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2018.01.08

噛み合わせ

昨年の8月末に1年がかりで歯のインプラントが終わりました。
左上あごの前から奥へ4番目の歯を抜いてから
時間を掛けた治療が行われ、
やっと空いていたところに新しい歯が埋め込まれました。

ところで、4月のブログにも書きましたが
ずっと左側肩甲骨周囲の肩こりや左側手先、腕等のこりや痺れ、目の上の頭痛、
左側首の付け根のこり、不眠などに悩まされ、
神経内科や整形外科などで診察を受け、首のヘルニアではないものの
軽い頚椎症による諸症状だと言われていました。
したがってこの半年間、体調があまりよくありませんでした。
頚椎症は首の牽引や薬等による症状の緩和方法しかないようで、
気長に向き合っていくしかないと諦めていました。

ところが-----インプラントによる歯が入った途端、
体調不良の原因は歯の噛み合わせの不具合によるものではないだろうかと
思えてきました。

この噛み合わせによる下あごと首の付け根の接点部が
神経系統と何らかのつながりがあるような気がします。
もしそうだとすれば、歯の噛み合わせ具合が体全体の神経系統に
影響を与えていることになります。
昨年秋、NHKスペシャル「人体ー神秘の巨大ネットワーク」では
これまで人体の各臓器は脳からの指令によって調節されていると
思われていたことがこの30年の研究により各臓器が指令を出し合い
巨大なネットワークによって繋がっているということが紹介されていました。
東洋医学では人体に張り巡らされている神経系統のツボを刺激することで
症状が改善されることが当たり前となっていますが
やっと科学的解明が進んできたと言えるかもしれません。
というのも歯の治療を終えて以降、
神経の炎症を取る薬は飲み続けていますが
次第に症状が治まってきました。

したがって歯の治療次第によっては全体の神経系統に影響を与えることが
あるのではないでしょうか。
  

   

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