BLOG


昨日今日と2日間、大手ハウスメーカーの設計研修が無事終わりました。
この2日間、疲労困憊になるほどエネルギーを吸い取られフラフラです。
でも、大変有意義な2日間でした。

出来る限り、自然体で対応しようと考えたつもりでしたが、
初日に行なわれたホテルルイガンスでの13名の入賞者のプレゼンテーションは、
皆さんご自分が担当されたクオリティの高い住宅に対し堂々と語られ
真剣勝負の思いでお一人お一人必死に講評をしたつもりです。
変化球が投げれず直球しか投げれないため、辛口の批評になったかたもいらっしゃったかも
しれませんが、ご無礼をお許し下さい。

60名近い会場のなか公開審査で2段階で選んでいくやり方は非常に臨場感がありました。
建築評論家の植田実先生と私、2名のメーカー側の選考委員、計4名の得票で
最優秀賞1名、優秀賞2名、大石賞1名を選ぶのですが
持ち点は、毎回講演を行なうゲスト審査委員が2点で、それ以外の方々は1点となっており
かなり、ゲスト審査の意向がストレートに反映されやすいシステムになっています。

最初に各委員が4つの作品を選び、
第二段階で2つの作品を選んで最終的に決定を行います。
選んだ委員は、司会者よりその理由を求められたり、
逆に選ばなかった理由を求められたりもします。
各委員のコメントは作品の選考にかなり影響があり、腹の探りあい的な部分もあって
決定にいたる方向が揺れ動き、先の読めない、筋書きのない審査でとても緊張しました。
すごく完成度の高い作品でも独自性みたいなものが感じられない場合、
あえてはっきり言うことで、回りの委員の反応を確かめたりしました。
逆に、自分のなかではいいと思いながらも何となく自信がなくて、様子見的なものが
他の委員の方が応援演説をされたりすると、逆に自信を深めたりなど
選考の過程は、いろいろなものが影響しあう複雑な意志を感じました。
これは自分の性格の結果なのか、このようなシステムの結果なのか初めてなので
よくわかりませんが、翻弄された方々には申し訳なく思っています。
本当にお疲れ様でした。

その後、引き続き私の講演が80分。
極度の疲労感と緊張のなか、何とかお話をさせていただきました。
プレゼンテーションはみなさんの方が私よりずっとうまかったと思います。
今後の勉強になりました。

7時より懇親会と表彰式。
あまり食欲がわかず、ビールばかり飲んでいましたが
みなさんお酒が十分に回り、賑やかな中、大石賞を授与しました。
2つのコートの取り方が対角線上に取られ絶妙で、プランもよく練られており
今回の講演のテーマである「住宅における中間領域」にふさわしいと思いました。

記念品は、11日のブログにいろいろと書き込みをして頂き、とても参考にしたかったのですが
もう、購入してしまっており、今後そういう場合は是非そうしたいと思っています。
ありがとうございました。
で、何にしたかと言いますと1年限りでよいと判断して、
2010年の建築的組み立て式カレンダーと、LAMYから出されている深澤直人デザインの
ボールペンにしました。
1年の間に時々思い出して頂き、その後は色々なものから影響を受けられながら
自分というものを見つけていって欲しいとの思いです。

翌日、残念ながら天気は崩れましたが、朝の9時より4時半まで
CITY CUBE,ONE、LIGHT TUBE3件の見学にご案内しました。
社内誌として雑誌を作るためのライターやカメラマンなど総勢50名の人間が
一度に回るため、半分づつ住宅に入っていただき、説明を2度行なうことになりました。
これが2度も同じことなどなかなか言えません。
絶対無理なので気にせず、アドリブで対応させていただきました。

施主のみなさんには掃除など大変だったと思いますが、
ご協力頂き本当にありがとうございました。
その大変さは、CITY CUBEの鬼嫁がここ1週間、仕事の合間を縫い必死の形相で
掃除していましたので、身に染みて感じております----------------。

実行委員のみなさま、全国から集まられた研修生及び道場破りのみなさま
本当にお疲れ様でした。
セキスイハウスはいい会社ですね!

“ハウスメーカー研修” への7件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    大石先生、設計道場ではお世話になりありがとうございました。
    大変良い刺激となりました。先生のお人柄にも非常に感銘を受け、常に新しい挑戦をなされているお姿に、我々メーカー住宅の設計者にも勇気を頂けました。
    また、今後もご指導頂ければと思います。
    大阪によられる際には是非お声をかけてください。
    ありがとうございました。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    この度は、最優秀賞受賞おめでとうございます!
    うちのアトリエでもスタッフ4名のうち2名が難波さんを挙げていましたよ。
    組織のなかで自分の個性を造り出すことは、組織事務所にいた
    経験者としてなかなか難しいと思っていますが
    難波さんの場合、自分の言葉を持たれ、個性があると感じました。
    また、人柄にも興味を持ちました。
    実施を担当された園田さんは、うちのスタッフであるアリヨシと大学の
    2年後輩で同じ研究室らしく意外なところで繋がっているようで
    驚きました。
    大阪に寄る時は、お言葉に甘え、声を掛けてみます!

  3. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは
    先日の設計道場では大変お世話になりました。
    いろいろなことが大変勉強になり、一個一個整理して 今後ゆっくり噛み砕いて自分の中に取り入れていけたらと思っています。
    先生の記念品の本当の意味を知り、大変感激しています!!(涙)
    現在の自分に大変響く言葉でした!!
    「本当の自分」に出会えるよう、日々迷いながらでも進んでいきたいと思っています。
    大変お忙しい中、先生の心のこもった批評や講演、現場見学。盛りだくさんの大変有意義な時間。
    本当に ありがとうございました。
    大阪と言わず 関西にこられた際にはぜひ声をかけてください!!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    はじめまして、この度大石賞を受賞した「二つの庭」の施主です。
    堀さんから受賞したことを教えていただき、このブログを見て興奮してコメントしました。
    堀さんには中庭のある家の設計をお願いしたところ、中庭と坪庭があるプランを提案していただきました。
    リビングから二つの庭が同時に見えるのがポイントだそうです。
    私的には、洗面所から見る坪庭のモミジもお気に入りです。
    建築関係の仕事をしているので品質面でメーカーを選びましたが、
    堀さんといろいろな打ち合わせを通じて、改めて設計のクオリティの高さを実感しております。
    我が家が受賞し、大変嬉しいです。
    ありがとうございました。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    おめでとうございます!
    「二つの庭」いいですね!
    洗面前の坪庭は、小さいながらもとても効果的で
    階段を上がる前にも常に見えますし
    吹き抜けの上部から射し込む光によって
    とても部屋の拡がりを感じます。
    二つの庭とそれを取り巻くスペースとの関係がとてもいいと思いました。
    設計者にとって施主に喜んでいただくのが設計者冥利に尽きます。
    堀さん!声掛けますね!!

  6. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。
    設計道場では作品見学させていただき、有難うございました。
    事務所での有吉さんとの再会。劇的でした。
    まさかの再会でした!
    難波さんより大石先生のブログに私の名前が出てると伺い、ブログをのぞかせていただきました。
    お名前覚えていただき光栄です。
    竣工中の写真をいろいろupされ、興味深く拝見させていただきました!
    また拝見させていただきます。
    福岡へ行く機会も多いので、オープンハウスなどあればお邪魔させていただきたいと思います。
    有難うございました。

  7. SECRET: 0
    PASS:
    オープンハウスは、しばらくないかもしれませんが
    福岡に来られた時にはうちのありちゃん?に連絡してみて下さい!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA