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現在、基本設計中の芦屋Y PROJECTでは、
南側に設置した奥行き2.15mのゾーンに親世帯、子世帯のサニタリー、
トイレ、階段等を帯状に集約させ、
背後のゾーンをもっと自由にプランニングできるようにしています。
その場合、背後のゾーンが南側に面さず暗くなるように思われるかもしれませんが
南側の集約ゾーンには一部、北側ゾーンの延長スペースがあるため
1階においては圧迫感がないように考慮しています。
2階では南側集約ゾーンの上部にロフトスペースを帯状に設置し
そこからのハイサイドライトにより北側ゾーンへ
光を入れるように考慮しています。
冬至と夏至の光の入り方を確認するために1/30の模型を作り検討しています。

2階リビングは北側にありますが、外部にデッキスペースを設置し
その周囲の壁を立ち上げることで南からの光の反射効果も狙っています。
通常、リビング・ダイニングスペースを南側に設置するというのが一般的な
考え方ですが、実は南側は日本の気候において夏場の熱量が多く
必ずしも南側がベストとは言えません。
この住宅においては北側リビングのメリットについて実証してみたいと
考えています。

    

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