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5月の連休に入り、友人の結婚式などもあって
3月末にアトリエを退社した元スタッフの藤山が
東北より帰福した機会を利用してアトリエに来所。
髪を短めに切りパーマをかけていました!

先週、ホテル住まいから解放されやっと大学近くのマンションに引っ越したばかりとのこと。
仙台では、とにかく住む場所がすぐには中々見つからない状態のようで
彼女の場合、1か月待たされたものの
たまたま運よく見つかったほうだとのことです。
桜がやっと開花しているそうですが、向こうでは寒いので花見はしないそうです。

ここ1か月の間に自分のポジショニングのヒアリングを
いろいろな専門分野の担当者と繰り返し
歴史がある大学の組織は複雑且つ規模が大きく
全体像を把握するのに時間を要しているようでした。

向こうでは、生ものや水などに対し注意しているのが普通のようで
原発事故の後遺症は深く、大変そうです。
津波の被災地にも休日を利用し足を運んでいるようで
1年経っても被害状況の深刻さが伝わってくる状態のようです。

アトリエ退社時の担当者として
仕事上の区切りは、何も問題なかったものの
その後、各プロジェクトがどのように動いているのか
気になっていたようで、僕の方もアトリエの各プロジェクトの状況を説明しました。
年末に竣工する物件については、暮の帰省時に機会があれば
見てもらおうと思っています。

藤山さんが来る時間に合わせ、打ち合わせをしていた平野くんと
スタッフの角くんの4名で近くのランチを食べに行き
年末の再会を約束して別れました。

フジヤマよりお世話になったみなさんによろしく!とのこと-----—。

フジヤマちゃーーーんがんばっーーてーー!!

なんか久しぶりに実家に帰省した娘を送り出す父親のような感じ-----。

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2012.05.01

価値観の変化

今日より五月。
当アトリエの休みはカレンダー通り。
これまで、毎年、五月の連休というのは何かと忙しく
フルには中々休めないことが多かったのですが
今回は、現在、動いているプロジェクトを含め
たまたま、切りが良く、精神的にゆっくり出来そうです。

朝、先週土曜日にアーキンディーで開催された
関西の建築家島田陽さんの講演内容について
参加したスタッフの松尾さんに聞いてみました。

その中で、住み手のプライバシーを守りすぎて行くと窮屈に感じ
建築家が住宅の開き方を規定しない開き方ついての話を聞き、
周りの環境に対し等価でありたいという姿勢は
同じ関西の建築家である木村松本氏が
福岡で行ったオープンハウスでも感じたことであり
最近の30代の建築家が持つ社会や環境に対するプライバシーの問題が
変わりつつあるように感じました。
また、それは当然ながらそれを許容している
施主側にも同じ価値観の共有があるように思います。

たまたま、朝の情報番組を見ていると
2011年度における男性の生涯未婚率が20%、
女性が10%になったということが紹介されており、
それは30年前のデータでは男性2.4%、女性4.8%と比較しても
男性において8倍増え、
5人に1人が生涯結婚しないという異常な状態になっているということでした。
また男性の25歳から29歳までの未婚率は70%ということで
今や男性の大半が20代では結婚しないという状態です。
そのように考えてみると家庭を持たず結婚をしない人たちが
自分の空間を通し、社会に対しどのような接点を持とうとするのか
従来の社会に対するプライバシーのあり方が、
情報というプライバシーとは違い
むしろよりオープンに関わっていくような価値観の変化が起きているように感じました。

それにしても、政府は何とか早く手を打たないと国家存続の危機ではないでしょうか?
人口減少問題は昔,土地の異常なバブルを経験したものとして
ある程度人口が減るのは悪くないかもしれないと思っていましたが
やはり急激な人口減少は問題です!!
目先の子供手当などのバラマキより、
待機児童問題を解消し保育園(こども園)などの充実を計り、
女性の社会参加の機会を増やすとともに
安心して子供が産める環境を整備することを
憲法改正や原子力、消費税増税問題と同列に扱って
危機感を持って真剣に取り組まなければ
本当にヤバいと思います。

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10年前に、このホームページを立ち上げたときからJCOMのサーバーを使っていましたが
うちのホームページの場合、JCOMサーバーの中でも奥の方にあるためか
検索ロボットになかなか引っかからない状態になっているようで
通常、当アトリエの名前を知らない方が検索した場合、
これまで、認知されにくいシステムになっていました。

そこで今回、SEO対策を含めホームページをリニューアルすることにしました。
ホームページのリニューアルは2度目になります。

これまで手掛けてきた物件の竣工写真の画面が大きくなるとともに
操作性が格段にわかりやすくなっていると思いますので
興味のある方は覗いてみて下さい。

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今月の「新規の施主との面談」というブログにおいて、
面談に至る前に土地選定のご相談に当アトリエが応じているということを読まれた方より
土地の購入段階でも相談に乗って貰えるならば相談したいという連絡があり
昨日、アトリエでお話を伺いました。

土地購入前にどのようなボリュームの建物でどのくらいの予算が必要で
その場合、土地の広さをどのくらいで抑えればいいかなどが
事前にある程度、イメージして購入されると土地に対し必要以上に
費用をかけずに済む場合もあると思います。

これからの土地購入の在り方として、
買ってから家の広さを決めるのではなく
予算を考慮しながらある程度住宅のイメージを持たれて
土地を購入するようなやり方に変わると、
逆に住宅の方に少し予算を増やしたりすることも
可能になるのではと思います。

また、土地の形状によっては
住宅を建てるにあたって造成などの費用がかかったり、
隣地側との高低差により、がけ地条例に引っ掛かって建てる範囲の制約があったり、
ものによっては建築基準法上全く建てられないにも関わらず、
売りに出されている土地などもあり、
事前に十分注意しておく必要があります。

そういう意味において、設計事務所への土地購入の相談を
事前に行うことはいろいろなメリットがあると思います。

みなさん!是非相談しましょう!!

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2012.04.21

高級とは?

現在進行中物件の施主とのやり取りで、
これって高級感がありますよねという質問がありました。
一瞬、戸惑いました------。

(これまで施主からこのようにストレートに尋ねられたことがなく
確かにこれほどお金をかけるのであれば、出す側としてはそれに見合うものを
求められるのは当然なのですが-----—。)
こういう場合、空間や生活シーンを通して豊かさが感じられるような建物ですよと
言っても、答えになっていないような気がしました。
つまり施主が求める高級とはあくまで物質的なものだと思われ、
それは物質的な広さでもなく、物質的材料感が問題のように思いました。

その後、事務所でその件についてスタッフと話していると
モダンデザインにおいては、要素を極力省きながら空間を表現していくことであり
壁の一部に石を使ったり、窓にゴージャスなカーテンを下げたり
照明にシャンデリアを使用したりすることはあまりしません。
(最近の建築では意図的に装飾的な要素を取り入れることでミニマムとは違う方向性を
模索しているものもあり、一概に論じることはできませんが-----–)

それで施主が求める「高級」をどのようにバランス良くまとめているのか考えてみると、
まずは、ミニマリズムの大御所ミース・ファンデル・ローエの
バルセロナパヴィリオンにおいては
壁の材料に大理石を使用し、柱はクロームメッキのピカピカした柱で
ミニマムな空間にも関わらず高級感が表現されています。


バルセロナパヴィリオン、1929年のデザインなんてとても思えません。

現代のミニマリズムの建築家として有名な小川晋一氏の住宅は
壁、天井の要素が極めてミニマムに作られているものの
床にはトラバーチンが使用されている建物をよく見かけます。

また有馬裕之さんが設計された住宅にも真っ白な大理石が貼られているものがあります。

さらには安藤忠雄氏の住宅では内部もコンクリート打ち放しのストイックな仕上げにおいて
床材に大きな巾の無垢材と小巾の無垢材を交互に貼り分けるなど
どれも床材によってバランスが取られているように思いました。
ただ、安藤さんの場合、コンクリート打ち放しによる表現が
緻密な監理によって高級感を獲得するまで高められているのかもしれませんが。


安藤忠雄氏が設計した住宅

そう言えばNKSアーキテクツ(末廣さん)の青葉台の家も
床が大理石だったことを思い出しました。
(オープンハウスで見て、どうしてここが大理石なのかと思っていたのですが-----–。)

したがって、モダンデザインにおける「高級」への対処方法は床材に
高級感のある材料を使用することだろうと思ったのでした-----—。

なーーんだオオイシさん!知らなかったの??と言われるかもしれませんが-----—。

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