2010.05.24
国道沿いの風景
月曜日のきょうは、朝よりフジヤマとともに糸島へ。
総合庁舎内にある保健所で寝台用エレベーター設置における病室階以外への
延伸と運用について医療法上は問題ないとの返答をもらいました。
あとは県の建築審査課に行き、寝台用で問題ないかの確認が取れればOKなんですが。
無理ならば、乗用江レベーターで寝台用よりワンサイズ小さい
かご寸法1100mm×2000mmにするしかありません。
ストレッチャーがぎりぎり入るサイズです。
ところで糸島より202号線をアトリエのある西新に向け車で戻りながら
国道沿いの景色を見て、あまりにも雑然としており醜く感じました。
福岡市内の通りの中でも特にここの通りは、
昔から雑然としており今に始まったことではありません。
車社会の到来とともに街を点で結んでいた通りは
ほとんど商業施設で埋め尽くされた風景となり殺風景に見えます。
糸島という街は自然が豊かな場所ですが、都市化された道路沿いに対し
今後、街として都市計画的に対応して欲しいと思います。
それにしても、200m置きに焼き肉、ラーメン、ハンバーガー、焼き鳥、うどん
カレー、中華、イタリアン、回転すしなどの食べ物屋と
パチンコ、スーパー、コンビ二、ヘアサロン、クリニックなどがひっきりなしに
連続するこの風景は全国的にも珍しいのかそれともどこにでもある
日本の風景なのか?-----------。
それにこれだけの密度による競合で果たしてどこもペイできるのだろうか
また、この地区に住まわれている住民の方たちが外食として利用する頻度と
この道路を走るドライバーの方たちが利用する頻度のどちらが高いのだろうかなど
いろいろなことを考えていると
知り合いが設計したカフェを見つけたので立ち寄り、
ボクは、マイルドブレンド、フジヤマはフレンチマイルドを
注文し店の中を拝見させてもらいました。
天井が高い吹き抜けのあるコーナーが気持ちよさそうで座ったものの
アーチ上に空けられた開口部からは、どうしてもこの雑然とした道路沿いの状況である
道路を挟んだ正面のパチンコ屋や飲食店の裏側が見えてしまいます。
何かこの風景と一度、縁を切る方法もあったのかなあと思うとともに
設置されている木製ブラインドを下ろしたままにするか
窓側にワンクッションとして植栽があるともっと落ち着くのではと感じました。
さらにもっと踏み込んだ意見として、
この雑然とした状況を少しでも変えれるような何かを提案できれば
経済性優先の商業施設に少しばかりの社会性なるものを加味することができ
さらに意義あるものになったであろうと
とても状況が悪い通りに建つが故についついそう感じてしまいました。
2010.05.22
百道 M PROJECT 見積り提出
図面渡しから2週間後の昨日、百道M PROJECTの見積りが
施工会社から提出されました。
今回、事前に基本図(平面、断面、率面、仕上表)以外に矩計図2枚と建具表
構造伏図、部材断面及び設備図を作成して概算を出していただき、
それをもとに減額項目を作成し施主との打ち合わせを行なってから実施設計を
行ないました。
それでも1割近いオーバーが多く
事前の概算見積りの必要性について、2~3割近いオーバーに比べれば
有効で特に構造体と金属製建具の金額が把握できることは、
実施設計に反映されるため設計事務所にとって有効で且つ
施主の方も事前に心構えと覚悟ができると思いますが、
施工会社にとっては見積りの二度手間となるため難しいところです。
早速、施主へ金額の報告だけを電話で行ない、各社の工事ごとの見積比較表を作成し
担当のアリヨシと一緒に項目の落しがないか数量は適正かなどをチェック。
施工会社の誠意ある努力が理解できるとともに
この建物に対する自分の当初の概算が非常に厳しかった現実を実感しました。
もうぎりぎりの金額です。
きょうは、減額できる項目などを検討し夕方、
施主の自宅に伺い打ち合わせを行なうつもりです。
2010.05.21
熊本 H PROJECT基本計画案決定
2010.05.20
産婦人科増改築 打ち合わせ
ここ2ヶ月、毎週1回のペースで産婦人科の増改築の打ち合わせに
担当のフジヤマとともに行っています。
きょうも夕方の5時半より8時半まで3時間をかけ、打ち合わせを行ないました。
毎回、理事長ご夫妻と院長ご夫妻の4名と我々2名の計6名が
膝を突き合わせ、テーブルの上のプランを一心に見ながら
産婦人科における様々な使い勝手の意見や過去のお話、よもやま話しなどが出され、
とても興味深い内容のお話を聞けるのが面白いところです。
したがっていろいろな意見が提起される結果、
プランが1週間ごとに変わっていっていますが
今回の提案は、お互いにかなりいい感触でいけそうな状況になってきました。
それにしても既存部分に寝台用のエレベーターシャフトを作ることは
至難の技でジグソーパズルのようなやり方で病院の意向や使い勝手を
同時進行で確認しながら場所を探していく作業です。
しかも空いているところをただ見つけるだけではなく、そこにあるものを
動かして作れないかということで、まず動かせるかどうかの判断が
同一の縦方向のスペースとして検討をしなければならず
あらゆる可能性としてのアイデアをその場で論議しながら詰めています。
当初、寝台用のエレベーターはかなり割高になるとして断念されていましたが
昔より大幅な値引率があるようで計画の途中から急に採用する方向で
浮上してきました。
そうなるとまた全体のプログラムの捉え方が変わり、
新しいアイデアが出てきて、結果的にはかなり良い方向でまとまりつつあります。
ただ、まだまだ法律上のチェック、構造の確認、施工順序の検討など
いくつもの課題を克服してやっとデザインが検討できるというところが
医療施設における増改築の難しいところです。
2010.05.18
鳥飼 N PROJECT 基本計画案決定

建築プロデュース会社フォルツアからの紹介物件、鳥飼 N PROJECT。
今年の2月2日に提案した後、しばらくご検討されていたのですが
再度、いろいろなご要望を伺うと最初の2案では対応が難しく、
予算上も概算でかなりオーバーしていたため、
3月に入り施主が海外に1年間留学で出発される4月初旬までのタイムリミットを
考慮しながら更に3案を提案しました。
出発前ぎりぎりに最終的に1案に絞られ、向こうに行かれた後、メールでのやり取りで
更に案の調整を行なってきました。
きょう、仕事で一時帰国された機会にアトリエで打ち合わせを行い
ようやく最終案が固まりました。
約45坪の川沿いに面する角地に4台の車が部屋と交互に駐車できる配置で
敷地一杯に建つ2階建てです。
川沿いの通りからの視線と西日を考慮した配置及び形態になっています。
施主の方が後2週間ばかり滞在の予定ですので、基本設計の打ち合わせを
さらに1回行ない、その後はメールでのやり取りで詰めたいと考えています。













