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2010.09.18

中学の同窓会

きょうは、2年に1度行なわれている中学の同窓会に出席しました。
2年前は参加しなかったので出席は4年ぶりになります。
我々の百道中学は当時、クラス数が8組あり、
1クラス当たりの人数が38名くらいでした。

当時、うちのクラスの担任は英語のF先生で今日もお元気に参加されていましたが
もともと、生徒に強制することが嫌いな性格であったためか、
卒業写真という後々まで残ってしまう記念写真の撮影でも、
他のクラスはきちんと整列して写っているのに対し
唯一、先生も草履で芝生の上にあぐらをかいた状態で写られ、
生徒の自主性を尊重してかうちのクラスだけが
気ままに写った個性的な卒業写真になっています。
また、この日、写真撮影があることを知らされていなかった(と思うのですが)
ボクと自衛隊に行ったサックンは、白い長袖のワイシャツのまま
いつまで着続けれるか競争をしており、
全校男子生徒が白いカラーをきちんと詰め、黒の学生服で整然と写っているのに対し、
二人だけが違う服装で写り、
永遠に時が止まった状態で保存されていることは、
このクラスのいい加減さを知る思いで面白く感じます。

ウンチョ、フルッチョ、センパイ、ヨウカイ、タカブーなどなど
あだ名で呼ばれていた連中は、54歳の立派なオジサンになりました。
特にタカブーは、早稲田大学のロボット工学の教授で世界的な権威です。
手塚治虫の「鉄腕アトム」に描かれているロボット社会の到来を
実現させるような立場にいます。
今回の同窓会に東京からわざわざ来てくれました。

また、今回は来ていませんが、大阪でちんどんやをしている林幸次郎も
中学の同窓生です。林くんの人生はNHKドラマ「青空にちんどん」になりました。
かれとは高校の3年でも同じクラスになりますが、当時から斬新な絵を描いていました。
ボクと同じ芸工大を受けましたが、願いが叶わず、立命館大学に行ったのが
彼の運命を大きく変えることになりました。
芸工大に行っててもきっと何かで有名になっていたと思います。

中学の同窓会は、高校と違い様々な職種の人間がいるのが面白いところです。

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