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建築プロデュース会社のプロトハウスさんからの紹介物件である
嘉麻市 S PROJECTがようやく工事金額が決定し
契約に立ち会いました。
施工は北九州市にある千葉工務店さんです。

昨年末に3人の建築家と面談され、予定では7月ぐらいにはご入居されたいとの
ご希望でしたが、ボクのアトリエではもっと時間がかかるということは
お伝えしていました。

当アトリエを選ばれた後、1月末に提案を行いその後、基本設計の段階で
土地の接道条件の問題や融資などの点で時間がかかり
実施設計後の予算調整などもあり着工がだいぶずれ込みました。
接道の問題ではご実家の敷地内に建設することもあり
施主のお父様のご尽力が無ければ建築そのものが難しかったかもしれません。
役所との交渉によって展望が開けました。
生みの苦しみというのは建築本体以外の前段階から絡んできており
いくつもの障害を施主とともに乗り越えながら進んでいきます。
建築という仕事は本来、原点として感動を伴うものだと思います。

現在、現場は人吉と熊本の御領と香椎の3件ですが
人吉と熊本は10月中に竣工予定で
現在見積もり中の広川の物件を入れると11月からは
再び3物件の体制でやっていくことになります。
さて広川 M PROJECTは生みの苦しみの第2ステージとしての
予算調整が始まります。

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