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先日、昨年公開されたクライマーズハイという日本映画をレンタルで見ました。
御巣鷹山日航機墜落事故を題材にした映画ということでしたが
中味は、その事故をベースにした架空の地元新聞社の報道における
様々な葛藤を描いた映画でした。
堤真一演ずる新聞記者が御巣鷹山の事故の報道についてオーナーより
全権を任されます。
地元で起きた最大の事故として、大手の新聞社との熾烈な報道競争が
描かれ、新聞社内部における報道までのあり方が克明に表現されています。

新聞社というところがいかに生臭いところなのか、かなり誇張されて
いるかもしれませんが、大変よくわかりました。
それにしても、翌日の朝刊の印刷締め切りまでの時間との戦いのなかで
報道担当、広告担当、印刷担当などの様々な役割を持った人々が
新聞社という不夜城の活気ある中で緊張感を伴って生き生きと描かれ
人間臭さをとても感じた映画でした。

ちなみに篤姫のバカ殿のふりをしていた堺雅人(上の写真)が
また、全然違う迫真の演技でうまさを感じました。

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