2011.08.10
人吉市と熊本市へ
きょうは、スタッフのフジヤマとともに人吉に向けアトリエを10時半に出発。
昨年から人吉市内で土地を探され住宅を建てられる予定の方より連絡があり
候補地の確認の為向かいました。
午後1時過ぎに到着。
1年ぶりの人吉です。
土地は国道と河川に面した準工業地域で、変形した約400坪の敷地。
隣地との間に農業用用水路らしき側溝があり、土地とのレベル差が3m近く。
販売価格はかなり格安ですが、擁壁等の外構整備に費用がかかりそうな土地でした。
暑い日差しが降り注ぐ中での長い時間の立ち話は、過酷に思えたので
早めに切り上げて頂き、フジヤマと二人で敷地調査を行なう。
フジヤマの顔色が暑さでゆがみきつそうに見えたので
僕らも車に戻り、しばし休息。
たまらない暑さです。
次の熊本市での約束の時間にまだ間があるため
この土地について土木事務所と市役所の都市計画課に行き、確認を行なう。
結論から言えば、かなりリスクのある土地であり
さらに200坪程度の土地を探された上で、比較検討されることを勧めることに。
その後、人吉市内で昼食を取り熊本市へ。
先月からブログに載せていた4階建て住宅の提案。
建築基準法上、4階建ての場合、
竪穴区画及び2階リビング上部の吹き抜けに対しても
リビングは避難階でないため
防火シャッターによる区画がリビングフロアにも必要で、
かなり大掛かりになることが判明。
本来、竪穴区画は「主要構造部が準耐火構造で地階又は3階以上に居室がある建築物」
に適用されるのですが
(竪穴区画とは垂直方向の階段、吹き抜け等のシャフトなど空間が連続的に
タテ方向とつながっている部分と一般階を防火戸、シャッターなどで区画すること)
住宅の場合、緩和規定があり
階数が3階以内で延べ床面積が200㎡を越えなければ竪穴区画は不要です。
したがって、3階建てでも200㎡を越えると必要になります。
今回の住宅は200㎡を越えたものになります。
そこで、主要構造部が準耐火構造とは?ということで調べてみると
準耐火建築物とは、主要構造部を準耐火構造にしたイ準耐と
外壁を耐火構造としかつ屋根を不燃材料で造る等としたロ準耐に分かれており、
では、主要構造部とは?ということに。
「主要構造部は壁、柱、床、はり、屋根、階段をいい-----—-」と法文にあり
法文通りの解釈を行なえば、主要構造部の一部が成立していない場合
コンクリート造であってもロ準耐の成立が可能ということに。
したがって、階段の段板を木製で浮いた段板とするならば
主要構造部が成立しないためロ準耐ということになり、
ロ準耐は主要構造部が準耐火構造ではない為、
最初の定義である竪穴区画の条件に当てはまらなくなり、
結果的に竪穴区画は不要ということも可能であるということを
フジヤマの方で審査機関と打ち合わせを行ない詰めてもらいました。
竪穴区画が不要ということは、200㎡を越える3階建て住宅の計画において
自由に階段の位置を設定することができプランの自由度が増えることになります。
建築基準法の解釈を巡っての論議は、
あらゆる用途の建築物の創造性を実行する上での
専門性を必要とするルールに基づくものであり
一字一句確認を行なう粘り強さが要求されます。
午後9時半ごろアトリエに到着。
留守電を確認。
その後、すぐ近くに本日オープンしたばかりの広島風お好み焼き屋さんに
冷たいビールを飲みに二人で行きました-----—-。
2011.08.07
真夏の現場
土、日曜日と千葉に行っていました。
土曜日は、1時より千葉の現場で打ち合わせ。
2時より施主の方も来られての打ち合わせでした。
関東地方は前日まで気温も低く、雨が続いていたようですが
土曜日は一気に気温が上がり、真夏の現場は暑くて汗だくになりました。
福岡から飛行機で行くため、
長袖のワイシャツ姿で手にジャケットを持って行きましたが
現場の暑さは、かっこうを気にするような状況ではなく
猛然と汗が噴出し、ズボンもポケットに入れていた財布もお札も
汗でびしょびしょに。
これからは、現場で着替えるような対策を考え服を持っていく必要があると思いました。
もともと天然パーマの髪質で本数が減っている頭は
汗でちゅるちゅるに-----—。
かっこう悪いので今後は帽子も必要かもしれません。
5時に打ち合わせが終わり、現場監督の車に乗り、1時間半かけ千葉市へ。
宿泊予定のホテルに先に送ってもらい、とにかくシャワーを浴びすっきりして
飲み会の場所へ向かいました。
土曜の夜は、現場をやって頂いている「かしの木建設」さんを紹介して頂いた
千葉の設計事務所で古い知り合いのNさんとの飲み会を
建設会社の方でセッティングして頂き、楽しい夜となりました。
20年ぶりの再会でした。
当時、Nさんは町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー東京本部の
建築技術講師もされており福岡校の講師をしていたボクや柳瀬さんなどが
大変、お世話になった方です。
今回、かしの木建設さんを紹介して頂き、本当に助かりました。
翌日、日曜日、千葉市より船橋経由で茨城のつくば市へ。
おととし、つくばの叔父の奥さんが亡くなり、
大石家の長男の息子として葬儀に参列できなかったことから
今回の現場を利用して一人住まいの叔父の家にご焼香に行ってきました。
大石家のルーツは福岡県の八女ですが
ほとんどの親族はみな関東地方に移っており
父のすぐ下の弟である叔父は農林省の役人でつくば学園研究都市に移り住んでいました。
常磐線の荒川沖で降り、タクシーに乗る。
運転手さん「どこだべ?」
「なべも夜は近くはわからないだべ」
なべ-----–??
鍋か?鍋、夜、近くとは??
茨城県人は鍋料理を夜、食べると暗くて何が入っているのかわからないだべ?
ということか?----------。
よく考えてみると「なべ」とは「ナビ」のことだということがわかりました。
すると、ひとつ疑問が-----。
茨城県人はビビンバをベベンバと呼ぶのでしょうか??
79歳の一人になった叔父は、元気で、庭の手入れも行き届き
家の中もきれいに整理しており、几帳面な人なんだと改めて思いました。
千葉の現場に行く機会を利用しての課題の二つを何とか終え
あと二つはボクの上京の機会を利用しての関東でのいとこ会に出席することと
女性建築家の塚田さんに会ってお礼を言わなければいけないことが残っています。
2011.08.05
商品化住宅のディテール
8月になりました。
商品化住宅プロジェクトへの参加の相談があったのがちょうど1年前の8月でした。
実施図面も見積もり調整も模型も終え、
現在、タブロイド紙の編集作業が行なわれており、まもなく出来上がります。
結局1年以上かかっているプロジェクトになりました。
そうしたなか、今回、ディーテールの検討が行なわれました。
全国の工務店が建てられるに当たり、施工の差が出ないように
専門業者の方と打ち合わせを行ない、詰めておく必要があります。
ボクが提案している建物の場合、庇部分の板金納まりが少し複雑で
施工方法において具体的な意見を聞く打ち合わせを行ないました。
当初、屋根防水は1/50勾配のFRP防水仕様としていたのですが
その場合、板金部分との取り合いが多くなるため
たてはぜ葺きの金属陸屋根として、
笠木も含め全てを板金施工で統一することに。
笠木の見付、曲げ方、内部での通気の取り方など
意見を聞きながら実寸レベルでの断面スケッチを起こし
打ち合わせを行ないました。
建物を施工する前に
細部にわたる打ち合わせを十分にやっておくことが必要ですが
建物には、このようなディテールにおける詰めがたくさんあります。
したがって、今回のプロジェクトにおいては実際に建物を建てながら、
現場レベルでの実証を積み上げておかないと完全ではありません。
また、想定できないクレームに対応できない不安を
払拭することもできません。
デザイン面においても材料の素材感の確認や色の微調整、
見付け巾の確認など現物において検討しなければならないことが無数にあり、
通常、我々が個別の物件において現場で普通に行なっていることを
全国展開される前にモデルハウスにおいて確認しておかなければなりません。
当初は何度か検証を重ねた上での販売という話が企画の方から出ていたのですが
最近、プロジェクトが進むにつれ曖昧になってきています。
今後は実行段階における問題を解決できるアイデアが必要です。
2011.07.30
真夏の合同コンパ

LIGHT TUBEの施主奥様とは、妻が会社でご一緒していることもあり
昨日、二人の企画で会社の女性たちと建築に携わっている若き独身の男性たちを
CITY CUBEに招き、合同コンパを行いました。
各々7人の男女が集まってのパーティーでした。
男性の方は、独立した元スタッフのヒラノ君に声をかけ、集めてもらいました。
食事は、主に企画した二人で用意。好評だったようです。
7時から始め、午前3時に解散。
ボクは仕事を終えて9時過ぎから参加しましたが、酔っぱらって途中、
1階の寝室で寝てしまいました。
女性の方は12時までにほとんど帰られましたが
お一人だけ交通の便が無くなり、泊られることに。
ちなみに画面左端に見えているのは、LIGHT TUBEの小学生の
お嬢ちゃんが寝そべっている姿です。生足にぎょっとした皆さん、あしからず!
LIGHT TUBEの奥さんは、やる気満々で今後も仕掛けましょう!と
言われているようで、独身の男性諸君はヒラノ君と友達になろう!!
2011.07.28
熊本 S PROJECT

今週より、熊本S PROJECTの計画開始。
敷地は、縦長く約93坪あります。
2年間土地を探された結果、南側正面が大きな木が生い茂る公園になっています。
ここに屋上庭園のある4階建ての住宅を計画します。
南側の公園の木を借景として眺めるためにリビングなどのパブリックスペースは
2階に配置するご要望です。
2層分の大きな吹き抜けも取ります。
エントランスからの階段の見え方もかっこ良くと言われています。
エレベーターも設置するため、垂直動線の取り方がポイントですが
4階建てになると竪穴区画の問題も出てくるため
計画上の持って行き方が難しくなります。
ボクの場合、通常、構成的なプランニングから
入っているように思われているかもしれませんが、
本来は、外観イメージから入っていくのが自然体に近く
今回は、そのイメージの方からアプローチしています。
外観イメージといっても、施主の方から出された要望を頭の中に入れ
様々な諸条件が頭の中のジューサーで攪拌されると
予想もできないイメージが湧き上がってくるような感じです。
平面プランに落とし込む作業を3日間やっててうまくいかず、
考え方を変えようか迷いましたが
今日、もう一度触ってみていけそうな感触を得ました。
もういい加減に方法論がきっちりと安定してよさそうなのですが
いまだに四苦八苦しています。
プロ野球選手に例えるならば、どんなベテランでもいつもフォームを
改造しているのと同じなのかもしれません。













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PASS:
むむっ!
4階建て!
杭工事必要でしたら格安でお見積り致します
(本当ですよ)
必要でしたらご連絡ください。
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PASS:
そうですよね!
たぶん杭は絶対必要になると思いますので
その時はタナッチに連絡しますね!