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きょうより、茶山 K PROJECTのスタディモデルを近大の古市くんに
作ってもらうことに。
まず、先日スケッチをした案の模型を作ってもらいました。
スタディを作ってみると、頭の中のイメージとの違いがわかり
修正すべき部分が見えてきます。
道路側正面に平行して立てた一番高い壁が余計なので削ることに。
右側の斜め壁が公園と道路との境界ラインに沿って、住宅の中に貫入してきます。
2階のリビングからは、壁によって公園の借景の緑がパノラマ状に拡がります。

敷地境界の斜めラインを利用した簡潔な案ですが
もっともシンプルで悪くない。一番奥の壁をもう少し高くしたほうがバランスがとれる。
公園側に面した平屋部分の壁は、2階フロアより少し立ち上がって公園からの
視線をカットするとともに3枚の構成上の壁の一つとして強調されます。

つぎに、ヒラノの渦巻き状の形態要望に対して古市くんが作ったスタディ。
構成としては一番かっこいい!
でも予算が厳しいのでクリアできるかが問題。
今後は、前面の駐車スペースをどう組み込むかがポイント。

さらにもう一案。これはかれの独自案。矩形の箱の一部を中に折りたたむ操作
によって生み出される内部空間への外部空間の挿入。これは面白いと思います。
どのようにプランニングできるかがポイントで、シンプルにできれば実現が可能に
なってきますが、公園に対しての閉じ方が施主にどのようにアピールできるか
難しいところです。

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