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毎日のように政局が目まぐるしく動くなか、
民進党は結局、希望の党と立憲民主党に分かれることになりましたが
結果的に政策の違いが明白になりすっきりしたと思います。

ところで,止むに止まれず、立憲民主党を立ち上げることになった
元民主党、リベラル左派ですが、ある部分において非常に興味を持ちました。

本来、選挙というものは政策で各党の違いを検討し投票するものですが
時と場合によってはイメージで投票することも多いのでは。
その時に言葉の持つイメージというのはかなり影響力があると思います。
そう捉えた場合、「立憲民主党」という言葉の持つ響きは
すごくいいなあと思ってしまいます。
(ボク自身は支持政党なしですが)
何かアカデミックないい意味での古くさい言葉の持つ響きが
今の時代に却って新鮮に感じられるような------。
また、「立憲」という言葉によって憲法を守るという主張が
そのまま党名になっているところです。

日本人は判官びいきの国民性があるため、
小池百合子氏からいらないもの扱いを受けた旧民主党、
リベラル左派の人達に対し同情票が集まるとともに、
昔の団塊の世代の人達にとって
通常、人は社会に揉まれ年を取ってくると
次第に保守化していく傾向があると思うのですが
この世代は、学生運動の経験と挫折を味わった苦い思い出のなかに
もう一度、リベラル左派として原点に戻って頑張って欲しいという
強い思いが今回の政局の混乱を通し蘇ってくるのではないかと思っています。

したがって、今回の選挙ではもしかして意外にも「立憲民主党」は
大健闘するのではないでしょうか-----—。

    

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