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昨日、福岡市内のFM放送局の運営会社「夢大陸」の代表であった
女性社長が詐欺容疑で逮捕されたということを今日の毎日新聞の朝刊で知りました。

この地域型FM放送局は福岡市内の早良区百道にあり
当アトリエと同じ地域で、「STYLE FM」として知られており
音楽中心の番組構成であまりトークやCMが入らないため
アトリエでは3~4年前から時々、聴いていました。

放送の中で、「六本木の巫女」というコーナーがあり
この逮捕された女性が若い女性アナウンサーを相手に出演し
金融スペシャリストという立場から
日本が置かれている経済状況についての話をし、
近いうちに日本経済が破綻し、
通貨が紙くずになってしまうので海外に資金を逃していたほうがいいと度々、話をし、
これを知っている経済人はみな海外に金を預けているというようなことを話していました。

しかしながら、今にも破綻すると言いながら、
そうならず、常にそう言っているため
うちのアトリエでは、お騒がせオバサンと言っていたのですが
その後、このオバサンがこのFM放送局のオーナーであることを知り
民間の放送会社ではあるものの、公共の放送特権を利用した危機の煽り方に対し
問題があると思っていました。
まさか、この話しで多くの人々が投資詐欺にあっていたとは
毎日新聞による報道(この事件は、これまでは昨年よりなぜか毎日新聞だけが
取り上げていました。)があるまで知りませんでした。

こういう地域型ラジオ放送であっても、中味について問題がないのか
何らかのチェックが本来あると思うのですが
公共放送を利用した詐欺事件として
今後、類似の事件が起きないように行政は何らかの対応が必要ではないでしょうか。
または、こんな放送局を野放しにしていた行政にも
責任があるのでないかと思いますが。 

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