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今日、日曜日、千葉の住宅の施主検査及び引き渡しのため
日帰りで千葉へ行って来ました。
まだ、一部残工事があり、写真は十分に撮れませんでしたが
一部をご紹介します。

敷地は北西の角地にあり、南側隣地は一段下がった造成地になっています。

建物は鉄骨造の3階建で2階部分が北側と西側にせり出し、
西側は道路斜線ぎりぎりまでせり出しています。

2階の白い横リブ(ニチハサイディング、リブ9のパネルたて目地は同色シール材により
ほとんど目立たずヨコリブ連続感が強調されています)によって取り巻かれた壁の中に
二つの中庭とパブリックスペースが入り、
さらに一つの中庭が1階の中庭とつながる立体的構成になっています。
この構成は残念ながら今回は撮影できていません。


2階リビングスペースで右側が中庭側の開口、吹抜けを通して3階と繋がります。
箱の中には日本スティーベル社の蓄熱式輻射暖房が入っています。
手すりは12×32のフラットバーを使用しています。


壁によって取り囲まれた二つの中庭にリビングは面しています。
吹抜け部分は天井及び壁からのストレートな立ち上がりを避けるとともに
飼猫のキャットウォークとしての使用を考慮しています。
したがって3階のボイドを切り取ったような見え方になるようにしています。
写真正面の左側が和室出入口、右側は中庭への出入口、間に構造上大切な
100×100の鋼管柱が立っており、この柱に三つの建具がぶつかる納まり。


ダイニングスペースからキッチン
キッチンは流し、コンロ、冷蔵庫を一つの箱として見えるように化粧突板によって
仕上げられた壁により空間の中にアイランド状に独立しています。
箱の先の左奥が家事カウンター。


さらにリビングを斜めに見たところ。


和室は間口が1間しかありませんが、京間サイズのたたみを使用し
一部地板スペースもあるのでそんなに狭く感じません。
ここは二つの中庭に挟まれた東屋のようなスペースです。
正面押入の左上部を上に開けると持込の壁掛けエアコンが入るようになっています。

あいにくの雨でしたが外観から受けるイメージと違い
内部はとても明るく拡がりのある気持ち良い空間になっています。

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