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きょう日曜日は、7時半に起床。9時半からの大橋の九大サテライトスタジオ
での「みんなでキッチンをつくろう」に行って来ました。
「みんなでキッチンをつくろう」は、建築プロデュースのプロトハウスさんが
九大のユニバーサルデザインの平井先生と協同で消費者サイドのニーズを読み取った
新しいキッチンのあり方についてブレーンストーミングを行い
提案をするためのワークショップです。
3組の一般参加者に各々3名の建築家と、ブレーンストーミングのやり方を知っている
3名の学生が付いての進行で、やり方がよくわからなくても
何とか彼らの舵取りで進みました。

午前中は、まず、料理を通して困ったこと、いいことなどを各自ランダムにあげ
それを学生が1枚づつポストイットに書き込んでいき、最後に大きな用紙に貼り
グルーピングします。そうすることで項目ごとの問題点の確認を行います。
我々のチームでは、料理上手な方もしくはやりくり上手な方にとり
料理をしながら片づけを平行作業するため、食洗器や水切り棚は必要ないとの話が出たり、
分譲マンションにおいて最初から付いている対面式カウンターは
朝食用としてわざわざ使わないとか、
キッチンの流しの下はオープンにしてワゴンなどで自由にカスタマイズできるようにしたいとか
コンロとシンクとの間は最低60cmは欲しいが、反対側のシンクよこスペースはほとんど
使用しないため15cmくらいで十分とか
コンロ前のおたま掛けはほこりがたまるのでいらないとか
自閉式の引き出しなど余計とか
いろいろと現実的な部分で参考になる話が出て、キッチンそのものをもっと原型として
シンプルに考え直すことが必要かもしれないと思いました。

昼食を挟み午後からは、好きなキッチン、嫌いなキッチンを用意された雑誌の中から
切り抜き、大きな用紙に貼り、ポストイットでコメントを付けていく作業を行いました。
それから導き出されるアイデアを、与えられた時間の中で20項目上げることを
求められました。
意外だったのは3組ともスタイリッシュなキッチン対する抵抗が多く、求められているのは
ナチュラルで緊張感を強いらないデザインであり、暖かみのある素材、カラーなどでした。

最後に1時間半のなかで、まずキャッチフレーズ、デザインの展開、収束と
ぎりぎりの時間の中、みんなでディスカッションを行い、残り30分で1枚の大きな
用紙に提案をまとめさせられます。とにかく短い時間的制約の中でほんとにまとまるのか
凄いプレッシャーの中でそれぞれのチームの一員が各々役割分担をして作りました。

そして各チーム全員でのプレゼンテーション。
終わったのは午後5時。
あっという間の一日でしたが、意外と面白かったことも事実です。
みなさんお疲れ様でした。

“「みんなでキッチンをつくろう」” への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    先日は、お世話になりました、山ちゃんことKICHI,KITCHENのフィーユです。一日中、好き勝手、言いたい放題で、何かお役に立てたのならいいのですが…(笑)
    とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
    大石さんのブログ、HP 両方をワークショップ当日の記事に、リンクをいれさせていただきましたので、事後報告ですが…ご一報いれさせていただきますね。
    話題に登った、あかねサンの「赤いトイレ」も記事内にリンクしておきました!!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    こちらこそ!お疲れ様でした。
    イイタカ放題をまとめるのに大変でしたゼッ!
    しかしながら、あかねさんの赤いトイレの話にはびっくりしました!
    きっと前世は外人だったんだろうと思いました----------。
    HPとブログのご紹介ありがとうございました。

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