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福岡市内、市崎で着工しているO PROJECT。
きょうは、構造設計をお願いしたFORCE DIMENSIONの神野さんに
東京から来ていただき、基礎の耐圧版の配筋検査を行ないました。
これまで、神野さんとは昨年の6月より電話などでずっと打ち合わせを
行なってきましたが、実は今回お会いするのが初めてで楽しみにしていました。
1時にアトリエに到着後、しばらく雑談してからヒラノとともに車で現場へ。
ボクのブログを読まれており、初対面にもかかわらず話が弾みました。


マンションが建つのか?と思うほど敷地全体がすべて配筋によって覆われています!


杭のない直接基礎のため地中梁と耐圧版によって上部構造を支えます。

その後、アトリエに戻り千葉のプロジェクトの打ち合わせ。
そして、現在進めている飯塚と友泉の二つのプロジェクトについても木造での
構造的考え方を相談し、設計をお願いすることにしました。
これで、大胆な構成が可能になり、ほんとうに助かります。

夜、スタッフのヒラノとカサギも含め4人で鍋を囲みながら、様々な話をさせていただき
とても充実した一日でした。

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きょう、日曜日はあいにくの雨の中、
福岡市が開発した東区の人工島に建つ
伊東豊雄氏設計のパビリオン「ぐりんぐりん」において
昨日から行なわれているデザインレビュー2009に行ってきました。
学生の課題を学校という枠組みを越え、著名な建築家を迎えて評価してもらうやり方は
現在、せんだいデザインリーグが卒業設計日本一決定戦ということで全国的に有名ですが、
もともとは、福岡のデザインレビューの方が古く、
14年前の1995年から行なわれているのに対し、仙台は2002年からです。
どちらとも伊東豊雄氏が深く関われており、
氏の若き建築学生に対する期待度は、たいへん大きく
結果として、新しい建築の潮流を生み出す並々ならぬ姿勢を感じます。
今回は、ぐりんぐりんの会場のスペースが限られるため、150組のエントリーのみ
という応募総数の制限付での発表でした。
ボクが先日見た、九大からもかなりの学生が出展していましたが
その中からトーナメントの二次審査に選ばれた作品が2~3作品ほどありました。
審査委員として招かれた建築家たちの学生の作品に対する論評には
時代を表す含蓄のある言葉が数多く含まれており、
その言葉に自分の中でどう反応するかで各自の受け止め方も
違ってくるのだろうとも思いました。
どのように反応できるのかそれが問題なのです。
そういう意味において、ボク自身は伊東さんの論評に奥の深さを感じました。

昼休みに伊東さんが福岡市と掛け合ってできた2000万円の市の予算で作る
学生のためのフォーリープロジェクトのお披露目がありました。
仙台のデザインリーグでも入選し、現在東大の院に在学中の
大西麻貴ちゃんも5人の学生メンバーの一人です。
地盤から円形の塊が持ち上がったようなイメージで作られたフォーリーは
内部空間を伴った機能のない建物ですが、いろんなイメージを
誘発させてくれるかもしれません。
あらかじめ会場での紹介があった際、構造家の佐藤さんより
なぜ、構造をRC造にしたのか質疑がありました。
それに対して、もともと円盤状の土の塊として捉え、
版築という方法も検討したが構造的に難しく、
RC造で土のイメージを残すために土壁の仕上げにしたという学生側の回答でした。
これについては、構造と仕上げの遊離性を問題視するような雰囲気があり
なかなか厳しい指摘だったように感じました。
実施面でのまとめ役としてフォローされた矢作さんほんとにお疲れ様でした!

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男女クラスになるために文系に進むべきか
むかしからの憧れであった建築家になるために理系を取るべきか
悩みに悩んだ挙句、
自分の気持ちは五分五分となりました。
ちょうどその頃、いつも通学の途中で通る唐人町に
むかし、早稲田の哲学科を出て、坊さんをしていたおじいさんが
高嶋易団をしており、よく当たるという噂をおふくろから
聞いていたことを思い出したのでした。

よし!こうなりゃ、どうせ五分五分だし
いっそのこと、ボクの人生そのジイサンに賭けよう!
と思ったのでした。
学校からの帰り、いつものように唐人町のバス停で降り、
商店街を通り抜けた一軒家に向かいました。
古びた木製のドアの前で、勇気を出してチャイムを押すと
しばらく間をおいて中から30代の女性が開いたドアの間から顔を出し
用件を聞かれました。
「進学についての相談です!」と応え、しばらく待たされた後、
2階に通されました。
少し薄暗い空間の中に、眼光鋭い70代くらいの痩せた
ご老人が座っていました。
今後の進路について、不純な動機を伏せたまま
理系か文系か迷っていることを話すと
「ではきみは、文系を選択して将来、何になりたいの?」と聞かれました。
文系は男女クラスになりたいためでその先のことは当然のことながら
なーーんも考えていないので答えられません。
苦し紛れに、将来のことはわからないが文系のほうが点数が良く、
九大の建築は難しいので文系にしようかと思っていることを伝えました。
すると
「きみ!人生は学校で決めるのではなく、やりたいことで決めるんだよ!」
と言われ
「九大が難しければ、鹿児島大学の建築学科だってある。
あそこは歴史が古くたくさんのりっぱな卒業生を輩出しているし
とにかく、入れるところを探した方がいいと思うけども-----------、
まあとにかく見てあげよう」
ということで座っている前の台に置いてある箸立てから長い箸をすべて
取り出し、両手でもみながら呪文を唱えだしました。

オンサラバユ、オンサラバユ、ヒャッ、ヒャッ!ヒャアーーー!!!!
キミハ、キミハ-----–ケンチクヲココロザセー—-!

はぁ—-、理系に進むことが決まった瞬間です、
ボクの人生の中でもっとも大きな選択だったのでした。

人生にもしはありませんが、文系を選んでいれば、当然、建築家にはなっておらず
その結果、うちのスタッフはどうしていたでしょうか?
カサギは、どこか住宅系のアトリエに入り、もしかしたら松山くんのところだったかも
ヒラノは、矢作さんのところの面接を受けて採用されていたかも
フジヤマは、某大手組織事務所のマンション部門の担当者としてビジネススーツに
身を固め、東京のビルの谷間を颯爽と歩いていたかも
アリヨシは、いまだにプラプラしていたかも---------------などなど
そして、たくさんの施主とのめぐり合いもなく、みなさんは他の建築家の方に頼まれ
また、別な形の建物が建っていたのだろうと思います。

そうやって考えると、人間の周りには人生の選択肢に伴う数多くの、関係性のゆらぎ
みたいなものがあり、そのゆらぎが幾重にも重なり、時間とともに常に変化し
人間と社会との関係に影響を与えているのだと思いました。

占ってもらった後、最後に
「きみは自然を抽象化して表現できる能力がある」とも言われました。
この言葉はいまだに心の中に強く残り、ボクの建築におけるテーマとして
ずっと気になっていることです。

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祝日のきょう、WBCの日本対韓国戦を観終ってから
柳瀬さん設計、柏原の住宅のオープンハウスに行ってきました。
道路を挟んだ北側の土手の上の桜を見るためか
2階にパブリックスペースが取られていました。
LDKというスペースを大きなひとくくりの空間として大らかに見せるために
6.5mものスパンを500ミリピッチの細身の集成材で飛ばし、ホームコネクターという
集成材専用の特殊な接合金物により床も含めた剛接合で固められています。
その結果、南北方向に一切、耐震壁や柱のないトンネル状の空間ができあがっていました。
上の写真は、左が施工をされた当ブログで有名な筑羽工務店のハタさん!
右がいつもかっこいい服や帽子を被られているチョイワルオヤジ風のワークスの坂口さん!

通常、住空間において木の占める面積が多くなると田舎臭くなりがちですが
柳瀬さんの場合、木の表情を抑えているとともに、木の色もやわらかい感じの色合いで
取り合いをミニマムに納めているためモダンであか抜けて見えます。
正面の横長の窓の向こうに土手があり、まだつぼみをつけた桜の木が見えていました。
気持ちの良い、すがすがしい空間でした。

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2009.03.19

侍ジャパン?

きのうのWBCシリーズ、結局、日本はまたも韓国に勝てませんでした。
とにかく、実力及び精神力においても韓国の方が強いということを
認めざるを得ません。
それにしても、侍ジャパンの不甲斐ないこと。
これまで、東京ラウンドでの韓国戦から早朝のキューバ戦まで
ずっと観てきましたが、気になることがひとつ。
日本人として、堂々と戦い負けるのは構いませんが
チューインガムを噛みながら負けるのは、侍ではありません!
サムライというのであれば、試合中にアメリカ人のようにチューインガムなど
噛んでほしくない!
仮にその方が集中力が増し、効果があると言うのであれば
チューインガムを噛んでいない韓国の選手に3度勝ってから言ってほしいものです。
一体、誰があのようなことを許可しているのか?
ばっかじゃないでしょうか?
日本人としてサムライの子孫として恥かしい!

先日、某大学の卒業設計の発表で他大学から講師としてこられている年配の先生が
チューインガムを噛みながら論評していることに、一生懸命説明している生徒に対し
失礼だと思うとともに、大変不愉快になりました。
チューインガムっていまやそんなに文化的マナーとして問題にならないほど
認められているのでしょうか?
ボクは、最低限のマナーとして真剣な場でのチューインガムを絶対に認めません!
古い発想と思うのならば、オリンピックでチューインガムを噛みながら競技する選手が
どこにいるのか聞きたいです。
どんなに日本人がアメリカナイズされてきたといえ、習慣までも
まねる必要もなく、誰か文化人に指摘してほしいと思いました。

とにかく、きょうのキューバ戦は最後の意地を見せてほしい。
がんばれニッポン!!

“侍ジャパン?” への2件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
     同感です
    食事のときに左手がでてなかったり、肘をついたり、我が家では自分がそうであったように、子供に教育しています。
     侍ジャパン!今日、優勝(韓国に3勝)しましたが、みっともないことは
    やめてほしいものです。’あさしょうりゅう’のガッツポーズにはあんなに
    騒いで、侍ジャパンはあれでいいのでしょう...
    この不景気のなか、仕事そっちのけで応援する連中がいるかぎり...

  2. SECRET: 0
    PASS:
    さすがタナッチ!
    そう思っていただき、ボクだけではないということが
    わかりありがとうございます。
    もう優勝してしまったので、なかなか言いにくくなりましたが
    あれをどうも思わないのであれば、やっぱり
    日本人として何だか情けなく残念ですね。

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