしたなか、家族がバラバラになっている方を数多く見られ、
お子さん達にも早目に自分達の居場所としての住宅を
地域に根差した形で作ってあげた方がいいと思われたそうです。
Iさま、遠いところ着て頂き、ありがとうございました。
今後、メールでのやり取りを通し、詰めていきたいと考えています。












