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2013.01.22

漆という力

先週、ボクがアトリエにいないときにウシオスペックの佐藤さんが来られ
新たなカタログとともに愛知県の豊田市美術館で行われている「漆という力」という
作家展のポスターと招待券を頂きました。

豊田市美術館は谷口吉生氏の設計による傑作と言われる建物の一つですが
まだ行ったことがありません。
できれば一度見てみたいと思っているのですが。

ところで「漆という力」というこのポスターを眺めていると
漆の持つ魅力を新たに現代的な形で甦らせているこの田中信行という作家の方は
凄いと思いました。恥ずかしいながら全然知りませんでした。
日本古来からある漆というものは、
本来、日本家屋の奥の間で水のような輝きを放つ器としての存在感があったものの、
その後現代においてどこにでも反射するものが溢れている空間との関係性の中で
本来あるべき存在感が無くなってきたのではと思っていました。

4月7日までということですがどうしましょうか----------。

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