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先日、香椎O OROJECTの上棟時に甲斐建設の社長さんに
お仕事の状況を伺ったところ、次から次へと仕事の依頼が来るのを
現況では対応できないため全て断わられているということでした。

来年の3月まで詰まっているそうで、
公共工事も含め引き受けることができない状況のようです。
来年度に予定されている消費税増税に対する駆け込み需要も大きいかもしれませんが
東日本震災復興と2020年東京オリンピック決定、アベノミクスなどが重なり
建設需要が急速に膨らんでいるように感じます。

デフレ下の不況のため会社を辞め福岡に戻っている人などに
本社から今後、東日本を中心とする急速な経済需要に備えるため
人材確保の動きが出ているところもあり
今後、西日本を中心に人材不足による建設費の高騰が続くようになると思います。

現に住宅建設においてはすでに基礎工事(鉄筋、型枠など)の人間が集まらず
工務店は苦労されているようで、甲斐建設さんは鉄筋コンクリート造の仕事は
できない状態だと言われていました。

きょう、筑羽工務店のハタさんが見積もりの減額調整で打ち合わせに来られたので
状況を伺ってみると、もう10件以上見積もりの依頼をお断りしているとのことでした。
いつもお願いしているうちのアトリエでさえ、ハタさんところへの見積もりは
半年前から予約してお願いしている状況ですから、
急に飛び込みで見積もり依頼されても無理なのは止むを得ない状況です。
うちなんか早速、来年1月末に次の物件の見積もり依頼の予約を入れました!

これからは、これまでお付き合いのある工務店に特命工事として
早めに依頼工事の予約をしておくことが必要になると思います。

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