2018.09.12
Kartell社の商品説明会
トーヨーキッチンが代理店になっているイタリアKartell社の商品説明会に
行って来ました。
カルテル社と言えば1960年代にプラスチックでできたキャスター式の
円筒状 の収納が有名でこの頃、同様の仕上げでチェアなどの商品も出していました。
1980~1990年代にはエコロジーの立場から木を一切使用しない
フィリップ・スタルクの考え方とマッチングさせたチェアをリーズナブルな価格で
提供していました。
2000年以降はポリカボネートを使っての透明なデザインの椅子を登場させ
以降、ポリカボネートという材料を使用してしか表現できないようなデザインを
特殊な技術力を高めながら照明器具やソファ、什器等の展開をしています。
また、その特殊な技術力によって吉岡徳仁による吉岡ワールドが表現されており
この度、カーボンファイバーによるダブルメッシュ構造のシェル状の
椅子が発売されます。
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2018.08.31
雲間のそら
2018.08.19
建築にまつわる本のはなし
建築を造る行為というのは、
造り続ける限り常に学ばなければいけませんが
建築の創造的行為を単に感性だけで乗り切ろうとすることは
進歩がないことにもつながりかねません。
建築の仕事を通して本は実践的な面において
経験不足を補ったり、イメージを喚起させたり様々に役に立つものですが
本質的な面においては
在り方について深く考えさせるものでもあります。
その建築における本というものについて
昨年GA JAPANから出版された「建築にまつわる本のはなし」は
非常に興味深い特集になっています。
この中で安藤さんがまだ駆け出しだった頃、神戸新聞の社長から
進められて読んだ本として和辻哲郎の「風土」を挙げられていましたが
ボクが大学に入学した当時、教授から勧められて読んだのがこの本でした。
環境設計学科というのは当時、珍しく、新しくできた学科の意気込みもあり、
この本を環境というものを認識するうえで勧められたのだと思います。
これには日本という湿潤な気候を踏まえての哲学的な考察が
述べられており当時18歳の頭脳としては非常に難しく感じたものです。
それにしてもこの本を新聞社の社長という立場の人が
学歴もなかった安藤さんに勧めるというのは
流石だと思いました。
このGAの本には、著名建築家へのアンケートで影響を受けた本として
近代建築の歴史書以外に磯崎新の「建築の解体」が多数挙げられています。
この本もボクがちょうど建築を志した学生だった20才のときに購入したものです。
また、当時、盛んにレヴィ―・ストロースやミッシェル・フーコー
などの構造主義哲学を建築思想に持ち込んで捉える言説が流行っており
今回、影響を受けた本の中に構造主義に関するものが少なかったのは
意外でした。
とにかく今後、もっと建築を深く掘り下げたいと
考えられている方々にとっては有り難い特集だと思います。
これに網羅されて本の中から、自分にとって興味があるものをリストアップし
時間を作って読破していくことも面白いかもしれません。
2018.08.15
お盆にピッタリの映画
お盆休みにディズニー映画の「リメンバーミー」を借りて観ました。
この映画で初めて知ったのですが
メキシコには日本のお盆と同じく死者の日というのがあり
1年に1度だけ亡くなったご先祖が
あの世から戻ってくる日となっているらしいのです。
その日、あの世とこの世との間に
マリーゴールドの花びらでできた橋がかけられ
たくさんの故人が渡って身内に逢いに行くことができますが
この世で写真を飾られ偲ばれていないと、
あの世の出国ゲートから出て橋を渡ることができません。
橋を渡れない故人は
やがてみんなから忘れ去られることにより
あの世で第2の死を迎えなければならないという悲しい現実を
うまくドラマ化しています。
また、あの世の闇の中の満艦飾のような光の描き方も素晴らしく
改めて亡くなった故人を大事にしなければならないという
素直な思いが湧き上がってくる映画になっています。





















