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さて、2日目の最後の訪問地は白川郷。
飛騨・高山と金沢を直線で結んだ中間に位置しています。


(平安さんのうしろ姿)

世界遺産になったためか中国からの観光客のツアールートになっているようで
ほとんどが中国の人達で溢れていました。
飛騨・高山もそうで観光客で賑わうことはいいことなんでしょうが
パリのフランス人が日本から観光客がわんさかやってきて感じるのと
同じような複雑な思いというのか、日本人も要約、ヨーロッパの国々の人達が
観光客をどんな思いで見ているのかわかるようになった気が-----–。

この白川郷へは川の上に架けられている1本の長いつり橋を渡って行きます。
手前に川が流れ、奥は山という地形からも
この集落がかなり防御的に配慮されていることから
平家の落人説も頷けます。

白川郷の民家は小屋組みをしない合掌造りという構造が有名で
柱材を人型に棟に向かって合わせて組むさす構造と呼ばれるものになっており
その結果、空間をいろいろな場に使うことができるため
柱材を水平につなぐ部材を階高に合わせ何段も設けることで養蚕業の仕事場や
材料置き場に使えるようになっています。


(入口上部見上げ、1階部分を1間置きに立つ柱と大きな梁によって固めています)


(1階内部梁見上げ)


(合掌造りの内部空間)

1層の2階梁上に合掌造りの柱が組まれているその足元は
よく見てみたのですが
どのように固定されているのかよくわかりませんでした。


(柱の先端が少し細くなっているので梁に差し込んでいるのかもと
 思うものの下の梁位置を見ると、梁上に置いているような状態にも見えます)

夕暮れの白川郷をバックに一同、記念撮影を行い金沢へ。

金沢市内の中心部にあるかなり立派なホテルに宿泊。

近くの魚を中心とした料理屋で大宴会となりましたが------大激論に—-。
ああー面白過ぎて報告できましぇーーん!

つづく-----—

      

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