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今週の土、日に北九州で行なわれる建築展に
6月に竣工した飯塚のパラレルハウスの写真を使用することを
撮って頂いた岡本さんに相談したところ
大きく印刷できる機械を入れたから、自分のところでやってあげるということになり
きれいな写真が出来上がってきました。

これまで、使い捨てのつもりでアトリエの印刷機で小さな画像を
スチレンボードに張り合わせ両面接着テープで展示用のブースに掲示していましたが
今回は、きれいな写真にしわが入らないように
展示用ブースに掲示しなければなりません。

1、3分割にされたボードを横一列にどのように並べるのか。
2、アルミの端部カバーによって接続されている展示用ブースの凹凸に対し
  ボードをどのように掛けるのか。

などを考慮しながらも、まずは大工用品があるダイクスに行ってみようと
いうことでアリヨシとともに行きました。
両面テープでの固定だと剥がす際、ボードが傷むため、
上部から吊るす方法を考えるものの
スチレンボードにどのような金具を取り付けるのか、
厚さ7ミリのボードを挟む方法をイメージし探しましたが、
そのイメージに合う金物が見つかりません。
天井の回り縁に使う塩ビ製品であれば、
7ミリを挟むものがありそうですが置いてありません。
結局これは両面接着のフックを付けようということに。

次に3分割されたボードを一列にそろえるために15ミリの塩ビ製のL型アングルを
ボード背面に取り付け、そのつば部分の両サイドにマジックテープのメスを張り
セッティング時に分割部分をまたぎマジックテープのオスで止めることに。

最後に高さが1800ミリあるブースにどのように掛けるのかについては
ナフコに行き、真ん中がライン状に空いたL型の金具を見つけ
それを二つ組み合わせ、羽型ネジで止めるようにすれば
ブースの厚さに応じて、コの字状の金物になり引っ掛けることが可能になります。

それにワイヤーを引っ掛け、ボード背面のフックに引っ掛ければOKなのですが
ステンレスワイヤーが金額が高いのと長さの調整が難しいため、
チェーンを使うことにしました。
チェーンだとどこの穴にも引っ掛けることができるため
セッティング時に自在に対応できます。

展示方法一つをとっても、既製の考え方ではなく、何かをイメージし
その場でいろんな材料を見ていく中、臨機応変なアイデアを出すことで
解決につながっていくところが予測できない面白さです。
日曜大工の店には、頭を柔軟にさせるヒントが潜んでいます。

さてうまくいくかどうか?
  

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