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2009.10.23

飯塚 S PROJECT


先週、飯塚のS PROJECTの見積りが施工会社より出され、当アトリエで減額案を作成し
本日、施主へ説明に行って来ました。
概ねご了解を頂きましたので、施工会社に再見積りをお願いし、決定して頂くことに。

S PROJECTは、建物とへいが一体となった6箇所の中間領域が
南北にジグザグ状に並列し、
敷地のほんとんどが建物によって分割されているような形態のため
法的な延床面積以上のボリュームがあり、予算をクリアできるのか
若干不安がありました。
何とか実現する方向になり、とても嬉しく思っています。
基礎下にサーマスラブという土壌蓄熱システムを採用しており
基礎の厚さを450ミリのフラットなコンクリートにし、
1階のすべての床を真っ白なタイル仕上にしています。
サーマスラブは、深夜電力を利用した蓄熱システムで
当アトリエが設計したONEにおいての実績もあり、
ランニングコストを抑えた24時間稼働の温熱であるため
浴室、洗面、廊下、キッチンを含めた全室暖房が可能です。
したがって、床仕上げをタイルにした方が、夏場はひんやりとした感触が得られ
室内犬などのペットを先々飼われた場合でもフローリングのように傷つかずにすみます。

今後、平行して確認申請の作業を行い、11月中旬までに着工できればと考えています。

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