2025.12.20
晩秋の京都(2日目)その1
2日目、ホテルの朝食時間を気にすることなく部屋でゆっくりと過ごし
部屋にあるコーヒーを沸かし昨夜買ってきたサンドイッチを食べ
まずはホテルから徒歩で行ける三条商店街に向かい
その後、大徳寺境内にある高桐院へバスに乗り向かうことに

午前10時の商店街はまだ閉まっている店も多く、坂本漬物店が開いているのか心配でしたが、幸い開店しており昨日貴与次郎で食べた同じ大根の漬物と現場用のおみやげ用漬物を購入、とても安く得した気分になりました。

大徳寺の境内は非常に広く数多くの塔頭( 禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後その弟子が師の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔(多くは祖師や高僧の墓塔)や庵などの小院)があり高桐院もその中の一つです。
境内は観光客がほとんどいなく大変静かで久しぶりに静かな京都で
風の音や葉擦れの音、砂利を歩く自分の足音等日本人としての内省的な自分の感覚が研ぎ澄まされる思いを抱きました。

前日の京都の予報では寒波が襲来し急に寒くなるということでしたが朝から前日とは違い寒い中晴れ渡り、静かさの中冷たい冷気に身が引き締まり
とても気持ち良い感覚を覚えました。

折角目指してきた高桐院でしたが残念ながら3年前より拝観が不可になっており観ることができませんでした。
この入口における見せ方、敷地周囲に張り巡らせた塀が折れ曲がり出来た
スペースに中心軸を設けながら両サイドに松を配置し正面から屈曲して
メインアプローチに入らせる方法は極めて日本的で素晴らしいと思います。

ここは大徳寺境内内の別の塔頭ですがここでは石畳がまっすぐに通さずズラシの手法で両サイドのグリーンに変化を与えています。

大徳寺の築地塀(ついじべい)

京都のお寺の参道には様々な石畳のデザインがあり非常に興味深いデザインのひとつです

大徳寺境内にはいくつか拝観可能なお寺がありそこの紅葉は見事で観光客も非常に少なく素晴らしい場所でした上の写真は大徳寺興臨院の紅葉です。
つづく———。
2025.12.15
晩秋の京都 (1日目)その3
京都の寒さの中、歩き回って冷えた体にはカフェでの1杯のコーヒーはその香りと共に体全体が癒されます。
気が付けば5時近くになっており、近くでタクシーを拾いホテルでチェックインを行いました。
ANAクラウンズホテル京都は二条城の堀の東に面してあり、高級ホテルのザ三井が隣接、
古いホテルらしく改築の時期を迎えており
建て替えるとオープン当初より規制が厳しくなっている為、
現状より階数を下げ規模を縮小しなければならなく改装の方向で動いているそうです。
先月モデルルームとして6階の6室をリニューアルし、
当日はたまたま空いておりそちらへ無料でグレードアップしてもらいました。

インテリアは最近の流行である日本的な佇まい(格子、障子)を意識した
白木を多用したデザインとなっており、入口近くにある洗面・浴室廻りを
ベッドルームと一体となる拡がりを意識したスペースになっています。

洗面が寝室に向いた珍しいレイアウトで寝室とは可動式のタテ格子で仕切れるようになっています。

窓側に簡単な長椅子タイプのソファが造られていますがちょっと狭くて使いづらく工夫の余地がありそうです。
ボクは地階にある大浴場とサウナ(ここは貧相な古さのままで早急に改装する必要性を感じました)で1時間ほどゆっくりし
その後、ネットで近くの京料理貴与次郎を7時に予約し、観光客が少ない為かすぐに取れ歩いて向かいました。
お店は京町家を改装した建物でいったん玄関から中に入った後
一度中庭に出てそれからお店に入りました。
カウンターにご夫婦のお客さんがいるだけでテーブル席に案内されました。


京みそで煮込んだとてもやわらかいアワビ、とても上品な味で美味しかったです。
その後、カウンターの客がいなくなりカウンター内の店主と色々と話をしているなか、
明日錦市場に行き漬物を買おうと思っていると言ったところ
錦市場は今や観光地化しており高く、地元の人間は行きませんと言われ
その代わり三条商店街の坂本漬物店に行くように教えてもらいました。
全部で7品ほどのコース料理を堪能し9時ごろお店を出ました。
ホテルの朝食は1人5000円と高い為、帰りにコンビニに寄りサンドイッチを買ってホテルに戻りました。
長くて充実した1日が終わり眠りにつきました———つづく
2025.12.09
晩秋の京都 (1日目)その2
高台院近くの参道沿いにある京懐石のお店で湯葉がメインの昼食を済ませ
南禅寺の裏手にある紅葉で有名な永観堂へ徒歩で向かいました。

苔の上には真っ赤に紅葉したもみじが落ち重なり、秋の終わりを告げています。

この辺りは哲学の道の起点で道沿いの春の桜も素晴らしく大好きな場所です。
歩き回っていると時刻は4時近くになっており寒いこともあり
お茶をしようということで近くの気に入ったカフェを探し一息入れました。

この建物の左側半地下にカフェが、木製のコーナー窓が各階に配置されており京都らしい凝った雰囲気

枯葉散るお店前のサンクンガーデン
つづく———
2025.12.06
晩秋の京都 (1日目)その1
高市総理の台湾発言により中国からの団体客の訪日が中止に追い込まれ、
京都では観光客の激減に伴いホテルが安くなっているというネット情報を知り
紅葉は12月上旬までというタイムリミットのなか
仕事は3つの現場が竣工に向け進行中でとても忙しいのですが、
もう行くなら今しかない!と思い立ち
紅葉の京都に行ったことがないという妻を誘い
急遽1週間前に1泊2日の京都旅行を予約し行って来ました。
ホテルはANAクラウンズホテル京都で往復の新幹線代と朝食なしの宿泊代で1人37,400円。
12月3日8時15分発の新幹線に乗り、11時前に京都に到着。
ホテルの送迎バスに乗りANAクラウンズホテル京都へ
荷物を預かってもらい高桐院に行くつもりが間違って高台院に行ってしまい
取り合えず高台院と近くの永観堂の紅葉を見て回りました。

「高台寺内茶室 遺芳庵 」
高台寺は豊臣秀吉の妻おねねの方高台院の菩提寺で広い園内にはいくつかの茶室が点在しており情報を持たないまま3つほど見ましたが上の写真はその中の一つです。
建築の設計を仕事としている立場としてこの建物、非常に面白いと思いました。
茅葺、檜皮葺、瓦葺きと3つの材料による3つの形態の屋根が絡み合った小さな独創的茶室で
これはまさしくバロック建築だと感じました。

こちらからの写真ではプロポーションの良さに感心。
もう一つの茶室は2階建てになっておりびっくり!
改めて草庵式の茶室は表現が自由なんだと思いました。


平安時代の絵巻物でよくみられる蔀戸が多用されており
光を制御していたと思います。

高台寺の園内は結構雑多な感じで庭園は小堀遠州作と伝えられているようですが
あまり感銘しませんでした。
つづく———
2025.11.30
百道U PROJECT 足場解体後現場状況

みぞえ建設さんの施工で進めています百道U PROJECTは足場が解体され
1月中旬の竣工に向け内装工事に入っています。
構造は壁式コンクリート造で上部建物の車庫内受け梁の納まりが難しく
構造設計の黒岩氏にお世話になりました。

敷地いっぱいに建物が建っており周りのスペースに余裕はありません。
こちらの道路は43号道路で市道ですが建築基準法上は道路ではない為隣地境界線扱いとなっています。
4m未満の市道ですが道路ではない為セットバックは任意になっており今回はセットバックしないことになっています。












