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2010.06.18

雨の季節

きのうの夜から雨が降り出し、きょうは雨。
予報では来週もほとんど雨で、いよいよ本格的な梅雨の季節になってきました。
現場にとっては雨は恨めしいものですが、インサイドワークの場合、
天気がいいと、室内にじっとしていることがもったいない気持ちになるのに比べ、
いっそ、雨の方が落ち着いて仕事ができます。

雨を通したイメージとして、どんなことが挙げられるでしょうか。

かすんだ風景、
雨の音(映画「羅生門」の声がかき消されるような激しい雨の中での冒頭シーン)
モノトーンの空、
シェルブールの雨傘、
レインコート、
ネオンのにじみ(映画「タクシードライバー」でのアルトサックスによるテーマ曲が
流れる中、タクシーの窓ガラスを伝わる雨だれを通し、街のネオンの様々な光が
にじんで流れていくシーンは印象的)
紫陽花、
水墨画、
安藤広重の浮世絵
-----—-などなど。
西洋絵画における象徴的雨のシーンなどなかったかよく思い出せませんし
音楽は、ベートーベンの田園はイメージできますが他はよく知りません。
そうやって考えてみると、西洋の人は雨をどのように捉えているのか
興味が湧いてきました。

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