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2007.07.12

抽象化

 今日は、近大の授業がありました。
毎回チェックをしていて感じることですが、最初に考えた
キーワードやイメージを建築的なものに変換する場合、
必ず、抽象化という行為をおこなわないと極めて
俗っぽいものにしかなりません。
抽象化という行為は、そのイメージやキーワードの中に
潜む根本的な事柄の分析とそれ以外のものの切り離し
によってクリアになってくるものであって、それが結果として
リアリティにつながると思っています。
学生の課題で所詮建つ筈の物でなくても、リアリティの有無
はとても重要です。
例えば、泡というコンセプトの場合、泡が球状になっているから
球の集合体を作っても建築にするためのリアリティは、得られません。
泡をどのように捉えるのか独自の切り口が必要で、その切り口は、
建築化のためのリアリティが備わっていないと説得力に欠けます。
それを見つけ出す行為が抽象化でありデザインにつながっていくものだ
と思います。

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2007.07.11

急な展開

 横浜の方からお電話をいただきました。
以前より雑誌やホームページを通して、当アトリエのことを
知っておられたようで、今回、横浜市内に50坪の土地の
購入を検討されており、ご自宅の設計の相談をしたいとの事でした。
CITY CUBEを気に入っていらっしゃるようで、清々しい空間と言われ
とても嬉しく感じました。
たまたま、先日ブログでご紹介したNさんご夫婦のほうも千葉に
候補地が見つかり確認をして欲しいとの連絡をいただいていましたので、
近いうちに東京に行き、まとめて確認をすることにしました。
それにしてもNさんとのご縁がきっかけで、東京での仕事の話が
急展開していることに、私自身も驚いています。
時期が到来したと前向きに考え、大切に対応していきたいと思っています。

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2007.07.10

男前豆腐

現在計画を進めている、白川沿いの熊本の住宅について
建築プロデュースのフォルッアより熊本の紹介物件があるので
一緒に進めてみてはというお話があり、今日ポートフォリオの
最新版を事務所に持って行きました。
スタッフの福田さんとの雑談の中で「男前豆腐知ってます?」
と言われました。
「何、それ?」というと「大石さん!遅れてるゥー。おいしくて有名ですよ!」
と言われました。
「じゃーこれあげます!」と言われて、アトリエに持って帰ってスタッフに見せたら
なんと!みーんな知っているではありませんか。
特にスタッフのヒラノが知っていたことにショック!でした。
この男前豆腐、ウフフ、ライターマンが食っていたらきっと絵になるだろうな。
ライターマンは、きっと僕と一緒で知らないに違いないと勝手に思っています。

裏側には、男前を表わす刻印が。

“男前豆腐” への3件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    アハハ!やっぱり! ともにオジサンとしてがんばりましょう!
    男前豆腐、朝食べましたが、ウメェー!まったりとした濃厚な味です。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ‘男前豆腐’は‘おっとこまえ’な大石さんにぴったり!!(^-^)ゴマすりすり。
    次は‘波乗りジョニー’こと‘豆腐屋ジョニー’食べてみてくださいね!

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2007.07.09

めがねと髭

 最近、老眼の進行度が速く、読書用のめがねと、遠近両用のめがね
を買いました。遠近両用のは、ニューヨークのROBERT MARCという人の
デザインでめがねの内側が色違いになっており、僕のは外側がブラウンで
内側がライトブルーになっています。


この遠近両用のめがねをかけると80才になる母の受けがすこぶる
よく、「和彦は、めがねが似合っとうね!」とよく言います。
さらに「あんた、ついでに髭もはやしなさい!」と言います。
それってもとの顔を全部隠せ!ということですよねー。
ひどいですねー。自分が生んだ子に対して。
そういうこともあって、言われた通りに最近、めがねと髭で
皆さんにアピールしています。
今後ともよろしくお願いしまーす!
たぶん、このホームページの写真とは、だいぶイメージが違うと
思います。

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悔しい!
負けました。
十分な力を発揮できないまま終わってしまい、悔いの残る試合でした。
しかし、スポーツで悔しさをかみしめる事は、それを積み重ねることによっても
いつか子供たちに何かを気付かせるものだと思っています。
小学1年から9年間、毎週日曜日、雨の日も雪の日も練習に行き続けた事、苦しい練習に
耐えたことに誇りをもって新たなる挑戦に活かして欲しいと思います。
今日で、草ケ江でプレーすることが終わりました。
でも、ここを通して得た何かがいつか人生の中できっと、力になってくれる筈です。
さよなら、草ケ江。
子供を草が江に入れることによって得た私自身の人生勉強においても、
親と子の結びつきを原点にした草ケ江ヤングラガーズに対して感謝をしたい気持ちで
一杯です。
ありがとう、草ケ江。

“涙雨の草ヶ江ヤングラガーズ” への1件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    試合に負けた時はポッカリ空洞状態でしたが、息子の涙を見て私も涙が止まりませんでした。・・・このプログの写真を見てまたまた涙(T_T)
    試合に負けて流す息子の涙は、9年間ラグービーを続けて得た、何物にも変えがたい財産です。これからの彼の中で、大きな糧となると信じています。

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