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2011.07.26

逆流性食道炎

1ヶ月前より左胸の中間あたりに鈍痛を感じ、
特に、寝た時に顕著になっていました。
2年前も同じ症状で、平尾にある胃腸科で無痛内視鏡による検査を受け
逆流性食道炎と診断されたことがありました。
最近、この病名をテレビなどのコマーシャルでもよく耳にします。
むかしは、この病名をほとんど聞いたことがなく、
どうして最近、増えたのかよくわかりませんが
胃の噴門部の筋肉が衰えることにより、
胃液が食道に逆流することで炎症が起こる病気のようで、
高齢化社会によって増加しているのかもしれません。
どちらにせよ、どんどん肉体が老化している証拠です。
ボクは胃カメラがどうしても苦手で、
今回も近くで無痛内視鏡による検査ができるところをネットで探してみました。
すると2~3年前に百道浜にできた福岡山王病院が経鼻内視鏡を扱っているようで
アトリエから車で5~6分のため行くことにしました。
前の日に事前に10時に予約を入れ、朝、何も食べずに出発。

百道浜に出来た民間としては巨大な立派な病院です。
確か、ここの設計はメイ建築研究所の河野さんが関わっていたことを思い出しました。
ただ、この病院グループには専属の設計部門があって、
そこへ協力したような関わりだったようにお聞きしたことがありました。

初診の受付を済ませると、A4ファイルを持たせられ奥の内科待合の総合受付で渡す。
そこからさらに細分化された内科の各器官(循環器、消化器、肝臓、すい臓、腎臓など)
ごとに専門医がいる診察室があるのは凄いと思いました。
消化器科の前のソファに座ると、扉横に診察番号が表示されるしくみになっており
10時の予約に対し、9時50分ごろ総合受付で初診の受付を済ませ
診察室に呼ばれるまで20分ぐらいで済みました。
大きな医療施設では、ここでの待ち時間が1時間ぐらいは当たり前のことを考えると
とても楽で助かります。
経鼻内視鏡は午前中、人間ドッグで使用中とのことで
鎮静剤の静脈注射による内視鏡検査を選ぶことにしました。

診察室から内視鏡検査室まで係りの女性の方に案内されて行くと
すぐに検査室に通されました。
胃を膨らませるためのコップを渡され飲み干すと
肩に胃の緊張を抑える注射をされベッドに寝かせられました。
そして鎮静剤の静脈注射。
体を横に向け、口に再度麻痺スプレーを入れられた後、
内視鏡を入れるワッカのようなものをはめられました。
さて、意識もまだあるし次は内視鏡が口に入れられる筈だと思っていると----------—-。

-----------オオイシさん終わりましたよとの声-----------。
どこで意識が途切れたのか全く思い出せません。
検査が終わり、1時間ばかり目が覚めるまで別室で寝かされていました。
いつ、管が入ったのかも全くわかりませんでした。

目を覚まして再び診察室に行き、検査の結果をドクターから聞きました。
予想通り逆流性食道炎で他には異常がないとのこと。
2週間分の薬をもらい、アトリエに電話。
フジヤマに事情を話しタクシーで来てもらい
彼女の運転で無事戻りました。

逆流性食道炎のおとこの巻でした----------。
50才以上のみなさん気をつけましょう!

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