2008.02.25
LIGHT TUBE上棟

須恵町のLIGHT TUBEが今日上棟しました。施工は、ハタさんの会社である筑羽工務店。
在来の木造軸組にTUBE全体を構造用合板で固めて殻状にした
構造になっており、今回は軸組だけの棟上です。
今後、殻状の構造体にするために構造用合板の下地フレームをつける
作業に取り掛かって行きます。2階のTUBE状に浮いている部分の柱には
すべて集成材を使用しています。
きょうは、TUBE状の開口部から切り取られた景色の見え方のチェックを行ないました。
当初の想定通りの開口位置で全く問題はありませんでした。
特に、中庭から半階下がった道路側の視線の抜け方が想像以上に気持ち良かったです。
上の写真はTUBE状になる2階スペースで屋根の野地板、床下地とも根太ノンという
24ミリの構造用合板を張っています。
2008.02.24
就職の面談
昨日の興奮も冷めないきょう日曜日。
大分より当アトリエのスタッフ募集に対する面談にNくんにきていただきました。
きょうは、たまたま自慢の鬼嫁も休みでしたので面談に立ち会ってもらいました。
自分だけで判断するより、第三者を入れたほうが公平であると考えてのことです。
特に、こういう場合の鬼嫁は、きわめて公正な立場の意識をもっていますので
面談を受ける方にとってもプラスだと思いました。
1時間半近くお話しましたが、とてもハキハキされており良い印象を持ちました。
小雪が散らつく中での福岡、Nくん!遠いところありがとう!
3月中旬まで検討させてもらうつもりです。
2008.02.23
プロポーザルコンペ公開審査
今日は、熊本県宇土市で行われた宇土、網津小学校のプロポーザルコンペの
公開審査に妻とスタッフの笠置の3人で行ってきました。
朝、6時起床、7時出発で8時45分には現地に一番乗りでした。
審査委員長は国際的に著名な伊東豊雄氏。
審査委員は、九大准教授の末廣さん、熊大准教授の桂さん、神奈川大教授の曽我部さん
の3名の建築の専門家に宇土市長、教育長を入れた6名でした。
一次審査で選ばれた建築家は、各々5名。
宇土小-小嶋一浩、ヨコミゾマコト、元倉真琴、地元の牧野氏、シーラカンス堀場+工藤和美。
網津小-元シーラカンスの小泉雅夫、千葉 学、村上徹、坂本一成、福岡の鮎川透。
いずれもそうそうたるメンバーでした。
とにかく無茶苦茶に面白く且つ刺激的でした!
2本の最高に面白い映画より面白い!
活性化とか影響という言葉はこういう企画にあると思います。
芥川賞と同等の建築学会賞を取っておられる方が、坂本一成氏、元倉真琴氏、
シーラカンスの小嶋、堀場、小泉の3氏、ヨコミゾマコト氏、村上透氏、作品選奨の千葉氏。
ほとんどオールスターキャストが揃った知性と感性の戦い!
各々が持ち時間10分以内で自分の思いをプレゼします。
それぞれのプレゼの後に審査委員の方からの質疑の後、最後にまとめて
総括質疑が行われました。
最初に審査委員長の伊東さんから、あなたが設計した学校で卒業写真を撮るとしたら
どこが一番いいですか?との質問。
一番困惑したのはシーラカンスの工藤氏。いろんな場を思い出として計画をしており
小学校にそのようなシンボル性を作らないと言った上で伊東さんからそういう質問は
意外と本音が出てしまいました。果たして伊藤さんの真意は何だったでしょうか?
ということをいろいろ考えてしまうことも楽しかった。
個人的感想から言えば、宇土小はヨコミゾ氏の運動場をサークル上に囲った
案がもっともシンプルで刺激的であり
シーラカンスのメンバーたちが学校建築にもたらした変革を新たにステップアップする
ものかと思いましたが、移動距離の長さが使い勝手上現実的に教師に受け入れ
られるかがポイントだと思いました。
網津小は、宇土小に比べかなり規模が小さく、プログラムはシンプルにもかかわらず、
意外にも強く引き付ける提案が少なく、正直言って千葉さん、村上さんは実力を
十分に発揮されていないように思いました。
実際に公開プレゼを見て、宇土小の規模はかなりの経験と実績が必要でしたが、
網津小くらいであれば、私も出せば良かったと思ったほどです。
審査委員の末廣さんもきっと自分ならばと悔しく思われていたかもしれません。
とにかくとてもいい経験になりました。
結果は、宇土小が小嶋氏、網津小が坂本氏で決定でした。
学校設計の経験がないにもかかわらずヨコミゾ氏の堂々たる戦いぶりはアッパレ!
みなさん素晴らしいプレゼありがとうございました。
2008.02.21
照明計画

住宅の照明を計画する場合、私のアトリエでは実施設計に入る前に
空間の見せ方の検討を行なって実施に反映させています。
3年前に松下電工主催のResidential Lighting Awards
という住宅照明の賞を頂き、授賞式に東京に行った際、
大阪の建築家で全国的に著名な坂本 昭さんにお会いしましが、
坂本さんの場合は、照明の見せ方によってプランを調整されておられる
そうで、照明に対する並々ならぬこだわりを知りました。
なかなか、坂本さんのような達人のレベルには到達しませんが、
住宅における照明計画は、夜の時間を演出する上でとても重要であると認識しています。
これが難しいのは、仕上げと一緒であまりやり過ぎると店舗っぽく
水っぽくなってしまうことです。
バカみたいに明るくすると味も素っ気もないオフィス空間のように
なってしまいますし、暗くなりすぎるのも健康的ではない感じで
この微妙な感覚は、見ることによってしか学ぶことができません。
そういう意味もあって私のスタッフは、オープンハウスでは、必ず4時頃行き、
夕暮れまで粘って照明を体感できるようにしています。
アトリエに入って最初の2年間くらいは、照明についてあまり理解していなかった
のが3年目くらいからようやくわかるようになってきます。
ただ、住宅の場合、すぐに機能上の使い勝手に直結しますので
常に、照度については専門家の意見を聞きながら慎重に進めています。
昨日の5 Similar Houseは、照明についてもとてもうまくいったと思いました。
2008.02.20
5 Similar House竣工写真立会い

昼の1時より夕方の6時半まで、5 Similar Houseの竣工写真に立会いました。
撮影は、いつも頼んでいる建築写真家の岡本氏。
岡本さんは、下関のご出身ですが、丹下健三氏を始め日本のスターアーキテクト
の数多くの写真を撮られている村井 修さんに師事され福岡を活動の拠点にされています。
私にとっては自分の仕事の結果に対してはっきりと物言いをしていただける
大切な人です。
ときどき、建築家の田中俊彰さんとご一緒に食事をすることもありますが、
まわりから思われているほど怖い人ではなく、私にとって気さくな人です。
したがって竣工写真の立会いは、できるだけスタッフに任せず立ち会うようにしています。
お互いに真剣勝負でアングルの決め方、高さについて意見を確認しながら
決めていきます。
岡本さんの場合、その建物のコンセプトとそれをもっとも主張できるアングル
について確認をもとめられます。
口うるさいオヤジですが愛すべきクリエイターだと言っていいかもしれません。
斎藤 裕という建築家は、いまは、大変な大御所になりましたが、当時は小樽出身の
とび職から建築を始めた無名の若者で、自分が手掛けた第1作の建物を、
一流になるためには、一流の建築写真家に頼もうと考え、
無謀にも当時、第一人者の村井 修のところに行き、頭を下げて頼みました。
村井は、珍奇な若者として最初、バカにしていたようですが
だんだん、斎藤の作品を撮るにつれ高く評価することになります。
そういう斎藤 裕の破天荒な上昇志向は、結果として彼をスターアーキテクトへと
導いて行くわけですから、福岡の若手の建築家のかたも怖がらずに思い切って
岡本さんに頼んでみてはいかがでしょうか?-----—。
ちなみに上の写真は、私が撮った写真です。












