BLOG

あさ一番より九産大第三課題のチェック。
第三課題は、大学の中の与えられた敷地に9つの6mキューブを配置することが条件です。

全体における構成コンセプトから個別のキューブのあり方を考えていく全体から個への
思考では、最初に予定しているものが明確であるが故に面白いものになりにくく、

一つのキューブをまずどのように作り、それが9つ集まるとどうなるのかといった
個から全体を考えていく方法の方が、いろいろな可能性を生み出しやすく
個と全体との関係性においてのイレギュラーな面白さが出ると思っています。

きょうは、随分ヒントを与えましたが、来週果たしてどんなものを作ってくるのか楽しみです!

アトリエに戻り、2時より現在実施設計中の司法書士オフィス担当のヒラノとともに
ビー・ワークスの馬場崎さんとスチールカーテンウォールの納まりの打ち合わせ。
馬場崎さんは、葉 祥栄さんのフレームレスのガラス納まりなど特殊なものを
手掛けられており、開閉を含めた難しい納まりについて教えていただけます。
馬場崎さんを通し、葉さんの仕事の一部を聞けば聞くほど、
設計における過剰性の違いに歴然とさせられます。
今の状況を考えるとむかしより進歩どころか後退しているような気がします。
その責任が我々50代及び40代の建築家であると思うと悔しいー!

夕方、LEAF HOUSEの造作家具に組み込む間接照明の納まりについて
担当のフジヤマと打ち合わせ。
現在、設計に入っている間接照明が通常タイプで大きく、
納まらないのでコンパクトサイズのニッポの間接に変更したいとのことでしたが、
そうなると金額が高く追加工事になるとのこと。
そこで金額を抑え且つ納まらないかという無理難題です!

そこでまた一緒にあーでもないこーでもないとやってて時間が過ぎていきます。
よしこれでいくぞー!と決めデスクについてしばらくすると
またやってきて、今度はこういう問題が出ます!とのこと。
ハァー、そう----------。 
そこで、またあーでもないこーでもないと考えます。これでどうだ!と言っても
なかなか、首をタテにふりません!
だんだん、イライラしてきて君はどう思うの?と聞き返しますが
今度は、ボクが納得いきません。
こうやって延々とやり取りしていると内容が絞られてきます。
じゃあーこれならどう?と聞くと
やっとこっくりと首をタテに-----—。
ヤレヤレ。
すると今度は、ヒラノが所長!輝国のK PROJECTですが現場が屋根の排水の
オーバーフローが取れないと言ってきていますがどうしましょうか?
まず設計図での説明を受ける。
確かにこのままでは取り難いけれども、別角度でのオーバーフローについての考え方
について説明し対策を指示。
こうしてボクのアトリエでの仕事は、各スタッフとの打ち合わせに費やされることも多く
図面や計画以外の重要な時間です。
ただ、このような小さな部分での打ち合わせにおいては、極力自分で考え、
考えたことについての確認を求めるようにしないと力が付かないのも事実です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA