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きょうから寒くなってきました。
ちょうど1年前のブログを読み返してみたら、
同じに日に寒くなっているのがわかりました。
1年前は晴れていたようですが、今年は雨の中、気温が下がっています。


スタッフのアリヨシと百道M PROJECTの排気口の位置及び24時間換気の
給気口の位置についてアトリエで打ち合わせを行ない現場に行ったところ
排気口がすでに空けられていました。
1週間前に位置について早目に検討するよう指示していたのですが
現場へのコメントを行っていないため、空調の工事の方の判断で空けられたようです。
こういう場合、ひと言検討中だからと言っておれば問題なかったのですが、
まだ下地の段階であるため、現場に謝り、位置についてやり直してもらうことにしました。


この建物の3階子供室は南側に面しており、そこの開口部については施主の奥様より
腰壁に引っ掛けて布団を干したいとの要望がありました。布団が干せるほどの巾を
必要とする場合、アルミサッシは開口形式を引き違いにするしかありません。
しかしながらこの建物の開口部に対するデザインコンセプトは、
縦長の開口部にしており横長の開口部とすることは、コンセプトに反するため
引き違いの片方を壁で覆って殺しとし、もう片方を壁の中に引くという
筑羽工務店の秦さんから教えて頂いた納まりで収め、
下の腰部分をはめ殺し窓にしています。
上の写真は、引き違いの左側の障子にガラスの代わりに板材を入れ内外共壁で覆い、
右側の上部の障子が左に動き、腰下がはめ殺しガラスになっています。
そうすることで、縦長のデザインコンセプトに合わせています。

左側の動かない障子の枠下には、侵入した雨水が排水されるように板金で
横引き樋を設置しています。

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