2011.06.15
北九州の新規の施主
12時半にアトリエを出発。
北九州の九州工大前に14時に待ち合わせ。
戸畑区で建築会社を経営されている方からのご自宅の相談に行ってきました。
施工はご自分の会社で行なわれるとのことで初めてのケースです。
北九州での物件は6年ぶりですが、実はアトリエ設立の当初は
八幡西区星が丘のF、小倉北区上到津のCLINIC K,
同じく熊本町のCLINIC Yなど福岡よりも北九州の物件の方が多かったくらいです。
今回はそのCLINIC KとYを気に入られ設計者を探されてのご相談で
設計者冥利に尽きます。
当アトリエが手掛けた住宅ではLEAF HOUSEとHOUSE Oが好みだそうです。
敷地を確認、打ち合わせを行なって17時にアトリエに帰社。
今週は月曜日より近大の学生である田中さんにアルバイトに来てもらっており
19時よりフジヤマと3人で近くのスペイン料理に食べに行く予定です。
こういう予定を組むと「あーしあわせ!」と感じてしまうボクは
典型的小市民なのかもしれません。
久しぶりにワインを飲むぞー!!
2011.06.14
一人監理
昨日、千葉の現場よりまとまった質疑があり
きのうから今日にかけてずっと開口部回りのディテールを
サッシ断面を見ながらCADで書き、現場担当に送っては打ち合わせを繰り返しています。
もともと担当はヒラノでしたが、独立したため当初は、
それでも手伝ってもらい一緒に監理する予定でした。
ただ、いろいろ考えてみると経費の問題や現場との意志の疎通など
二人だとかえって中途半端になるかもしれないと考え
自分ひとりで監理することにしました。
一人の監理は、LIGHT BOX以来で5年ぶりでしょうか。
久しぶりですが、逆にこれまでのスタッフの現場監理を見ていると
打ち合わせなどに時間がかかっているところなどがあり
今回、自分でどのくらい要領良くできるのかやってみて
問題点を認識できればと考えています。
まず現場で長々と打ち合わせをしなくていいように事前に確認事項を提出させる。
現場での質疑に関する検討は、時間がかかると判断できる場合はそこで考えずに持ち帰る。
逆に急ぐものは、その場でラフスケッチを描き即決する。
(担当者の場合、ボクに確認が必要かどうかの判断が難しいと思います。)
工程を考えて次に行なう工事に対し、事前に必要な指示の確認を行なっておく。
などなど、対現場でのやるべきこと、改善すべきこと、勉強することなどがあり
さらに対施主への細かい確認事項やフォローなど
現場監理も奥が深いものです。
建築の仕事としての面白さは、計画と設計と監理のこの三つの分野全てにおいてであり
創造的能力と処理能力とマネージメント能力とコミュニケーション能力が求められます。
2011.06.12
次男の大学の学校説明会
きょう日曜日も昨日より続く雨が強く、特に明け方は激しい雨の音で目が覚めました。
1時半より博多駅近くのホテルで開催された次男の大学の学校説明会に参加。
地方の父兄に対し学生の修学及び就職状況に対する説明会で
毎年、全国を回り行なわれているそうです。
九州ではあまり知られていないキリスト系のマイナー大学のためか
参加されている父兄も十数人ほどでしたが
学校関係者は副学長及び就職担当、各学群の担当教官、後援会長など十数名の方が
来られており土曜日に鹿児島で説明会を行なって新幹線で福岡に来られたとのこと。
最初にみんなで賛美歌。
クリスチャンでもないので少し抵抗はありましたが一緒に歌いました。
次男はまだ入学したばかりで就職などの説明はどうでも良かった
(監督希望での当たり前の就職など当然ながら期待できないと思っています)
のですが、説明会に来られた教官の方は映画学科の講師であらかじめ
次男に会い事前に現在の状況を把握されており、
今後4年間、方向性について指導、サポートをしていきますと言われ
自分の学生の頃とは随分違う大学側のフォローに感心しました。
次男は、部活は英語とオカルト研究会に入部しているとのこと。
また、学期ごとに成績表が学校より父兄に直接、送られるようになっており
確認ができるようになっているとのことでした。
むかしは大学生というとある程度、大人としての自覚とともに自己責任という
基準がありましたが、最近は社会全体が低年齢化していることもあり
まだ、高校生の延長としてフォローしてあげなければならないのかもしれません。
教官の方は、テレビや映画、舞台でのサウンドデザインに関わっておられる先生で
映画における各専門分野の方々は監督と対等に意見を述べる立場であり
従属的関係ではないため、各分野を束ねる監督には統率力や
自分が作りたいと思うことを相手にアピールする能力が求められると言われていました。
2時半より懇親会にも参加。
お酒が出る立食パーティーでしたが、
初めてにも関わらず、この大学のアットホームな感じが
結構居心地良く思っている自分にびっくりしました。
最後は全員が輪になって学校の歌を歌って解散。
ほろ酔い気分で地下鉄に乗り、自宅に真っ直ぐ帰りました。
2011.06.11
生活を楽しむ

福岡市の輝国にあるスライディングハウスの雑誌取材があり立ち会いました。
毎回、訪問する度に施主のご家族が生活を存分に楽しまれていることを実感します。
この住宅は、通常プライベートなスペースとして分離されている子供室や寝室、
趣味と仕事を兼ねたアロマスペースなどの部屋が独立せずに
全体の構成に絡み合い生き生きとしていることだと思います。
子供室をベッドスペースがある二つの個室と家族共有のワークスペースに分け
1階と2階の中間レベルの家の中心に配置したことから、
空間に流動性をもたらせています。
七つのレベルの最上層にあるロフトは子供たちの格好の遊び場になっており
開口部を通し、キッチンにいる母親と会話ができます。
また、ロフト下にある二つの個室は1階と2階の中間にある階段からの入り方以外に
個室前の南側に取られた15センチ上がってのワークスペースから
さらに70センチ程上がってリビングフロアと空間がシームレスに繋がっていきます。
楽しそうな子供室のベッドカバー
ワークスペースから70センチ上がったリビングスペース、
その奥には60センチ上がった東側のデッキ
左側に二つ並んだ子供室とその上部にロフト
個室壁に掛けれられたお嬢さんの小物
ワークスペース
同じくワークスペース
生活空間におけるモノと個人との関係性がマッチングしており
生活の楽しさを生き生きと感じることができます。

1階のアロマスペースはプライバシーを守りながらトップサイドライトによる
上からの光によって落ち着いた空間になっています。
折りたたみのベッドは収納できるようになっており、
ゲストの泊まり部屋としても利用できており
副収入が得られる多目的なスペースとして十分に活用されています。
スライディングハウスの竣工写真はこれまで外観だけでしたが
リビングソファを購入されましたので内観の撮影をテクニ・スタッフの
岡本さんにお願いしようと思っています。
2011.06.03
肩こりと外装材
午前中にシティ情報ふくおかの取材依頼の件で輝国のSLIDING HOUSEの
施主の方より連絡があり、取材OKとなりました。
梅雨時期で晴れればいいのですが、来週の土曜日11日に取材で
雑誌の発売は今月の30日という超スピーディーな企画です。
昼のランチで商店街通りをブラブラしていると整骨院の看板に導かれるように入店。
最近、とても肩こりがひどくマッサージを受けることにしました。
保険が効いて20分のマッサージで500円ぐらいだったと思います。
安いので今後も時々揉んでもらおうと思いました。
午前中よりずっと千葉の住宅の外装材の検討。
予算が厳しいため今回は既製のサイディング材を使用することにしていました。
既製品の使用はLIGHT TUBE、HOUSE Yに続いて3度目で
今回はHOUSE Yの駐車スペース前面にたて張りとして使用した商品が
ソリッド感があり且つホワイトに近い色があるため
当初からそのイメージで決めていました。
改めて5月に発注をかけてみると
東日本震災による生産調整のため生産の見通しが立っていないということに。
止むをえず3つのサイディングメーカーより似た見本を取り寄せたものの
色がアイボリーに近いホワイトだったり、陰影を付けるための凹凸感があったりで
あまり建築的ではない部材ばかりで悩んでいました。
そうであれば、もう一度考え直してヒラノが独立第1作で使用した
サイディング無塗装板に撥水材のクリア塗装をしたものはどうかと彼に尋ねてみたところ
金具工法で無塗装のサイディング板でも結構単価は高く、塗装費用を入れると
当初予定していた既製品より1000円/㎡ほど高くなります。
そこでもう一度、メーカーに問い合わせてみると生産調整になっていたものが
6月1日より再開したとのことでした。
あきらめないで電話したのが良い情報をもたらせました。
今週、決めきれずに迷っていて発注しなかったことも助かりました。
建築という物を作り上げていく過程には、一つ一つの部材の決定に対し
いろいろな労力が込められており、
それが報われる場合もあれば
必ずしも報われない場合もあり、
設計者としての良心と熱意と誠意が
結果となり表現されます。
施主のためにも常に粘り強く考えていかなければなりません。





















