2012.01.04
明けましておめでとうございます
久しぶりのブログです。
明けましておめでとうございます。
昨年末より当アトリエもいよいよ牧歌的な状況ではなくなり
慌しく、ブログを更新する気持ちになれないような状況でした。
言葉を発するということは、気持ちに余裕がないとできないものかもしれません。
みなさんは、昨年の1年いかがでしたでしょうか?
ボクの個人的状況をお話しするとすれば
昨年は、いろいろなことでの状況のきっかけを作る年だったのかもしれません。
55歳にもなっていまだに方向性を巡って確立できていない状況をどのように
考えていいものか悩ましい限りです。
いっそのこと、自分はこれしかできないのだからこう行くと絞った方が
より明快になるのかもしれませんが、何かそういう見え方というものが
きっと嫌なのでしょう。
でも、だんだん年齢というものが次第に選択肢の巾を狭ませてきて
きつくなってくるということもあります。
ああ、どうしよう?と思うのですがもう一度、原点に帰る必要があるのかもしれません。
一昨年の末に色々なトラブルに見舞われ、思い切って伊勢神宮にお参りをしてきました。
伊勢神宮は初めてではなく、もう3回目かもしれません。
これまで、何とか自分で頑張ってきているものの
もうどうしようもなく、神頼みしたくなる時が3回あったということです。
今まで、行けば全て好転していました
お陰かどうかわかりませんが、昨年中に一挙に解決しました。
そのように考えるとボクは頻繁に神頼みしているように思われるかもしれませんが
人生の中においては何らかの周期があり、
僕らはその中で修行していると考えるといいのかもしれません。
いつもいいことが続くわけでもなく、ずっと悪いことが続くことでもない。
いいこともあれば、悪いこともあるなかで我々はどのように生きるのか
試されているということかもしれません。
でも、それでも、人はそんなに強くないのです。
そこで神頼み-----—。
神頼みすることで弱い人は、向かっていけるのだと思います。
その結果がどうかわかりませんが、ボクは何かきっかけを掴みました。
ボクと同じようにいろんな思いを持っておられる方々に
今年は、ご一緒にがんばりましょう!!
今年も皆さんよろしくお願いします。
伊勢神宮は建築的にもみても素晴らしいと思います。
建築を志している方は、絶対見るべし!
凄いと思う伝統建築に対し敬意を払ってお参りしましょう!
2011.12.17
南風台 空に向かって開け!現場
きょうより、西日本工大の院生、藤岡くんに応援に来てもらい
提案プロジェクトの模型製作の助っ人として依頼。
ちょうど良いので糸島、南風台の現場に一緒に連れて行きました。
当初、外壁も含め屋根材のガルバリウム鋼板のヨコ葺きにしていましたが
施主の方より要望があり、塗り壁に変更になりました。
通気胴縁を透湿防水シートの上から通して通気層を作り、
この上にノンクラックモルタル下地のための金網を張っていきます。
屋根はアスファルトルーフィングを敷いた後、
雨音防止のペフというシート状の吸収材を敷き、
その上にガルバリウム鋼板製の屋根材を葺いています。
内部は、ちょうど断熱材である現場発泡ウレタンの吹き付けを行っています。
来週、金沢より施主ご夫妻が来福され
コンセント、スイッチの位置について現場でボックスをセットしてもらい
最終確認を行う予定です。
アトリエに戻り、5時から田川 T PROJECTのご夫妻がアトリエに来られ打合せ。
7時からは、陶芸家の横尾純さん夫妻と夫婦同士で西新の居酒屋で食事。
2011.12.16
NOTEQUAL訪問
きょうは朝より戸畑の住宅の打合せでフジヤマとともに北九州へ。
現在、実施設計前の基本設計の段階で
きょうは、ポーチ部分のパースやエントランスの収納、ピアノ室の使い方など
1階廻りについての打合せを行いました。
その後、福岡に戻り赤坂の山本文房堂で来週末、
提案予定の久留米M PROJECTの模型材料を買い込む。
さらに近くの元スタッフ、今年の4月に独立した有吉君のオフィスに初訪問。
現在、手伝ってもらっている大村賃貸プロジェクトについての打合せ。
広いオフィスフロアの一部を間借りしているそうで
本棚などで仕切り自分のワークスペースを作っていました。
本棚の上には当アトリエの時に作った模型が並べられ、
何故か、かわゆく感じました-----—。
とにかく、自宅ではなくささやかですが自分のオフィスを持っての第一歩です!
ノットイコールがんばれ!!
今度は、元スタッフの平野君のオフィスに押しかけ、
最後に西岡(旧姓カサギ)さんのオフィスに行こう!
2011.12.15
バーンスタインとカラヤン
今年になって新潮社より出版されている
小沢征爾、村上春樹「小沢征爾さんと音楽について話をする」を
OBオケでバイオリンをやっている妻が買ってきて読んでいるようですが
ボクがとても尊敬するとある建築家のブログにおいても
その本が取り上げられていました。
本ではバーンスタイン+グールド、カラヤン+グールドのレコードの
聞き比べによる議論が行われており
それをきっかけに建築家らしい建築に置き換えた感想を述べられており
とても面白かったので勝手ながら、
以下、ブログの原文のままご紹介します。
さて小沢はカラヤンとバーンスタインを聞き比べながら
カラヤンの決定的な特徴の一つを「長いフレーズのディレクション」だと言った。
それは細やかなアンサンブルを犠牲にしても長いフレーズの一本の線を
大事にすることだと言うのである。
これを読んでなんとなく小学生の頃の叔母のカラヤンへの無関心が思い出された。
長いフレーズのディレクションとは音楽の大きな構成要素のことであろう。
建築とパラフレーズすることもできる。
すなわち建築の大きな骨格、構成を大事にするということである。
エスキスの情景を思い浮かべるなら、スタッフがちまちま書いたスケッチの上に
ボスがマジックでバシッと一本(あるいは数本)の線を書いてしまうあれである。
僕もやられた。太い色鉛筆か4Bでバシッと数本の線を描かれた記憶がある。
あれはまさに全体を決める骨格のディレクション。
混乱したスケッチにあれは大事かつ有効な指導である。
特に学生に対してはそうだ。
しかしよく考えられたスケッチの上にあれをやってはいけない。
込められた様々な思いがバシッと飛散するからである。
構成や輪郭だけが優先されて局部に込められた熱がはじけ飛んでしまう。
カラヤンが軽いと言われるのはディレクションを優先させた建築同様、
曲の骨格や構成ばかりが勝ってしまい、
音の中に込められた無限の豊かさが犠牲にされているからなのでは?とふと思った。
以上、柳瀬さんが聞くとほくそ笑むような内容でした-----—-。
2011.12.12


















