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毎週、金曜日は嘉麻 S PROJECTの定例打ち合わせでスタッフのスミくんとともに
現場へ行っています。

今日は内部サニタリーまわりの床タイルと壁タイル材料の確認と
外部に使用している杉パネリング材についてクリア仕上げとするか着色仕上げとするか
CGで着色したものを使用して施主と打ち合わせを行いました。

現場の大工さんを含め、パネリング材が当初貼った時点より
いい感じで焼けてきているのでクリアの方がいいのではという意見が多く
実際に材料に着色したものとクリアをかけたものを作ってもらい
最終的に確認することになりました。

建築の現場というのは、こういう場合、何度も慎重に対応していきながら決めていきます。

住宅の設計において雨樋をどこに落とすかとても重要で、目立つところに落とすと
建物の外観デザインが台無しになってしまいます。
人によっては雨どいについて全く意識されていない方もおられますが
それは見えていない(気付いていない)に等しく
ボクの立場からすると考えられないポイントになっています。
建物をフレーム化したデザインでくるむ場合、フレーム状に壁をふかした外部側に
雨どいを落とし隠すことができる利点があり
この方法はSHIMA STYLEの時から行っています。

この嘉麻 S PROJECTの建物も屋根が片流れの形状で一番下がったところに内樋を作り
両端部のフレーム部でたて樋を落としていますので樋が全く見えないようになっています。
飛んできた葉っぱなどで詰まった場合に備え、内樋にはオーバーフローを設置しています。

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