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うちの鬼嫁から田川のプロジェクトを観に連れて行ってくれるはずだったのでは訊かれ、
ああー日曜日はセミナーで熊本だしと言うと
わたしも仕事だから今日しかないの----------と言われました。

はあ—仕事が------と思いながらも自宅見学の許可を施主に連絡、
再び田川に行くことに。

イギリスのオーディオメーカーKEFにホワイト色の特注で頼まれたスピーカーも入り
オーディオとルートロンによる照明システムの調整が行われていました。
ルートロンによる演出照明の設定はipadによって行うことができるように
プログラミングの作業がずっと行われています。

今回、ルートロンの照明システムは入口のゲートシャッター及びガレージシャッターに
連動できるプログラムを行い、外から車で帰宅した際、
ゲートシャッターのボタンを車内リモコンから押すと
ピロティーの床に埋め込まれたアッパーライトが
自動点灯し次第に明るくなるように設定、
その他パーティーなどの来客多数の場合の設定など
照明による演出を調光も含め自由に設定しプログラムすることができます。

主寝室にもこのシステムを入れておりベッドヘッドのアッパー照明、天井の間接照明
ダウンライトなどが連動し睡眠に至るリズムに合わせ明るさをゆっくりと落としていくことが
できます。きょうもまだ調整中でルートロンの調光スイッチがついていませんでした。

また、照明以外に枕もとには中間期や夏場の自然通風として開口部を組み込んでいますが
寝室の暗さを保つとともにベッドヘッドまわりのデザインをすっきりと見せるために
内側に上げ下げ戸を設置しています。

主寝室に面するクローゼットの扉はフリーで動かせる二つ折戸にしており
施主からは非常に好評でした。
また今回、クロゼット内部のポリ合板をブラックとしたところうまく高級感が出せたと思います。

折り戸の引手は扉をたたませてフリーでどちらかに寄せた場合、出っ張ると当たるため
埋め込み式でうるさくないものを探しました。このシルバー色は仮付で後から
扉の色に合ったステンカラーと取り替えることになっています。

今回、扉については施主から事前に安っぽくならないように再三言われており
かなり注意しながら前田建具の前田さんと打ち合わせを行いました。
特にメインスペースであるリビングへの出入り部分の扉は高さが2.5mある
引き戸になっており厚みが5.5mmある無垢材のウォールナットを使用
オートクローズド機構を取り入れた重みのある上吊り扉としています。

などなど-----–。
初めて施主の方に嫁を紹介したところ、
自分が関わった建物の見学に妻を連れてくるというのは
相手に対しても好感をもたれたようでシステムキッチンのハイチェアに座り
コーヒーをごちそうになりました!

設計者のみなさーーん!!
およめちゃんをどんどん連れて行こう!!

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