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図面渡しから2週間後の昨日、百道M PROJECTの見積りが
施工会社から提出されました。
今回、事前に基本図(平面、断面、率面、仕上表)以外に矩計図2枚と建具表
構造伏図、部材断面及び設備図を作成して概算を出していただき、
それをもとに減額項目を作成し施主との打ち合わせを行なってから実施設計を
行ないました。
それでも1割近いオーバーが多く
事前の概算見積りの必要性について、2~3割近いオーバーに比べれば
有効で特に構造体と金属製建具の金額が把握できることは、
実施設計に反映されるため設計事務所にとって有効で且つ
施主の方も事前に心構えと覚悟ができると思いますが、
施工会社にとっては見積りの二度手間となるため難しいところです。

早速、施主へ金額の報告だけを電話で行ない、各社の工事ごとの見積比較表を作成し
担当のアリヨシと一緒に項目の落しがないか数量は適正かなどをチェック。
施工会社の誠意ある努力が理解できるとともに
この建物に対する自分の当初の概算が非常に厳しかった現実を実感しました。
もうぎりぎりの金額です。

きょうは、減額できる項目などを検討し夕方、
施主の自宅に伺い打ち合わせを行なうつもりです。

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