2016.06.01
中部・北陸3日間建築ツアー1日目 その1
4月に平安さんが主宰する博多デザインクラブの勉強会に
テキスタイルデザイナーの安東陽子さんを招き、
その後の懇親会において安東さんが伊東豊雄さんと組まれ
仕事をされた岐阜のメディアコスモスを観に行こうと盛り上がりました。
企画を立てるのが好きな平安さんが早速、幹事に松山将勝くんと
リズムデザインの井手くんを指名、5月の27.28,29日と3日間の
中部・北陸建築ツアーに夫婦で申し込み行って来ました。
これって全く台湾ツアーと同じようなノリで
平安氏の前でうかつに言ってしまうと幹事の指名を受け
ツアーを企画しなければならなくなるのでみなさん気を付けましょう!
参加者は無重力計画の井本氏、柳瀬真澄建築工房の柳瀬氏、我々夫婦、
田中俊彰設計室の田中氏、八女の室岡建設の室岡氏、松山君が建築九州賞の
表彰式と重なりキャンセルとなり平安さん、井手君を入れ計8名のツアーでした。
1日目は朝の6時半に博多駅の筑紫口に集合。
新幹線で名古屋へ。
今回の企画は順路を含め、柳瀬氏に監修して頂きました。
まずは、織田有楽斎の茶室で国宝「如庵」へ
お恥ずかしい話になりますが、この年で今まで観たのは千利休の「待庵」のみで
もう一つの小堀遠州による茶室で国宝「密庵」をまだ見ていません。
織田有楽斎は信長の弟の一人で武人であり茶人として
信長、秀吉、家康という3代に渡る時代を数奇な運命により生き抜いた方です。
その想いは苦渋に満ちていたであろうと思います。
隠居所として使用していた旧正伝院書院は重要文化財で
この時期の建物として珍しいのは、入口正面が庭になっています。
如庵は建物の離れとしてあります。
正面奥は刀などを預かるところでその右側に躙り口があります。
残念ながら内部は撮影禁止となっており
中をお見せできないのですが広さは2畳半台目となっています。
この写真でいうと正面の壁に取られた連小窓のところに2畳、
この正面奥が床の間になっています。
次に右側下地窓のところが半畳になっておりその奥が亭主座になっています。
庇の上部には突き上げ窓としてのトップライトがあり
早朝の暗い中で始めるお茶会での演出として
朝の光を入れるための仕掛けだと言われています。
室内には5つの窓があり障子に移る竹や格子の影と周辺の樹々の緑によって
淡く染まった障子により時間の移ろいによって変わっていくであろう
光の微妙な変化を演出しています。
この2畳半の小さな空間に有楽宛の解説の方とともに9名が入ると
濃密な空気が時間とともに流れていくことがよくわかります。
この小さな茶室で戦国時代の武将たちが趣味人としての教養を積むとともに
ひそやかな策謀や戦略が語られた過去へ
タイムススリップした気持ちになりました。
------つづく
2016.05.23
Light Through House竣工写真アップ
2016.05.21
有吉君のオープンハウス
当アトリエOBでノットイコールの有吉君が手掛けた住宅の
オープンハウスへ行って来ました。
3月に竣工し、施主の方が住まわれている状態で
ごく一部のプライベートな形でのオープンハウスでした。
南北方向に長い約20坪の敷地に延床20坪の小住宅です。
建物は陸屋根の総2階建ての建物の手前に三角屋根のギャラリーが付いた建物。
奥の2層の箱は、間口が2.25m奥行き3.64mのユニットを
2列×2列の4つ並べた単純な平面ですが、
4つ並べた壁がクロスする中央部を欠き込むことで
4つのユニットへの動線上の動きをコンパクトに確保するとともに
4つの箱の領域がそれぞれの下がり壁によって規定されながらも
空間的な拡がりが得られています。
素晴らしいと思ったのはクライアントが限られたスペースを
うまく使われとても気持ち良いスペースとして住みこなされていることでした。
最近、大型の住宅ばかりを設計していると空間的な広さについて麻痺しがちですが
このような空間に出会うと初心に戻ったようなハッとした気持ちにさせられます。
この住宅は有吉君にとって1戸建てとしては初めての第1作。
上々の出発でとても嬉しく思います。
ガンバレー
2016.05.20
甘木 PROJECT 地鎮祭
きょうは快晴の中、甘木 PROJECTの地鎮祭に立ち会う。
計画道路に抵触する部分のご自宅の一部を解体、
広々と見える跡地に新しく建物を建てます。
奥の建物から移られた後、
建物を解体し親世帯へのアプローチスペースになる予定。
地鎮祭において毎度見慣れている光景ですが
今回、祭壇をじっとみていると神道というのはシンプルだなあと思うとともに
ジグザグになった白い紙きれって
どんな意味があるのだろうかと思いました。
最初は鏡が太陽でそのまわりにまとわりついているジグザグの紙きれは
雲の抽象化されたものだろうかと思いました。
そこで調べてみたところジグザグの紙きれは紙垂(しで)と呼ばれ
稲妻や雷光を表し雨を呼んで豊作を願うものということが判明。
縄をよった紐で領域を作り、そのよった隙間に紙垂が射し込まれるという
きわめて簡潔で合理的。
神道の器や飾り物には簡潔な日本的美意識が表現されていると思います。
2016.05.11
花束も奥深い
先日の妻の退職でたくさん戴いた花束を花瓶に差していますが
次第に花びらが開きだしたものや最初から満開のものなど
様々に違いを観察することができます。
花束というのはまず、だれがどのような目的で、どのような人に贈るのか。
そして、それはその後、どのように扱われるのか。
というような様々なことを想定しながら、組み合されているように思いました。
まず、送り主が男性の場合、それを持って街中を歩くことを考えて
様になるような配慮をしていることに気づかされました。
長男が贈った花束は個性的にラッピングされ
普通あまり見ない黒いリボンが結ばれていましたが
確かに男性が花束を女性に手渡すために持ち歩くのであれば
ダンディに見えます。
また、贈る相手の年齢やどのようなお祝いかによっても
花の組み合わせが変わってきます。
若い人であれば、ピンク系や水色系だったり
年配であれば、落ち着いた色味を入れたりなど。
次に花の咲いた状態をどの段階のものを組み合わせるのか難しいところです。
持って帰ってもらった後、つぼみが開き、しばらく咲き続けるものや
贈った時に満開状態のものなど様々な状況を勘案しながら
花束が作られているということに改めて気づかされました。
花束って奥深い!
みなさーーん!
黒いリボン(ゴールドのラインと英文字入)を指定して花束を持ち、
街中を歩けるダンディな男を目指そう!!





































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地震後、少しづつ日常を取り戻しながら、家族みんな元気で過ごしています。
これからも、この大好きな家を大切にしながら、前向きに過ごしたいと思います。
地震後すぐからご心配いただき、本当にありがとうございました。
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大変な思いをされたと思いますが建物もご家族も無事で
安心しました。
大好きな家と言っていただき本当にうれしく思います!