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2014.08.13

お盆初日

きょう13日よりアトリエは盆休みに入りましたが
スタッフのマツオさんが1日ずらして出社のため、午前中だけ出て
盆明けの準備内容の確認と笹丘 K PROJECTのスケッチを行う。

午後1時半より地行浜のユナイテッドシネマ福岡で上映の「GODZILLA」を
一人で観に行ってきました。
2Dでもいいと思っていましたが、2Dは夕方からとなっており3D吹き替えで鑑賞。

前半はとにかく展開が遅く、ダラダラとした感じで
十分、描き切れていない人間ドラマを3Dで観ているとだんだん馬鹿馬鹿しく感じました。

この「GODZILLA」の監督に抜擢されたギャレス・エドワーズは2010年に
「モンスターズ」地球外生命体という映画を撮っており
実はレンタルビデオ店のキャッチコピー(世界中の批評家が絶賛!)に騙され
観たことがあります。
ほとんど地球外生命体が出てこない
低予算のSFという名を借りたロードムービーという内容で
SF映画と思って借りた方は肩透かしをくわされます。

ロードムービーであればこれまで著名な監督の出世作として
いろいろな秀作が数多くあり
それらに比べればこの「モンスターズ」の評価がいい理由がよくわかりません。

ハリウッドというところはそんな実績のない監督に
いきなりこのような大作を任せるのですからよくわかりません。

映画は予想と不安通り前半の家族愛を描いている部分がうまくなく
しっくりとストーリーの中に入り込むことができません。
また、今回の映画ではゴジラが主役のようで主役ではなく、「ムートン」という
電磁波怪獣がほとんど主役に近く、ゴジラとムートンがなぜ戦うのか
よくわかりません!
(渡辺謙扮する博士が自然界の摂理とか調和とかそんなことを言っていましたが-----)

また「ムートン」は放射能を食べて生きており、
そうであれば現在問題になっている放射性廃棄物を処理してもらうのに好都合で、
(と多くの日本人はそう思うのでは?)なぜ悪い怪獣なのかよくわかりません!

ということでよくわからない映画でしたが
迫力だけはお金がかかっているだけ
これまでの日本のゴジラ映画に比べ十分にあります。

ところでサンフランシスコの都市が怪獣たちによって
破壊されるような大惨事にもかかわらず
大統領が一度も出てこず、
一人の将軍だけしか出てこないのもよくわかりません-----—-。

 

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