BLOG

トーヨーキッチンが代理店になっているイタリアKartell社の商品説明会に
行って来ました。
カルテル社と言えば1960年代にプラスチックでできたキャスター式の
円筒状 の収納が有名でこの頃、同様の仕上げでチェアなどの商品も出していました。
1980~1990年代にはエコロジーの立場から木を一切使用しない
フィリップ・スタルクの考え方とマッチングさせたチェアをリーズナブルな価格で
提供していました。
2000年以降はポリカボネートを使っての透明なデザインの椅子を登場させ
以降、ポリカボネートという材料を使用してしか表現できないようなデザインを
特殊な技術力を高めながら照明器具やソファ、什器等の展開をしています。

スタルクデザインによるAmiAmi
(当アトリエが設計した住宅ではFacility Hatのダイニングチェアとして採用)




また、その特殊な技術力によって吉岡徳仁による吉岡ワールドが表現されており
この度、カーボンファイバーによるダブルメッシュ構造のシェル状の
椅子が発売されます。

ボクがカルテル社が好きなのは工業製品としてのデザインに徹しながら
シンプルでエレガントであり且つリーズナブルであるということです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。