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24年前に自宅のCITY CUBEを建てた時に

知り合いを通し見学に来られた美術家の望月菊磨氏とは

年賀状のやり取りをしていましたが

この度3年ぶりにFREEDOM(思いのままに)というコンセプトでみぞえ画廊福岡店にて個展をやられるという案内が届き行ってみました。

望月氏は建築家との付き合いが多く、ご自宅は香山壽夫氏による設計で

氏の彫刻がある高校同級生のタモリ邸は椎名政夫氏の設計でその他大手設計事務所との

パブリックアートも数多く手掛けられています。

今回はアトリエにある真鍮を使用して気ままに自由に造形作品を造られており、

通常彫刻などは我々にとって手の届かない高額な物ですが

買ってもいいかなと思うくらい金額が抑えられており(オブジェは30万円代から、額装のメタルレリーフは6万円代から)

ご興味のある方は御勧めします。

 

会場風景

 

 

四角柱、シリンダー、アングル、角棒、面材等様々なピースが複雑に組み合わされておりどこから見ても変化があり見飽きません

 

メタルレリーフ

 

 

メタルレリーフなどは建物の竣工時にお祝いとして差し上げると

建築空間にマッチングできるかもしれません。

26日までよかトピア通りに面したみぞえ画廊福岡店にて開催中です

 

 

 

 

 

百道U PROJECTの別途工事だった植栽工事が完了されたようでご紹介

また1月にご紹介した時点では、なかのインテリアについて撮影できないままのお引越しとなりましたが

プライベートスペースにあるファミリーリビングについて

最近習得中のジェミニを使って画像合成を行ってみました。

 

 

合成前の写真で左側下がり天井下のコーナー部分にアップライトピアノが置けるようにしています。

これを基にジェミニに3人のお嬢さんたち(年齢も指示)とアップライトピアノ、液晶テレビをファミリーリビングとして配置してと指示

 

 

この写真をみると正面の大きな開口部をもっとヌックみたいなフレームを回したデザインにしておけばと思いました———AIに負けたー!!

非常によくできています。

 

 

唐人R PROJECTの提案を行いました。

昨年10月に竣工した博多駅前SAKURA PROJECT(1棟貸しホテル)の利用状況が非常に良く同じクライアントより依頼された1棟貸し3連式ホテルです。

提案に当たりグーグルジェミニ3を使用して法規のチェックを行いましたが

想像以上に丁寧で細かく最近のAIの進歩に驚くとともに

イーロンマスクが予言しているように3年後には医療はロボットによる診断、手術が名医の経験を上回るようになり

(あらゆる病気に対する世界中のこれまでの診療、手術例を全てAIが一瞬で学び、手術は我々より多い関節数により手の震えがない状態で微細なことができるようになるのであれば当然の結果となります)

たぶん建築においても専門性が必要でなくなる時代が来そうです。

我々はその時代への移行期真っただ中にいますがこれをうまく使えば

少人数でも大規模な建物に対しお金を掛けずにレベルの高いプレゼと設計を行うことが可能な時代に乗っかることができるかもしれません。

 

 

 

 

怒涛の1月が過ぎしばらく日々をボーと送ってました——–。

ある日携帯に昨年10月に竣工した博多駅前SAKURA PROJECTの施主より連絡が

「オオイシさん!唐人町の1棟貸し旅館の提案はその後どうですか?」———-ドキッ!!

あ——-すいませんこれからですと返事

新たな依頼があるということは有難いことです。

そして今度は税理事務所より「オオイシさん!確定申告の打ち合わせいつにしましょうか?」——–ドキッ!!

まいどまいど1年間ほったらかしでいつもギリギリでまとめている確定申告

———あー——–もうボーと出来なくなりました。

 

浄水PROJECTはプロデュースがフォルツア、施工が桑野組、壁式RC造、地階を含む4階建ての現場です。

これまでのブログで何度かご紹介したと思いますが建ぺい率は60%の上限において59.34%(残り0.66%)、容積率上限150%に対し148.11%(残り1.89%)、日影規制の建物の影の規制ラインオーバーまで228mm、北側斜線制限オーバーまで136mmと全てが法的制約内ぎりぎりで納まっておりそんな建物を設計した自分を「ギリギリオジサン」と自称しています。

また建物の高さを決める平均地盤の計算式において日影規制と北側斜線では計算方法の相違があり兎に角、確認申請の段階において非常な苦労を伴なった建物です。

 

敷地面積は165.33㎡(50坪)、延床面積303.08㎡(91.7坪)で前面道路の間口が10mしかないなか、ご近所の方々は出来上がった建物をみられて当初何もなかった斜面地によくこんな大きな建物が出来たと驚かれています———-当然です!だって奇跡的にギリギリ最大限に出来た建物ですから———-。

建物は北側斜線と日影規制をクリアする為、2階と3階が段状にセットバックしておりそれと前面道路側に設置した庇が連動したデザインになっています。(2,3階腰壁笠木と庇端部笠木を同一の断面ディテールとし連続性を持たせています)

 

 

この建物は当初予定されていた施主の建設コストとはかなり隔たりがあり通常ならば鉄骨造への変更や最上階の取り止め等へ変更しがちですが

施主のコンクリート打ち放しへの強いお気持ちがあり提案から4年という長い期間を経て竣工に至りました。

設計者として非常に感慨深い建物となっています。

着工までは精神的にかなりプレッシャーがありましたが着工後は桑野組さんのしっかりとした施工体制と施主様の非常に丁寧なご協力によりとても

良好なコミュニケーションで気持ち良く進めることができました。

 

 

アプローチ見返し、エレベーター及び階段の垂直動線は各階プランを有効に確保することから集約し建物向かって左奥敷地北西角に配置することで

北側斜線制限及び日影規制をクリアさせています。

その結果エントランススペースが敷地奥に位置することから道路側より

半屋外の長いアプローチスペースを取り道路側に門扉を設置しています。

間口が狭い敷地でも奥行きのあるアプローチを取ることで邸宅感が演出されています。

 

 

垂直動線としての階段スペースですが単なる機能だけとせずその空間に意匠性を持たせることで生活においての各階への上り下りを通しメリハリがつくと思っています。

 

 

 

 

 

1階リビング・ダイニング・キッチン

リビング天井高さは2.6mとし、ダイニング・キッチン上部には2階セットバックの壁を受ける梁がある為天井高さを2.25mにし梁をかわした上がり天井とすることで天井デザインに間接照明による機能性とリズム感を持たせています。

 

 

奥に写っているハゲのオッサンは施主ではなく桑野組の社長の桑野氏です。この現場は桑野組で本当に良かったです。

皆さん桑野組へ施工依頼しましょう!

 

 

キッチンはキッチンハウスによる特注デザインでキッチンとテーブルが一体になったデザインです。テーブル天板はウォールナットの突板を使用しています。

 

 

2階プライベートスペースとは1階上部の吹抜けを通し繋がっており空間の連続性を持たせるために1階リビングに使用しているウォールナットの天井材を一部吹抜に面した壁で折り曲げ立ち上げガラスブロック手前で下がり天井とし更にそれが折れ曲がり2階吹抜け廻り廊下部の壁仕上げとなっています。

 

 

1階リビングがある階のトイレ、昨今トイレでの携帯の置き場に困ることから台付のペーパーホルダーとしています。

 

以上怒涛の1ヶ月でした———。