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きょうは広川 M PROJECTの地鎮祭。

ご相談を受けてから着工までに1年かかりましたがとても感慨深いものがあります。
施工は筑羽工務店のハタさんで半年前から特命で見積もりの予約をお願いしていました。

現在、独身の施主の方とお母様のための2世帯住宅で1台分の庇付屋外駐車スペース
から2台分の車庫+バイクスペース、趣味室、個室、LDK,個室(お母様)、サニタリーと
連続的に一列につながった空間で落ち着いた天井高さと
西洋的空間の高さの共存を狙ったヴォールト天井の採用により
連続性がより強調されることになります。

リビング・ダイニングの空間にはお母様の持ち物であるアンティーク家具を中心として
施主の持ってらっしゃるソファやテーブルと組み合わされることになり
ヴォールト天井の採用はインテリアからの発想を拠り所にしています。
また、今回は開口枠の幅を太くしアンティーク家具へのすり合わせを行っています。
空間はお母様のお部屋である個室から施主の個室に行くに従い
ヴォールト天井による共有性を図りながらクラッシックから次第にモダンへと変化し
最後はガレージスペースとしてのメカニックな場へ到達します。
お二人の趣味の違いを遮断ではなく、連続する空間に連動させながらグラデーション状に
変化させるというのがこの住宅における大きなポイントになっています。

 

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