BLOG

昨年の12月に講演依頼を受けて以来、まだ先のことと考えていたら
あっという間に日程が迫り、今週、日曜日より準備を始めました。

建築のプレゼンテーションではスライドを見せながら話したりして間が保てますが
建築の仕事以外のことで学校側の要望に沿い、
中学生のモチベーションを高めるはなしをするとなると
非常に難しいと思いました。
40分間自分のことを話すというのは、考えたら大変なことで-----。
ひゃあーどうしよう??と思いました。
とにかくまず話す時間を少しでも短くできればと
ボクがどのようなものを造っているのか10分程にまとめたものを見せるつもりでしたが
学校側の意見として最初からはなしだけだと生徒が集中できないかもしれないため
まず最初に見せた方がいいと言われました。

そこで中2の生徒360名に対しまず最初に音楽付のかっこいい住宅の映像を一気に見せ
興味を持ってもらってから「建築家」の職業についてお話をすることにしました。

そして次に「建築家」を志したきっかけについて語り、
僕たちの時代として東京オリンピックや大阪万国博覧会についてのエピソードを述べ
百道中学時代の自分について語り、高校受験の時、高校での生活などを述べながら
進学した大学時代のことなどを話せば時間が経つだろうと思い
原稿を作成して一度読み上げてみると20分で終わり
スライドの10分を入れても残り10分が余ってしまうことが判明。

いろいろなエピソードや仕事についても増やすことで調整し最終的に原稿は12枚に。

日頃、建築の講演会などにおいて
ぼくたちは、言葉を視覚的に見せることが重要だとの認識があり
今回の講演においては、スライドで大きく言葉を見せながら説明をすることで
ボクが話していることが視覚と聴覚を使って
生徒の心の中に入り響いて欲しいと思いました。

最後にこのブログで紹介した稲盛語録

人生の結果=考え方×熱意×能力

についての解釈を巡って語り、締めました。

その後、クラスを代表して生徒一人一人が将来の目標について読み上げました。
大阪に戻って漫才師になりたい!という娘や放送関係の仕事につきたい!
美容師、外交官、アナウンサー、パイロット等々さすが百道中の後輩たちは
多士済々でした。

最後に生徒全員が椅子から立ち上がり、直立不動で校歌斉唱。
うまい!とてもうまい!改めて聞くといい校歌だと思いました。
3番目の歌詞は各パートに分かれた合唱になっておりびっくり!
ぼくたちの時はこんなことしていませんでした。

講演後、校長室に通されお茶を一服。
現校長先生は、22代目?か3代目とのことで歴代の校長先生の写真が掲げられている
部屋を見渡しました。
ここから先がご存命中でここから前は遺影になりますと言われました。
(歴代の校長先生の写真が飾られている部屋で執務するってどんな感じかなと思う—。
なんかいつも見られていそうでびびりそう!)
ご専門を伺うともともとは理学部ご出身で化学とのこと。
当初、先生になるつもりはなかったそうでいつの間にかですと言われていました。
校長先生になられている方は何が専門が一番多いのですかと尋ねてみると
「体育の先生が4割です!」との意外な答え-----。
「体育の先生は全体の号令をかけるのがうまいんですよ!
それに50代になると体力的に続けるのがきつくなるので校長になる方が多いようです。」

これまた意外なはなし-----ところできょうのボクの講演についての印象については
何もなく-----自分なりには話せたつもりでしたが-----ちょっと不安-----。

まあでもとにかく終わったあ!!先輩としての義務を果たし肩の荷が下りました。

さあきょうはおいしいビールをがんがん飲もう!!

“百道中学 立志式 講演会 「自分の天分」” への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    お久しぶりです。色々と頑張っておられますね!
    知り合いから当日連絡がありました。
    KONAちゃんの家が出てたよ~とのこと。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    こちらこそお久しぶりです!
    今回の講演会場には5COURT HOUSEの御嬢さんと奥様もおられ、また、PTAの方で市崎のHOUSE Oの奥様とお友達でよく
    遊びに行かれてる父兄(スライドの建物で気づかれたようで
    講演後、声を掛けられました)もおられ、タナッチのお知り合いを入れると3人になります。
    福岡ってせまいですよね。
    もしかしたら他にも関連のある方がいらっしゃるかもしれませんね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。