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2011.02.09

現実

2日間、建築家としてかっこよく話をさせてもらいましたが今日から現実。
デザインスケッチだけかっこよく起こしておけばいいというものではなく、
何でもしなければなりません。
銀行への振込みやら、税金の計算やら、実施の図面書きやら、修正やら
スタッフの図面のチェックやら、現場のタイルの目地割りやら、パースのスケッチやら、
屋根防水の納まりやら、etc,etc-----–。
そういった毎日の地味で泥臭い積み重ねの先に
結果としての美しい形と空間があります。

独立までも、独立後も、ながーい、ながーい下積みを経験してきました。
38才まで一度も住宅の設計をしたことが無く
住宅の設計がしたくて会社を辞めたのですから
勇気がいる決断でした。

でも昨日のように多くの施主の方々に喜んで住んで戴いていることに
喜びを感じることがやりがいになっています。

さて、プロトタイプ住宅の明日の提出に向け、実施図面の修正図の再チェック。
自分の図面の修正と共通フレームへの落とし込みに思いのほか時間がかかる。

熊本H PROJECTの前田建具の前田さんが書かれた家具施工図面のチェックを行い
フジヤマに渡す。

百道M PROJECTの現場に行き、階段のらせん部分の段板と丸柱との取り合いが
良くなく打ち合わせ。型板を使用して確認しゴーサイン。
外部の塗装前のシール色の区分けが指示通りにされていたものの
納まりが悪いところが見つかり悩む。

アトリエに戻り、アリヨシに佐賀 乳腺外科クリニックのパース用データを渡し、
アングルの指示。
今週土曜日に予定している乳腺外科の打ち合わせ用の各室展開図を1/30で起こす
作成作業に入る。

前原の南風台の地盤調査の段取り指示と構造の検討などなど。

2日間の仕事の空きと実施設計の提出が重なり、今週はバタバタになりましたが
取り合えず実施設計をクリアできましたので来週からは、大丈夫です!

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