福岡の建築設計事務所「大石和彦建築アトリエ」

昨日は、飯塚に１年前に竣工した住宅、パラレルの１年検査に
担当だったフジヤマと行って来ました。
外観は菊水化学工業の低汚染塗料を使っていることもあり
雨だれや汚れもなく非常にきれいでした。

内部は床が６００角タイル、壁・天井ともしっくい仕上げですが
ほとんどひび割れもなくきれいな状態。
この住宅では、床座の生活が基本になっており、ダイニングテーブルがなく
リビングでのちゃぶ台形式の食事とくつろぎが、
昔の茶の間のような形で使われていますが、
日本の伝統的生活スタイルをベースにしながらも全く泥臭くないところが
新しい住まい方として伝わってきます。

小物のセレクトが素晴らしく、
全体のインテリアとの統一感に住まわれている方のセンスの良さを感じました。

１０日前に長年飼っていた柴犬のドラミちゃんが１８歳で他界したそうで
ワンちゃんの仏壇がインテリアに合わせさりげなく置かれてありました。

施主にとっては長い間、連れ添った大切な家族でした-----–。

キッチンは一部が朝食用のカウンターとして作られています。

キッチンのとなりにあるサニタリースペース

透明感のあるモノトーンがベースのお住まいに
ご自分たちの趣味を生かしながら美しく住まわれておられるようで
脱帽です！ありがとうございました。