福岡の建築設計事務所「大石和彦建築アトリエ」

明けましておめでとうございます。

正月３日間は、毎日お酒を飲みながらだらだらと過ごし
昨日より半年振りに２日間続けてウォーキングをしました。

正月明けの百道浜の夕暮れは、冬の空らしい風情があり
冷たい海の風に当たり、身が引き締まるような感じでとても爽快でした。

日曜日に長男が戻るため昨日は家族揃っての正月の最終日ということもあり
夜から４人で百道のホークスタウンへ出かけ、映画「永遠のゼロ」を観てから自宅へ戻り
妻の雑煮をみんなで食べました。

「永遠のゼロ」は原作の方が感動的で面白く、現在と過去との行き来において
現在の証言者たちによる語りが重要であるものの
その部分が映像によって置き換えられると
映像表現としてあまりにもふつうに見えてしまいます。
そこをどうすればよいか難しいところです。
また、太平洋戦争におけるゼロ戦パイロットたちの過酷な運命というものが
映画では十分描き切れておらず、
それがないと何故、主人公が特攻を志願しなければならなかったのか
原作を読まれていない方には伝わりにくいのではと思いました。

監督の山崎貴さんの「ＡＬＷＡＹＺ　三丁目の夕日」は大好きな作品ですが
その後の宇宙戦艦ヤマトを含め、彼の良さがだんだん失われているような-----—。

「永遠のゼロ」は人物描写がうまい犬童一心監督の方が良かったかもしれません。

さて明日から仕事始め！がんばります！
みなさん今年もよろしくお願い致します。