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さて、2日目の最後の訪問地は白川郷。
飛騨・高山と金沢を直線で結んだ中間に位置しています。


(平安さんのうしろ姿)

世界遺産になったためか中国からの観光客のツアールートになっているようで
ほとんどが中国の人達で溢れていました。
飛騨・高山もそうで観光客で賑わうことはいいことなんでしょうが
パリのフランス人が日本から観光客がわんさかやってきて感じるのと
同じような複雑な思いというのか、日本人も要約、ヨーロッパの国々の人達が
観光客をどんな思いで見ているのかわかるようになった気が-----–。

この白川郷へは川の上に架けられている1本の長いつり橋を渡って行きます。
手前に川が流れ、奥は山という地形からも
この集落がかなり防御的に配慮されていることから
平家の落人説も頷けます。

白川郷の民家は小屋組みをしない合掌造りという構造が有名で
柱材を人型に棟に向かって合わせて組むさす構造と呼ばれるものになっており
その結果、空間をいろいろな場に使うことができるため
柱材を水平につなぐ部材を階高に合わせ何段も設けることで養蚕業の仕事場や
材料置き場に使えるようになっています。


(入口上部見上げ、1階部分を1間置きに立つ柱と大きな梁によって固めています)


(1階内部梁見上げ)


(合掌造りの内部空間)

1層の2階梁上に合掌造りの柱が組まれているその足元は
よく見てみたのですが
どのように固定されているのかよくわかりませんでした。


(柱の先端が少し細くなっているので梁に差し込んでいるのかもと
 思うものの下の梁位置を見ると、梁上に置いているような状態にも見えます)

夕暮れの白川郷をバックに一同、記念撮影を行い金沢へ。

金沢市内の中心部にあるかなり立派なホテルに宿泊。

近くの魚を中心とした料理屋で大宴会となりましたが------大激論に—-。
ああー面白過ぎて報告できましぇーーん!

つづく-----—

      

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昨年の11月にこのブログでご紹介しました「おやじ二人のお伊勢参り」ですが
その後、一緒に行ったI氏と会うたびに「オオイシ!なーんもいいことなか」
と言われます------。

心苦しく思いながらも—-あの時、妻に言われた
「あなた!神無月に伊勢神宮に行ってどうするの?」という言葉が響きます-----。
11月の神無月は伊勢神宮の神様がみんな出雲へ行っているということらしい-----。

それってほんとう?—-ウソやろうと思ってました-----。

でも、そ、そう言えば—ここのところ新たな仕事の話もないし-----

このままだとまずい。

もう一度、伊勢・志摩サミットが終わったら
自分だけで行こうかなあ—-と考えながらも毎日、神棚に向かい
新しい仕事、お願いします!!と拝んでいました-----。

すると—-来た、来た、来たあ!

4月から1か月ごとに1件が!

毎度、毎度のことですが今年も何とか心穏やかに年を越せそうで
仕事頑張ります!

I氏様! 神無月にも関わらず、ボクはご利益あったでー!

   

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次に岐阜県を北上するかたちで
飛騨・高山、日本古民家の最高峰とされる吉島家の住宅へ

飛騨・高山に行くのも初めてです。
この山間の盆地にどうしてこのような京風の面影のある文化が
花開いたのは不思議に思いますが
造り酒屋から端を発しやがて養蚕業で財を成した豪商、いわゆる旦那衆により
この地に京都風の繊細さを持ちながら力強い架構を表現した住宅が作られました。

そのなかでも吉島家の住宅は国の重要文化財の指定を受けた
古民家の最高峰と言われるものです。

(飛騨・高山の街並み、道に面し軒が2段になり低く抑えられています
 1階部分と2段の軒で挟まれた2階部分はどの住宅も
 様々なたて格子が付いています)


(吉島家住宅正面の一部、意外と格子は太い)

住宅の入り口は高さが抑えられ建物ボリュームを感じることができませんが
中に入るとその印象は一変します。

屋根を支える巨大な梁が重なり、その上に1間間隔で建てられた
小屋束により力強い空間が現れます。
上方に取られたトップサイドライトから自然光が射し込み、宗教的とも言える
空間になっています。
(トップサイドライトは滑車によって障子を上下に動かし開け閉めできます)

この男性的な空間がある商い的なスペースから奥の居住部分は次第に
インテリジェンスに富んだ繊細で女性的な数寄屋造りの空間へと
変貌していきます。

 つづく-----—-。

        

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現在、基本設計中の芦屋Y PROJECTでは、
南側に設置した奥行き2.15mのゾーンに親世帯、子世帯のサニタリー、
トイレ、階段等を帯状に集約させ、
背後のゾーンをもっと自由にプランニングできるようにしています。
その場合、背後のゾーンが南側に面さず暗くなるように思われるかもしれませんが
南側の集約ゾーンには一部、北側ゾーンの延長スペースがあるため
1階においては圧迫感がないように考慮しています。
2階では南側集約ゾーンの上部にロフトスペースを帯状に設置し
そこからのハイサイドライトにより北側ゾーンへ
光を入れるように考慮しています。
冬至と夏至の光の入り方を確認するために1/30の模型を作り検討しています。

2階リビングは北側にありますが、外部にデッキスペースを設置し
その周囲の壁を立ち上げることで南からの光の反射効果も狙っています。
通常、リビング・ダイニングスペースを南側に設置するというのが一般的な
考え方ですが、実は南側は日本の気候において夏場の熱量が多く
必ずしも南側がベストとは言えません。
この住宅においては北側リビングのメリットについて実証してみたいと
考えています。

    

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8月初旬の竣工を目指して進んでいる遠賀 S PROJECT。
現在、室内の米杉天井張りがほぼ完了しました。
米杉材は濃いめと薄めの板材の色の差が激しく、
ある程度、濃いめと薄めを選り分けして張ってもらっています。
(それでも2~3枚濃いめのものが入っているのですが-----)

この住宅は外部デッキ側に庇が2mほど張り出しており、
通常ならば奥のリビングスペースが暗くなってしまいがちですが
断面形状を屋根形状に合わせ上がって行く天井部分(白塗り)と
軒の出と同じ米杉材が張られた水平方向に延びた天井の2重天井とし
フラットな天井をU字形に切り取り、南の光が横から入るようにしています。

夏至と冬至の太陽高度によって、夏場はリビングには直射光が入らず
冬場は直射光が奥まで射し込むようになっています。

ポーチは2台分のゆったりと取られた駐車スペースに沿って
アプローチするようになっており、切妻屋根の変形バージョンで
片方の屋根が巨大な片流れになっています。

   

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