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 今日は、先日ご主人がご相談にこられた奥様と打ち合わせをさせていただきました。
昨年の10月より、千葉から福岡へご主人の転勤で来られたご夫婦です。
このブログを読まれ、当アトリエがかなり忙しいと思われておられたようで、
提案の日程について心配されたようですが、9月末提案でご了解をいただきました。
福岡をもっと気に入っていただけるように、気持ちの良い開放感のあるお住まいを
提案したいと思います。
その後、5 Similar Houseのプレカット工場が作成した架構図のチェックを
行い、岡垣町のニュータウンで土地の購入を検討されている方の敷地確認に
行ってきました。
最後は、前日に続き、百道浜のリフォーム住宅の内部のご紹介。
私にとって、この住宅のリフォームは、これまでのリフォームの中で最強の難しい
物件でした。これまで蓄積してきた技術と経験がなければできなかっただろうと思います。
また、昨年アトリエに入った藤山の緻密なフォローも大きな結果につながっています。

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2007.07.27

再び熊本へ

 本日、スタッフの藤山とともに熊本の住宅の設計監理契約を行ってきました。
結局、プランが堅実でコストパフォーマンスがあり、川に対して気持ちの良いデッキテラス
が作られているA案で詰めていくことになりました。
A案は、細長い三角形の変形敷地を逆手に取ったとてもきれいな形の住宅で、
プランに無駄がなく、お二人の雰囲気にぴったり合いそうです。
二人ともとても喜んであり、今後スムーズに設計作業が進められそうです。

その後、事務所に戻り、今度は5月に竣工した百道浜のリフォーム住宅の手直し工事
の確認に担当の藤山と行ってきました。

リフォーム前外観

           リフォーム後外観

リフォーム前中庭

                           リフォーム後

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“再び熊本へ” への3件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    お久しぶりです。近大の稲田です。前期お疲れ様でした☆
    偶数組でちょこちょこ奇数のプレゼンを見に行ってたのですが、だいぶ雰囲気が違って驚きました。どちらが良いってことは無いと思いますが自分的には偶数組の雰囲気が好きでした。ちなみに前書いた3人というのはOkmt君、Stさん、Hrさんでした笑
    ところでなぜいきなりコメントを残したかというと、自分この百道浜の住宅にE&Yの人と家具(B&B)の搬入で行ったからです。演習の中間プレゼンを休んで笑
    写真を見てまさかと思ってテンション上がってコメント残してしまいました。大石先生の設計なんですかね?1階リビングのでっかいワインセラー?みたいなのと2階に上がってから見えるキッチンの裏側がとてもかっこよかったです。全体的にキレイにまとめているのかなと思ってたらいろんな角が丸くなっていたりして、作業中何回見ても飽きないおもしろい住宅でした。素人の意見でスイマセン。
    長々と書いてしまって申し訳ありませんが、自分もStさんとブログを始めました。よかったら覗いてみてくださいf(^^)
    http://blog.livedoor.jp/ina_d/
    ではこれから暑くなりますが体に気をつけて頑張ってください。blog更新楽しみにしています☆

  2. SECRET: 0
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    どうもE&Yの是永です。御無沙汰しております。
    毎日欠かさず、楽しんでブログ読ませていただいております。
    ほんと、勉強になることも多く、楽しませてもらってます!!!
    ただ、残念なのが・・・
    MITSUBACHIのオープニングで大石さんにお会い出来なかった事です。(話変わってますが・・・)上の稲田君ではありませんが、福岡の狭さをつくづく感じたオープニングでした。意外な人が意外な点で繋がっている。でもそれが、福岡の良さであって、それが爆発したらとんでもない力になるんだなぁと実感しました。福岡は飽和状態にあると各業界の方からよく伺いますが、どうやらまだまだ福岡には隠されたポテンシャルあるようです。
    これからのブログも楽しみにしてます。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    稲田くん!コメントありがとう。ただ、間違わないように理解してもらいたのは、この住宅は僕の設計ではありません。外観のデザインも含め
    違う方が設計された建物を今の施主が中古住宅として購入され、
    そのリフォームを任されたのが僕です。でも不思議とつながりますね!
    西に向かってプロジェクトも竣工したら、忘れず連絡しますね!
     是永くん、MITSUBACHI行けなくてすまない!
    Mさんがどんな服で来られたのか是非見たかったのですが—-。
    きっとパワフルなオープニングパーティーだったんでしょうね!
    ぼくも近いうちに、お店の方に顔を出そうと思っています。

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 夏の真っ盛りの今日、「西に向かって開け!プロジェクト」の地鎮祭がありました。

汗が止まらない暑さの中で、蝉の声と神主さまの祝詞の詩的な協奏を感じた式でした。

次に、篠栗の現場へ。
基礎のコンクリートを打つ前に割栗石を入れて、転圧をかけている最中。

その後、近大の最終プレゼ。


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さらに夕方、飯塚から苅田町の5 Similar Houseの現場に配筋検査に行きました。

今日は、たいへん充実した一日でした。疲れたのでスタッフを誘い、(そうです!あのヒラノ
くんが試験も終わり、久しぶりに参加!!)お好み焼きを食べながらビールを飲みました。

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2007.07.25

新規のご相談

 昨日は、新規の住宅のご相談を受けました。
ご主人は、飛騨高山のご出身で東京の大学を出られ、会社に入社後、
千葉で勤務され、昨年10月に福岡に来られたそうです。
色々な地域を見られた上で、福岡を気に入られ、奥様も千葉ご出身にも
かかわらず、こちらに住まわれることを決意されたそうです。
お話を伺うだけで、福岡に住んでいることが恵まれていることを改めて実感しました。
ご主人は、趣味がサーフィンだそうで、千葉の海の方が、波は高いけれども
地形がフラットに対して、日本海に面した福岡の海岸は、山が間近に迫って
風景に変化があり素晴らしいとのことでした。
サーフィンというスポーツが、波の高さを求めるだけではなくて、周辺の
景色を含めた自然との一体感を求められているのに、新鮮な驚きを感じるとともに、
ぜひ、家作りにご協力したいという気持ちがムラムラと湧き上がった面談でした。

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2007.07.24

自己投資

 私たち建築家やデザイナーと言われる人達は、依頼主の発想をさらに発展させ
展開できるような高いレベルの提案を求められています。
プロと言われる人は、多大な自己投資を行なっています。

 自分の趣味の延長や、自分が育ってきた環境・経験に基いた提案であれば
素人にもできることです。
建築・デザインを学んだ人が、自分が生まれ育ってきた背景をベースに思考できる
分野の延長として住宅がやりたいと言うのはある意味、楽な選択です。
本来、設計というのは、自分が経験したことがないことであっても、全く分からない
機能を分析し情報を収集した上で、提案における初期条件を把握しコンセプトを
組み立てていくものです。
したがって、住宅をやりたいのならば背景として伝統的な日本住宅の成り立ちを
知るとともに、戦後の現代住宅の変遷についても十分知っておく必要があります。
また、現代における家族関係や環境問題についての書物を読み漁ることも必要です。

とにかく、住宅についてよく勉強すること。
また、自分の生まれ育った環境と異なる背景を持った依頼主からの要望に
応えるためには、自分のキャパシティを拡大する自己投資を日頃から行なって
いないと、相手にとって貧弱な提案しかできません。
住宅における豊かさをいろんなレベルで実現するためには、たゆまない自己投資の
積み重ねが必要です。

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