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おととい、仕事が終わり寒いのでスタッフのフジヤマを家まで送ってあげようと
外に出たところ、車の後に知らない車がライトを点けたまま停めてありました。

アトリエの前の駐車スペースは、敷地内に道路と平行に2台縦列で
停めれるようになっているのですが、
うしろに車があるため、出せません。
こういう場合、どうしても感情的になってしまいます。

何のことわりもなく、全く知らない人が勝手に自分の所の駐車スペースに車を停め、
且つ、そのために車が出せないのですから----------。

車のクラクションを2度ほど鳴らすと、道を挟んで立ち並ぶ向かいのマンション群に
大きく響き渡りました。
さらに反応がないのでもう一度、クラクションを鳴らすと、
向かいのマンションの上の方からすいませーーんという声が。
小走りで降りてこられた女性に対し、
つい大きな声で「どうして人の駐車場に勝手に車を停めるんですか!!」と言いました。

すると、日頃いつも挨拶を交わしている感じの良い向かいのマンションの奥さんが
後に立っておられ、平謝りされていました。
どうもこの方のお友達が事情を話されず、停めておられたようで
ボクもその場は、すぐに矛先を納め、フジヤマを送って自宅に戻ったところ、

たまたま一部始終を2階の自宅で聞いていた鬼嫁より一喝!
「あなた何様なの!」
へ??なん??
「クラクション鳴らして、大きな声で叱って—-、こういう場合人間性というものが出るのよ!」
え?なんでボクが怒られんといかんと?
向こうが悪いんじゃない------。
そういう場合は、「置いていただいて構いませんが、
これからは一言ことわってから置いて下さいね。」と言うものよと言われました。

はあーうちの嫁は善人だなあと改めて感心するとともに、
年を取っても失われないこのピュアさがいいんだと思った次第。
感情的にならずもっと優しくならなければと反省しました。
このようにズバッと言ってくれる人は必要で、
人間年を取るほど純粋さが失われ腹黒くなってくるので、
常に気をつけなければと思いました。

翌日の朝、向かいの奥さんがりんごを持たれ
改めてお詫びに来られたので
恐縮しましたが
先ほどの嫁に言われた内容を言って、
自分自身も何だか胸のつかえが下りるとともに
やはり、きちんとされた方なんだと改めて思いました。

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