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昼食は、時々自宅でとることもあり、昨日は、テレビをつけると笑っていいとものコーナーで
初めて一人生活を始めた部屋の家賃当てクイズが行なわれていました。
私の場合、大学は自宅通学だったので、一人生活は、社会人になって初めて
経験しました。

大阪が勤務先でしたが、どういうところに住んだら良いか、その時は全くわからず
取り合えず、大阪の事務所の先輩に紹介してもらったのですが----------–。
その先輩がたまたま敬虔なモルモン教徒だったこともあり、住吉区長居の長屋街
が水平線の向こうまで続く場所の、同じ教徒の方がたくさん住んでおられる木賃アパート
の一室が、初めての生活の場所でした。

住宅が密集して建っているところなので、6帖一間の窓の外は70センチ先がお隣の家の
壁です。トイレは共用で風呂はなし、当時家賃は確か1万8千円でした。
入り口には簡単な流しとコンロがあり、冬場はコンロに火をつけお湯を沸かして
暖をとりました。

休みの日に部屋にいると12時頃前後だけ建物の間を縫うように直射光が入ってきます。
一日中くらーい部屋の中で、その光 がとても貴重なもののように思われ、自分で反射板
を作り、45度に傾けてその光で部屋の中が一杯に満たされるようにしました。
太陽が雲間から出る度に部屋が明滅するので、不審に思った管理人のおばちゃんが
廊下から顔を出して見に来たこともありました。
もしかしたら宇宙人に思われたかもしれません。

まわりのモルモン教徒の方からも頻繁に教会の集まりに誘われ、何度か参加したことも
ありましたが、あのままモルモン教徒になってしまっていたら、きっと同じような女性と
結婚し、今頃、お酒も飲まない布教に熱心なクリスチャンの人生を送っていたかも?

または、統一教会の若い熱心な女の子の誘いを受け、毎週、教義の勉強にも行って
いたので、韓国で、教祖様が選んだ相手と合同結婚式を挙げ、今頃、熱心な教会員
として人生を送っていたかも?
人生本当にどうころぶかわからないところが面白いですね。

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